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Aladdin's cock

日かげ いつか月かげとなり 木のかげ・・・山頭火       

胡麻の花が咲いた・・・

ゴマゴマ 胡麻の花が咲いていた。こんなに近くで胡麻の花を観るコトは・・・と、思い返してみれば、子どもの時以来ということになる。昔、見た胡麻の木は背丈がズッと低かったような記憶があるけれど、現在のモノとは種が異なるのかも知れない。それにしても、胡麻畑を見ること自体が珍しくなってしまったのではないかと想う。胡麻の花をこんなに近くで観ることも初めてなら撮るのも初めて・・・美しいピンクの花が、これほど毛羽立っているとは知らなかった。また、「ゴマすり」、「誤魔化す」など「ゴマ」との関わりはどんなことになっているのか・・・ゴマ胡麻雑学していたらこんな記述があった。




 昔からゴマを使った料理は多い。
どこの家庭にも擂鉢があった。
白ゴマは和え物に、黒ゴマは餡ものによく使われた。
自家製の煎餅焼き器なるものがあり、ゴマ煎餅を家庭で良く焼いていた。われわれにとってこれほど有り難いゴマだが、良いイメージばかりではない。
「ごまかす」「ごまをする」「ごまのはえ」「ごまよごし」「ごまみそ」など、悪いイメージのものが多いのはなぜなのだろう。「ごまかし」は胡麻菓子で江戸時代に胡麻胴乱という胡麻で出来た菓子があり、ふっくらと膨らんで美味しそうなのだが中が空洞でまずかったところから胡麻菓子となり、誤魔化すになったと言われている。「ごまよごし」も胡麻汚と言う胡麻で和えて出来た菓子があり、見た目に汚らしかった所から付いたという。「ごまのはえ」は胡麻の蝿で、黒ゴマに止まった蝿は見分けが付かなかったところから、怪しげな者を差して使われたらしい。











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蒼い実 赤い実・・・

ブドウタカノツメ 山友から頂戴した野菜と葡萄・・・ブドウの名前は聞くのを忘れたけれど、栽培するのに薬品など何の手も加えていない「素」のママのブドウらしい。やや小粒の実を口に入れてみたらなるほどタネもあり、素朴な味がする・・・飽きのこない味、「素の味」がした。ブドウについても少しは調べてみようと検索していたら「ブドウの白い粉」、あれはブルーム(bloom、果粉)といわれるもので、果皮の表面にあらわれる白い粉状の蝋物質なのだそうで、熟した新鮮な果実によく見られ、果実が自ら分泌したものなので人体にはまったく無害、リンゴやブルーベリーやスモモ、また、キュウリなどの野菜でもみられるという。もうひとつ、赤い色が鮮やかな唐辛子の雄「タカノツメ」・・・もう、つり下げて干すように束ねられていたものを上に向け燃えるような「赤い鷹の爪」を撮ってみた・・・唐辛子も雑学してみたら、1542年、ポルトガル人宣教師が豊後の国守「大友義鎮」に唐辛子の種を献上した記録が残されているので、間違い無くこの頃に日本へ渡来したものと言える。中国へ伝わったのが明朝の末期(1700年頃)だと言われ、日本の方が先に伝わったことになる。唐辛子の「唐」は中国のことではなく「南蛮渡来」を指すと思われ、その後に朝鮮半島へ伝わったと言えます。その証として唐辛子は今でも「倭椒」または「倭茄子」と呼ばれていることからも判る。しかし日本への渡来には、他にも、いくつかの説があるらしい。山友から頂戴した野菜の数々、現在“鷹の爪”は陰干し中・・・胡瓜、茄子、ピーマン、オクラ・・・等々どれを食べても美味しいのです。何がこんなに違うのかと考えてみたら、どうも育ち方そのものが「素」に近いのではないか・・・そんな環境が「限りなく素に近い味」を醸し出しているのではないか・・・と、「素」に拘るコト頻り・・・素ボケ老人夏の夕・・・。

ブドウブドウ
 「青葡萄」季語としては夏・・・


雫かと 鳥もあやぶむ ぶだうかな




    加賀千代女(1703-1775)


◆一房の葡萄 有島武郎(-5分で読む名作集-)









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ゆく夏惜しむ碧い空・・・天才放浪画家を想う

江井ヶ島江井ヶ島 8月も終盤、駆け込みで「放浪の天才画家 山下 清展」を観に出かけた。テレビや映画でお馴染みになっているので、名前はよく知っていて
江井ヶ島も、その作品については、代表作「長岡の花火」や「桜島」などの貼絵が記憶に残っている程度で、詳しいことはあまり知らない・・・貼絵のほか、晩年のペン画や水彩画、皿に絵付けを施した陶器など、それに施設を飛び出し放浪を繰り返す度に書くことを義務づけられていた“放浪記ノート”なども展示され、作品の素晴らしさもさることながら“山下清という人”への興味は尽きることなく、ボクトツで素朴な、その言動の数々、「素」の圧倒的なパワーにうちのめされることもしばしば・・・山下清の文章には句読点がない。そのわけは“人と話をするときは点やマルとはいわないんだな”とは本人の弁。山下清清絵施設を抜け出しては放浪を繰り返し、繰り返す度に記憶をもとにノートに記し、テレビドラマや映画などでは、旅先で絵を描く姿が紹介されているけれど、実際には数カ月から数年の旅から帰った後、記憶に刻んだイメージを基に創作していたといわれている。右の画像は繰り返す放浪のアト施設の学園長宛に書いた句読点ナシの反省文・・・始末書?も、お見事と言うほか無い。また、海で溺れかけたときの文章には、よくある、悟りきった風の詩人や僧たちの、解った風な当たり前過ぎる語録や説法には及びもつかぬ圧倒的な「素のパワー」を感じてしまう。

◆手足の動きが鈍いので急に海の中へ潜りかかった 水に溺れたら命はないと思って夢中になって手足を動かして 泳ごうとしてもだんだんと海の中へ潜ってしまうだけでした この時生まれて初めて一番怖い思いをした もう助からないな もう命はないな 死にたくはないと思っていても だんだん海の中へ潜ってしまうので 自分の思うようにはいかない 助からなければどうしても死んでしまうので 死んでからの先の世の中のことは分からないので 死んでから良いことが来るか 悪いことが来るか死んで生き返ってみなければ分からない
◆俺が旅行するクセは急に治らないので だんだんとクセが治ってから 同じ場所でいつまでも長く絵を描こうと思う クセが治るまで1年くらい旅行するとクセが治ると思う
◆「わしも山下清に毛がはえたような男です」と近所の人に話していた 僕はびっくりして「僕に毛がはえたらというのは どういうわけですか どこに毛がはえるとあなたになるのですか」と聞いたらみんながドット笑った
◆「サインをしてもらったものは何処へどうしまっておくのか それを時々持ち出してながめて面白がっているのか聞いてみようと思ったこともあるが面倒なのでそのままにしておきました」

まだこの他に裸で千円札を持っていたら警察に連れて行かれ警察官に虐められた話なども会場には書かれていたけれどカタログ図版には省かれていた。映画「裸の大将」など知名度が上がるにつれ洗練されていったのか?映画の中の自分とのギャップも感じていたようでデフォルメされた姿を快くは思っていなかったようである。
ベニス清コペンハーゲンヨーロッパ旅行の際にも山下清はこんなコトを言っている・・・「墓の絵はなんべんも描いたな 横浜では外人墓地を描いたし フランスでもゴッホの墓を描いたな ゴッホの墓のそばにもっといい墓がたくさんあったのに周りの人がどうしてもゴッホの墓がいいって言うから 暑いのをがまんして描いたな みんな墓におまいりにいくけど 死んだ人にわかるかな 死んだことのない人が死んだ人のことがわかるかな ぼくは墓のあるところがしいんとしてるとこが好きなんだ」“放浪する天才画家の作品”は、今や、完全に独り歩きを始めたようで「素」でしか生きられなかった天才画家「山下清」に・・・缶チュ~ゥハイッ!!










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自生するキキョウ・・・三草山麓

オケラキキョウ 三草コースの山頂近くまで歩いたところで桔梗の出迎えを受け、近くには小さいけれどオケラも花を咲かせ始めている。日本の山野から急激にキキョウキキョウその姿を消した花のひとつと言われている“桔梗”・・・ではあるが、シーズンになれば、三草山界隈ではまだ自生する桔梗を、かなり観ることができキキョウる。それも約1ヶ月くらいの間にアチラで二輪、こちらで一輪といった調子で、草むらの中に自生する花の美しい姿を見せてくれる。桔梗(キキョウ)の名を持ったキキョウ科の花にはタニギキョウ、サワギキョウ、ヒナギキョウ、キキョウソウなどがあるけれど、タニギキョウは4~6月にかけて関西では低地の山裾に群生し、ヒナギキョウは夏から秋にかけて小さな可愛い花を咲かせ、野原などで群生すると言われているがコチラはまだ観たことがない。また、キキョウソウは北米原産の帰化種で、葉が茎を抱くように段々につくのでダンダンギキョウの別名があり、とくに関西ではその勢力を伸ばしているらしくて6~7月にかけて道端でもよく見かけるようになった。自生する桔梗の在来種が少なくなったと言われているけれど、三草山麓の自生するキキョウを見る限りでは、そんな話とは全く無縁に想えるほど美しい姿を見せてくれる。三草山麓に、これほどキキョウが自生しているとは知らなかった・・・。


◆幻のオケラ (知識の宝庫!目がテン!)
◆無病息災の薬草「オケラ」(オケラ | 植物の話あれこれ |日本新薬株式会社)

◆サワギキョウ(キキョウ科 ミゾカクシ属)(植物生態研究室(波田研))
◆タニギキョウ(キキョウ科 タニギキョウ属)植物生態研究室(波田研)
◆ヒナギキョウ(キキョウ科 ヒナギキョウ属)植物生態研究室(波田研)
◆キキョウソウ(キキョウ科 キキョウソウ属)(植物生態研究室(波田研))











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マツグミの花が咲いた・・・

マツグミ7マツグミ花8 三草古道のヤドリギ・・・正確には「マツグミ」に動きが見え始めている。三草山に出掛けた時は必ずと言っていいほど利用するコース・・・“三草古道”にある絶好の「マツグミ観察ポイント」のマツグミに花が咲いた。先月歩いた時は上段左の画像のような状態だったのが、現在は紅い花も終わりに近づき果実を着けるものもあるはず・・・と、今から期待している。この木を見つけて以来、1年余り、幾度となくココ
マツグミ花8マツグミ花8を通り、通る度に観察していくけれど、果実が一個だけ着いているのを一度目撃しただけで、花が咲いていく過程を観るのは初めてなのだ。果実がつけば春には赤く熟し、さらに粘り気と甘みがでて鳥たちの食欲をそそるわけで、そうなればヒレンジャクなどが現れてくれるかも知れず期待は膨らむばかり・・・「マツグミ」を手に取るような位置で観察できるところなど、そう簡単には見つかるワケも無く、果実が熟す頃まで、まだまだ楽しめる。


◆マツグミ(ヤドリギ科 マツグミ属)(植物生態研究室(波田研)
◆ヤドリギ と ヒレンジャク(花*花・flora)













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こころ 乱した あの日から ・・・

ニホントビナナフシニホントビナナフシ 盆の15日・・・No.2082.縄師K > ≪ナナフシがついてきた≫(あしアト do_On!)・・・から始まり、奇想天外な展開が期待され、楽しみにしていた“ナナフシ観察物語”も、心優しき人、縄師・Kさんがチラリ覗かせたセンティメンタリズムからNo.2105.秋の月 >・・・別れの朝は・・・(あしアト do_On!)で幕引きを迎え、心なしか寂しさも禁じ得ないけれど、何事も・・・余韻が残る「ホド」のよさ・・・も必要とあらば致し方なし。約1週間、楽しませてもらい有り難うございました。ナナフシその後に寄せる想いも途切れることになったその日、やっと揃った“ハクション!カメラ&レンズ”で、すでに“初撮り”は済ませたけれど二度目の撮影に、近くの里山へ微かな期待を寄せながら出掛けた。“微かな期待”とは、言うまでもない“フシギのナナフシ”との出会いなのだった。午後から歩き始めた里山は暑いばかりで、気のせいか飛び交うはずの虫も少ないように想え、花も観るべきモノもなし、引き上げようか、と思いながら歩いていたら木道の手すりの上を行く「妙な虫」が目に止まった。体型はカマキリのようでもあるけれど、よく観れば足が4本しかない・・・足が4本でも昆虫と呼べるのか?・・・と妙な拘りが邪魔をする。4本足の虫は躰を上下に揺すりながら、やや不自然な歩き方ではあるがけっこう早足なのだ・・・取り敢えず撮影しておこうとファインダー越しに見るこの風貌には見覚えがある。そう!以前に撮ったことのあるナナフシとそっくりなのだった。コレはナナフシの仲間かも知れない・・・それにしても長い2本の前足がない、それに短いけれど羽がある・・・前足は退化した?首の後ろを見てもそれらしき痕跡も見当たらず・・・天敵に襲われて前足を落とした?想いつく限りの想像を巡らせながら十数枚シャッターを切ったところで“4本足”は下の草むらの中へと転げ落ちてしまった??
ニホントビナナフシここで、この日の撮影は切り上げ帰宅、画像の取り込みや補正、縮小など、いつもの手順を済ませたところで、さて何処にお尋ねしようかと思案の果てに、コノ件はアノ人以外には考えられず、ひと味ちがうblog Colocasia's Photo Worldの管理人・今給黎(イマキイレ)氏に何年ぶりかで画像を添付し、メールを送ったら「写真はニホントビナナフシのように見えます。インターネットなどを検索してご確認ください。」と相変わらず、謙虚な返信が返ってきたので、すぐに検索を繰り返し「ニホントビナナフシ」と確認、お礼のメールを送ったというのが「こころ 乱した あの日から ・・・」の顛末記という次第・・・この「ニホントビナナフシ」は単為生殖【たんいせいしょく】をする昆虫で、オスの姿を観ることは殆ど不可能に近い・・・などと書かれていたかと思えば・・・ニホントビナナフシの交尾(ケモの縄張り自然観察 )・・・というblogには見事な交尾シーンの画像が投稿されていたり、その他、好奇心をくすぐるサイトにはコト欠かず、そんな中から拾い集めた興味深いサイトの数々、ヒマのある方はクリック↓してみて下さい。それにしても、巡り合わせとはいえ不思議な日なのだった。

◆ナナフシについて(プラケースワールド ~飼育観察記:生き物たちが見せる世界~)
◆ナナフシ(ナナフシってどんな昆虫?)
◆ニホントビナナフシ(トビナナフシ)
◆不思議に挑戦・ニホントビナナフシ(shizendayori 101)





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G線上の秋雨前線・・・

チョウトンボシオカラトンボ 移ろう季節の節目に差し掛かっているのか、今、晴れていたと思ったら唐突にしぐれ・・・といった空模様の日が続いている。チョウやトンボも葉陰に身を寄せ濡れた羽を干す・・・風に揺られながらジッと待つ、静かに待っている・・・静謐の時、あのアリアでも聴きますか。ついでに「G線上のアリア」をサンプリングしたSweetbox の「Everything's Gonna Be Alright」字幕( 英語・日本語)バージョンも貼ってみた。















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探しモノはなんですか?

?花火 夏時雨の宵、花火を見に出かけた・・・もう何年も、わざわざ出掛けたこともなかった花火見物に、眺望の効く高台を探し、涼しい花火見物を楽
しむことにした。わざわざ花火の撮影に出掛けたという記憶は、その昔から無い・・・。花火を撮影して納得できた試しがないのだった・・・今回は撮影が目的ではなく、場所探しから待ち時間まで、花火を楽しむために出掛け、ついでに少し写真も撮ってくるというフツーの花火見物なのだった・・・前から狙いをつけておいた場所に車を停め、打ち上げ開始までの一時間あまりを、お茶を飲んだり、駄菓子を食ったり・・・しぐれ混じりの宵、涼風に吹かれながら辺りを散歩するのも楽しいもので、思わずこんな唄が口をついて出る・・・夢の中へ 夢の中へ 行ってみたいと 思いませんか Woo hoo hoo-- Woo hoo hoo--Woo hoo hoo--想いのほか素晴らしい花火見物になった夏しぐれの宵は・・・カフェオレ!!

探し物は何ですか
  見つけ難(ニク)い物ですか
  カバンの中も 机の中も
  探したけれど 見つからないのに
  まだまだ探す気ですか
  それより僕と 踊りませんか
  夢の中へ 夢の中へ
  行ってみたいと 思いませんか
  Woo hoo hoo-- Woo hoo hoo--
  Woo hoo hoo-- さあ

  休むことも許されず
  笑うことは止められて
  這(ハ)いつくばって 這いつくばって
  いったい何を 探しているのか
  探すのを止めたとき
  見つかることも よくある話で
  踊りましょう 夢の中へ
  行ってみたいと 思いませんか
  Woo hoo hoo-- Woo hoo hoo--
  Woo hoo hoo-- さあ

探し物は何ですか
  まだまだ探す気ですか
  夢の中へ 夢の中へ
  行ってみたいと 思いませんか
  Woo hoo hoo-- Woo hoo hoo--
  Woo hoo hoo-- さあ

  あー Woo hoo hoo 夢の中へ
  Woo hoo hoo 夢の中へ
  Woo hoo hoo-- さあ














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ボケた かもめが翔んだ日から・・・

カモメジェットスキー ボケた、かもめが翔んだ日から一ヶ月半が過ぎた・・・夏も、ほぼ終盤に入ったようだ。地デジ化へ、カウントダウンの無神経なテロップが消えたと思ったら今度は関西電力でんき予報なる新手の予報が始まった。この国はいったい何処を向いてるんや!?こんなどうでもエエようなことを呟いていたら、今、こんな面白いことが始まっている。あの縄師・Kさんからナナフシを持ち帰ったと電話を頂戴したのが8月15日の夕方、垂水の孫たちがうるさく騒いでいるときだった。ユウスゲで撮り逃したあのナナフシを持ち帰っているというのだ・・・写真に収めるだけ、一日だけ貸して欲しい・・・と言いかけたけれど止めた。あいにく、動くキカイはオビに短しタスキに長し・・・私のカメラ一式は前代未聞の絶不調期に入り込んだようで、持ち主より早くボケ老人の域に到達したらしい。そんなワケで第2世代のセコハンカメラやレンズをなんとか“ハクション調達”したまではいいが肝心のレンズが今日届く予定になっている。カメラより重いものを持ったことがない軟弱カメラ爺は落ち着きのないことこの上なし。そんなこんなで、つい数日前から、お馴染みの縄師・Kさんと、秋の月さんの「ナナフシ観察物語の七不思議」が大変面白いのでご紹介します・・・2082.縄師K > ≪ナナフシがついてきた≫~2094.秋の月 > ナナフシ観察物語・・・(あしアト do_On!)ヘタな電気予報など見るよりコチラを楽しみに見ています・・・とにかく楽しくて面白いですから。レンズはまだ届かんなァ・・・まだや!?・・・運送屋はん、どないなってんねん。










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飯子菜の花が咲いた・・・

ママコナママコナ お盆前の里山へシャシャキを採りに行ったときに今年初めて見るママコナの花・・・今頃はかなり咲いているはず。シーズンになれば美しい紅紫色がかなり目立ってくる。ゴマノハグサ科ママコナ属の花には、大きく分けてママコナとミヤマママコナがあるらしい。また、ミヤマママコナの変種で四国を中心とした関西に多いシコクママコナもあるという。ミヤマママコナは山深いところにあると言われるが、里山の山麓でも見られるという。ただ、ママコナの方が花期が早く、夏の盛りに見かけることがあるといわれているのと、ママコナの花唇の隆起は白く、ミヤマママコナやシコクママコナは黄色であるといわれているので画像のモノはママコナに間違いはなさそうだ。半寄生の一年草で、イネ科やカヤツリグサ科の植物の根に寄生するといわれ、面白い生殖の仕方をする花でもある。 半寄生と言うからには自立もできるというコトで、自らも葉緑素を持ち光合成を行うが、他の植物からも栄養を取り、宿主がいない場合には総体は小さく、宿主がある場合には大きくなるらしい。半寄生植物の、ほとんどは熱帯地方の植物で、山麓の散歩道で見られるのはこのママコナとカナビキソウ程度であるともいわれている。

◆ママコナ ゴマノハグサ科 ママコナ属(-関西の花・夏~秋の花・西宮-)
◆シコクママコナ ゴマノハグサ科 ママコナ属(-関西の花・夏~秋の花・西宮-)
◆ママコナの仲間(植物図鑑・撮れたてドットコム)
◆カナビキソウ ビャクダン科 カナビキソウ属(-関西の花・春~初夏、秋の花・西宮-)






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八月十五日・・・終戦記念日、盂蘭盆会
























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ノスタルジアの向こう・・・サマータイムブルース・・・Love Me Tender

原発
この曲を20年以上前に歌っていた清志郎・・・

2009年5月2日没(58歳)

◆忌野清志郎( Wikipedia)




終戦記念日を明日に控え、盆の“墓守バカ”にも少しヒマができた・・・20年くらい前に、「サマー・タイム・ブルース」と「ラヴ・ミー・テンダー」の歌詞の内容が反原発のため、親会社が原発製造に携わっている東芝EMIが、発売禁止を決定したという曰く付きの歌詞をもう一度じっくりと鑑賞し、原子力について考えてみるのも悪くはない・・・エロボケ老人が“インテリ老人”に見えたりするかも知れない・・・などと、浅はかなことを想いながらヒマに任せてシコシコと2曲の歌詞を書き写してみた。あらためてこうして見ると、忌野清志郎という人は、やはり天才なのだった。

◆忌野清志郎 歌詞一覧(129件)

RCサクセション / サマータイム・ブルース の歌詞

作詞: E.COCHRAN/J.CAPEHART/忌野清志郎
作曲: E.COCHRAN/J.CAPEHART

暑い夏がそこまで来てる
みんなが海へくり出していく
人気のない所で泳いだら
原子力発電所が建っていた
さっぱりわかんねぇ 何のため?
狭い日本のサマータイム・ブルース

熱い炎が先っちょまで出てる
東海地震もそこまで来てる
だけどもまだまだ増えていく
原子力発電所が建っていく
さっぱりわかんねぇ 誰のため?
狭い日本のサマータイム・ブルース

寒い冬がそこまで来てる
あんたもこのごろ抜け毛が多い
それでもTVは言っている
「日本の原発は安全です」
さっぱりわかんねぇ 根拠がねぇ
これが最後のサマータイム・ブルース

あくせく稼いで税金とられ
たまのバカンス田舎へ行けば
37個も建っている
原子力発電所がまだ増える
知らねぇうちに漏れていた
あきれたもんだなサマータイム・ブルース

電力は余ってる 要らねぇ
もう要らねぇ
電力は余ってる 要らねぇ
欲しくない
原子力は要らねぇ 危ねぇ
欲しくない
要らねぇ要らねぇ
電力は余ってるってよ
要らねぇ危ねぇ




RCサクセション / ラヴ・ミー・テンダー の歌詞

作詞: E.Presley/V.Matson
作曲: E.Presley/V.Matson


何言ってんだーふざけんじゃねぇー
核などいらねぇ
何言ってんだーよせよ
だませやしねぇ
何言ってんだーやめときな
いくら理屈をこねても
ほんの少し考えりゃ俺にもわかるさ

放射能はいらねぇ牛乳を飲みてぇ
何やってんだー税金かえせ
目を覚ましな
巧みな言葉で一般庶民を
だまそうとしても
ほんの少しバレてる その黒い腹

何やってんだー偉そうに
世界の真ん中で
Oh,My Daring I Love You
長生きしてぇな
Love Me Tender,Love Me True
Never Let Me Go
Oh,My Daring I Love You
だまされちゃいけねぇ

何やってんだー偉そうに
世界のど真ん中で
Oh,My Daring I Love You
長生きしてぇなァ











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ノスタルジアの向こう・・・

浦富海岸浦富海岸 クマゼミが鳴き始めてから数日になる。阪神、中日戦は昨夜の“スミイチ”を含め、三夜連続の1-0勝負、結果は1勝2敗、その上に落合
浦富海岸浦富海岸監督のアノ顔とくれば、厚塗りの上に厚化粧・・・とにかく暑苦しい。世間では盆休みが始まり夏まっ盛り・・・今年も残すところは三分の一・・・この時
浦富海岸浦富海岸期になればいつもこんなコトを考えているような気がする。今年の残りは三分の一になったかも知れないけれど、つぎの盆までは1年あるワケ
浦富海岸浦富海岸で、区切れば短いこともダラダラと続ければ延々と続くわけで・・・終わるのは息絶えるとき。こんなつまらんことを考えてしまうのも盆なれば
浦富海岸浦富海岸こそ・・・昨日、新聞のローカル記事で昔の写真仲間が『写真帖より・・・お母ん・お婆ん』というタイトルの写真展をやっていることを知り、会場の西脇市、旧・来住邸へ出掛けた。彼の写真は、邸の奥まったところにある土蔵に、モノクロプリントが約20点ばかり展示されていた。サッと、ひとわたり見せて貰った印象は「素晴らしい!!」なのだった。どの写真も、彼が初めて一眼レフを手にした頃のものだと照れながら話してくれたけれど、これほど素直に、撮られる側と撮る側の現実・・・両者にとってコトバ以前の“信頼関係”に裏打ちされた結果としての『写真(人間)関係』が写っていて見事なのだった。そんな関係の結果としての『写真(物)』を見る者(第三者)には、両者の間に割って入る余地など何処にもないけれど、もうひとつの現実(物)としての『写真』に感動を覚えてしまうのも写真の素晴らしさではないのか・・・と、ノスタル爺の撮った単なるノスタルジック写真ではないものを見せられ、まだ未公開だった浦富海岸の画像を並べながら、思わず写真を哲学してしまうノスタルジアな夏の日の午後なのだった。








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イワタバコ咲く・・・六甲山・白石谷

イワタバコイワタバコ 今年もイワタバコを観ようと六甲山・白石谷ヘ出掛けた・・・八月に入ってから二度目になる。数日前が花を観るには最高の状態だったけれど、
イワタバコイワタバコあいにくの雨に遭い、ずぶ濡れの濡れ鼠状態。ザックの中まで濡れていないものはない位の水浸し、カメラだけは、なんとか壊さずに済んだけれ
イワタバコイワタバコど、レンズが一本動かず、使いものにならない。デジカメはとにかく水に脆い。直接水を被らなくても外気温との差で水蒸気が篭もったりすれ
六甲・白石谷ば、確実に作動不良を起こすのもデジカメの一大特徴・・・この日はウエストポーチに入れていた携帯電話もイカれた。それでも、耐用の限界を超え、壊れかかっているマクロレンズとボディは虫干しの結果なんとか生き返った・・・デジカメは水に弱い!!この日から三日後、再度、白石谷に出掛けた。朝早く上り始めたので白石谷には私たち以外に人影はなし・・・白竜滝の見える谷の中央にシートを広げ、荷物を置いてお目当てのイワタバコを撮り始めたけれど、チョット遅かったかなぁ・・・というのが実感。それでも両サイドの岩壁にビッシリと張り付いたイワタバコの葉は滴る水にキラリと光り、谷を漂う冷気は爽やかで涼しい。崖の上から覗き込むように姿を見せるイワタバコの花は、濡れた岩肌に煌めく薄紫の星!!それぞれに語りかけてくるようで愛おしい・・・天然のエアコンディショニングに暑さを忘れ、この日はココから動かず、喰ったり呑んだり喋ったりしていたら、三々五々登ってくる人影が続き、ちょうど昼時になったか、皆さん座り込み、汗を拭いたり、食事をしたり山登りの楽しいひとときを満喫・・・気づけばザッと30人、今までに幾度となく来ているけれど、コレだけ人の集まった白石谷を初めて見た。

◆イワタバコ(イワタバコ科 イワタバコ属)植物生態研究室(波田研)







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せみしぐれ やめば涼風 秋の花・・・

オミナエシオトコエシ 今日はもう立秋・・・暦の上ではこの日が暑さの頂点になり、夏至と秋分の中間で、昼夜の長短を基準に季節を区分する場合、この日から立
オミナエシオケラ冬の前日までが秋ということになるらしい。まだまだ暑い日は続いているけれど、野山を歩いてみれば秋を想わせる花もちらほら目に止まる・・・オミナエシ、オトコエシ、オケラなど・・・とどまることなく、たしかに巡る季節を実感させてくれる。ボケ老人も、自然界と静かに向き合っているだけで教えられることばかり・・・残暑厳しい日の夕暮れ。ヒマに任せてwebサーフィンをやっていたらアメリカ・インディアンの教えとしてこんな記述があったので転載させてもらった。

木にも草にも魂が・・・         アメリカ・インディアンの教え


大地に生えているものはなんであれ
引きぬくことはよくないとされている。
切りとるのはよい、だが、根こそぎにしてはならない。

木にも、草にも、魂がある。
よきインディアンは、大地に生えているものを
なんであれ引きぬくとき、悲しみをもって行なう。
ぜひにも必要なのだと、許しを請う祈りを捧げながら。

                              シャイアン族
                              ウッデン・レッグ


◆オケラ(朮)(松江の野草樹木の花図鑑)











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夏藤の花・・・

ナツフジナツフジ ナツフジというつる植物がある。和名はフジに似ているが、夏に花が咲くとの意味らしい。別名をドヨウフジとも言う。マメ科の植物であることはす
ナツフジぐに解るけれど、さほど大きくもならず7月から8月にかけて白い花を咲かせる。暑い盛りに白い花を咲かせるので目を惹くだけで、どちらかと言えば地味な花である。因みに万葉集には「ときじくのふぢ」と詠まれている。



万葉集巻8-1627

 我(わ)がやどの
 時(とき)じき藤(ふぢ)の
 めづらしく
 今も見てしか
 妹が笑(ゑ)まひを
        (大伴家持)

季節はずれに咲いた藤の花。藤の花が微笑むのです。
それを見ると、あなたの微笑みがみたくなる。


◆ナツフジ マメ科 ナツフジ属(-関西の花・夏の花・兵庫県-)










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ムシ集(タカ)る・・・夕萓の朝

ユウスゲナナフシ早朝(5時過ぎ)の夕萓は、ほぼ萎んでいるけれど朝露に濡れた姿は瑞々しくて美しい。レモンイエローの花にはいろんな虫が集まってくるらしい。
ユウスゲにムシユウスゲ花の上を動き回る虫にばかり気を取られ、撮ってきた画像をアトでジックリと眺めていたら、萎んだ花の上にあるグリーンの茎に張り付いているの
ユウスゲはナナフシではないか・・・残念、ナナフシを撮り損ねた。チョット触れただけで死んだフリをするナナフシの不思議、朝の夕萓に忘れかかっていたナナフシを想い出し・・・花の上で盛んに動き回っている幼齢虫は、まさか!?ナナフシの幼齢虫?コレは調べてみる必要あり・・・やぶヘビ!?いや、こんなことを“藪から棒”という・・・いずれにせよ、すべてアトの祭りや。








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なでしこいろいろ・・・

カワラナデシコカワラナデシコ 通り掛かりに、ときどき立ち寄る空き地の片隅に、また、カワラナデシコが咲いた。女子サッカー日本代表・なでしこジャパンが団体として初めて国民栄誉賞を受賞することが決まったとのニュースが流れる。ワールドカップで優勝したときから盛んに聞かれる「やまと撫子」というコトバ、あるローカル紙の記事には「東北大震災の被災地に“やまとなでしこ”を植え込み“がんばろう東北”などと書き込んだ大きな鉢を送った・・・」など賑やかなことこの上なし・・・だが、「やまとなでしこ」という種はなくて、日本女性の凛として清らかな美しさを称えるコトバとして存在する・・・。カワラナデシコ『枕草子』には「草の花はなでしこ。唐のはさらなり、大和のもいとめでたし」。『枕草子』のいう「唐のなでしこ」は石竹(セキチク)のことで、平安時代に伝来したので古来のものに「大和」の冠詞をつけたらしい。また、「やまと撫子」について・・・大昔から日本女性の褒め言葉として「大和撫子」が使われていたかは疑わしい。日本のことを倭(やまと)と呼んだのは日本人自らではない。中国人からの「背が曲がって丈の低い小人」の意味の蔑称である。『旧唐書』には702年、「倭国みずからその名の雅ならざるをにくみ改めて日本となす」とある。・・・また、「日本」を訓読みにするなら「ひのもと」であり、熟語で訓読みするのなら「やまと」であろう。(「日本」という国名の読み方について)・・・などといったような記述もあり、ひとたび「やまと(大和・倭)」というコトバが絡み始めるとややこしくて煩わしい。大勢の日本人が感動すればするほどややこしくなりそうで、“なでしこジャパン”のお嬢さん達が気の毒にさえ思えてくる今日この頃、夢を追う女たち、神にもなれば人にもなる、鬼にもなれば蛇にもなる、いろいろな価値観を並立する女の時代がやってきたのだ・・・と見るのが正しいのではないか・・・色もいろいろ、ナデシコいろいろ、色々あればこそ撫子・・・取り敢えずは“なでしこジャパン”に乾杯!・・・クマゼミが鳴き始めた真夏日の朝。

◆【なでしこ国民栄誉賞】選手コメント集( - MSN産経ニュース)












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桔梗の花・・・

キキョウキキョウ 早朝(5時過ぎ)山歩に出掛けた三草山の麓で、濡れた草むらを歩いていたら、ひっそりと佇む桔梗に出会った。夜来のしぐれにうたキキョウキキョウれたか、桔梗色の水滴が揺れ、煌めく草むらに暫し身を沈める・・・・まさか、こんな所に桔梗が咲いていたとは・・・想いも寄らぬ幸運!・・・早起きは何とやら。「桔梗」は中国から朝鮮半島、日本に分布する1属1種の多年草植物。根は薬用以外にも食用として漬け物や山菜として利用され、朝鮮半島では「トラジ」と呼ばれ健康食品として人気の高い山菜。 絶滅危惧II類(VU)(環境省レッドリスト)で、自生株は近年減少傾向にあり絶滅が危惧されているらしいが、どこにでもあるというほどではないけれど、絶滅危惧種に入っているとは想像もしていなかった。キキョウ秋の七草は見て楽しむモノが多く・・・はぎ、おばな(すすき)、くず、なでしこ、おみなえし、ふじばかま、ききょう・・・春の七草は食べるものが主に選ばれている。しかし、秋の七草の中にも、その根や葉などを薬用や食用とするものもあり、くず・おみなえし・ききょう などは、その根や葉などは薬用としても使用されている。拾い集めた話には興味深いものも少なからずあり、なかでも「トラジ」に関わる話は多い。トラジとはキキョウのことで、「トラジナムル」といえば、桔梗の根を使った韓国風和え物のことで、検索すれば、ワンサカとレシピが現れる。意外に少ない「桔梗の根」の画像もなんとか見つけた。

・・・それでワタシに、“金太郎のように大きくなれ”と、大木金太郎の名前を付けてくれたです」 同じく玄界灘を渡り、あらゆる苦難を乗り越えてきた先輩、力道山。だが、その力道山も同胞の大木に自らの出自を語ることはなかったという。大木にとって、力道山が半島出身であることは疑う余地のない事実であったが、先生、力道山に対して大木が何か問うというような二人の関係ではなかった。ただ一度だけ、大木は半島出身の先輩から朝鮮語を聞かされている。それは、巡業先の新潟で二人きりになったトイレの中でのことだった。 「みんなでいる時に、ある花の話になったんですね。でもワタシはその花のことが分からなかった。それで、後で先生とトイレで二人になった時、“あれはトラジのことだ。お前はトラジも知らんのか”と言われたですよ」 朝鮮語のトラジとは、桔梗のことだ。朝鮮半島には若い男女の恋をうたった「トラジ」という有名な民謡があるほか、桔梗の根は一般の食卓に並ぶ家庭料理の食材として利用されるなど、朝鮮人にとっては馴染み深い花である
(もう一人の力道山 著者/李淳: インテリジェンス)

トラジとは桔梗のこと。漢方薬にする為に桔梗を採りに行くとき、女性達が歌った歌(トラジ)

1.トラジ トラジ トラジ
  可愛いトラジの花咲いている
  峠を越えてゆく道
  幼なじみの道だよ
  ヘイヘイヤ ヘイヘイヤ
  ヘイヘイヤ!

2.トラジ トラジ トラジ
  白いトラジの花みつめて
  母を偲ぶたそがれ
  星はやさしく揺れるよ
  ヘイヘイヤ ヘイヘイヤ
  ヘイヘイヤ!

3.トラジ トラジ トラジ
  髪にトラジの花飾れば
  過ぎた昔なつかし
  夢もほのかに浮かぶよ
  ヘイヘイヤ ヘイヘイヤ
  ヘイヘイヤ!











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食欲と性欲の狭間で・・・

ムシヒキアブ シオヤアブ( 昆虫エクスプローラ)
ムシヒキアブの仲間、シオヤアブ。オスは尻尾の先端部分に白い毛があるのですぐに見分けはつく。それほど大きな体をしているわけでもないが、俊敏で獰猛・・・自身より大きな相手を餌食にすることもよくあり、口吻を躰に差し込み体液を吸う。画像ではメスが獲物を抱えたままで交尾中・・・ムシの交尾スタイルは2タイプがあって尻(生殖器)と尻(生殖器)くっつけ合う形と、オスがメスの上に乗っかかる形があるけれど、どちらを選択するかは躰の構造も影響するとは思うが、他に理由はあるのか・・・天敵に襲われても仕方の無いほどの無防備状況でこのようなスタイルを選択するには、それなりの理由がありそうなモノだけれど・・・その辺りの事情はどんなものなのかと妙な心配をしてみるけれど、コト交尾中のスタイルとなればどの生きものも“無防備”としか言いようがないのではないか。ましてや獲物を喰いながらコトに及ぶなど、これ以上の無防備はないはずだ。交尾一つの姿を見ても、色々考えさせられ、どうでもエエようなことに考えが及んでしまう不思議な日、ムシの世界も奥が深いですね・・・。生きものたちが脳によってコントロールされ続けている“哀しい性サガ”についての記述があったので抜粋転載させて貰った。興味ある向きはアンダーライン部分をクリックして下さい。

◆虫の神経系統は脳によってコントロールされているが、ところどころに脳を小さくした神経球があって、簡単な動作や各部位の細かな動作はこの神経球が司っている。おおむね脳は神経球の動きを抑制する役目を担っている。つまり、交尾のための動きは神経球が司っていて、脳を失ったオスは抑制コントロールが機能せず完全にイケイケ状態になる。
 オスは引き続きメスに食われ続け、最後には生殖器のある尾端だけの存在になってしまう。それでもなお雄の生殖機能は失われず、 その形で交尾は数時間にわたって続けられるのである。(カマキリの交尾 - 俊平の雑学研究所 - Yahoo!ブログ)


◆・・・ですから、食べることによって得られる快感とセックスの快感は、切っても切れない関係があります。
人は性的な快感を得ると、脳内の「シータ波」という脳波が出ますが、物を食べた時にも同じように「シータ波」が出るのです。ということはつまり、人間の脳は食事中、セックスをしているのとほぼ同じ状態にあり、男と女が一緒に食事をすると、恋が芽生えやすいのは当然なのです。(名言語録 男と女の面白雑学④)










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Tokira

Author:Tokira
写真、山歩き。
マイルス・デビスやチャーリー・ミンガスもいいけれど
浅川マキのセンチメンタルジャーニーにシビれるジャズ好き。
近頃は吉田日出子の「リンゴの木の下で」を聴いては
ホロリと黄昏れている・・・
時々、照れ隠しに『淫蕩火』を名乗るエロ老人。



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