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Aladdin's cock日かげ いつか月かげとなり 木のかげ・・・山頭火 | |
雨の朝・・・スプリング・エフェメラルな歌を聴く・・・Spring Ephemeralを直訳すれば春の蜉蝣(カゲロウ)ということらしい・・・スプリング・エフェメラルは「早春の儚い命」、早春だけ姿を現す美しい植物と蝶の代名詞と言われているけれど、儚いとは言っても1万年前の氷河期を生き残ってきた植物ともいわれていて、その生活史はしたたかで戦略的であるはず・・・根は根茎か球根に肥大して低温に耐える構造をしていて、葉と花を同時に素早く成長させるエネルギーの貯蔵庫にもなっているという。成長期が短いので本体は小柄で、茎はスカスカ、水分が多く枯れる時は融けるように消えてしまうらしい。ただ、花だけは大き目で鮮やかな色をしていて、早春の数少ない虫たちに授粉して貰う為か、花にはそれなりのエネルギーが注がれているらしい。これらの植物は広葉樹林の林床を生活圏としていて、木々の葉が生い茂って来る前に発芽、開花、結実を済ませ、生存競争の激しくなる前に巧みに生き抜いているというのだった。キクザキイチゲ・ユキワリイチゲ・アズマイチゲ・イチリンソウ・ニリンソウ・フクジュソウ・セツブンソウ・エゾエンゴサク・ヤマエンゴサク・ムラサキケマン・カタクリ・ショウジョウバカマ・ヒロハノアマナなどがスプリング・エフェメラルと呼ばれる植物で、春の早い時期に活動を始める少数の昆虫がその媒介を行う。小さな図体に比べて大きな花をつけるのは、まだ、それほど数の多くない昆虫の目を引くためでもあるらしい。このような花の授粉役を担っている昆虫は、マルハナバチや、低温環境下でも活発に活動できるハナアブ科のハエ類が多いと言われている。スプリング・エフェメラルは、虫媒花なのだった。ギフチョウやウスバアゲハ(ウスバシロチョウ)など、春先のみ成虫が出現する昆虫のことをスプリング・エフェメラルということがある。このように呼ばれるのは、華やかなチョウが対象になることが多くギフチョウの場合、春先に羽化した成虫は、すぐに卵を産み、卵はすぐに孵化して、食草をどんどん食べて成長し、夏には蛹になる。ところがこの蛹は、そのまま春まで落ち葉の下で休眠してしまう。一方のウスバアゲハはその逆で、春に成虫が出て産卵された卵はそのまま秋まで孵化しないと言われている。いずれにせよ、“儚さ”を背負わせることで美しきモノをより美しく際立たせようという“ヒトさま好み”の策戦でもある。“祗園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり・・・”
「You Must Believe in Spring (春が必ず来ることを信じて!)」 When lonely feelings chill 孤独が君の心を凍らせるとき The meadows of your mind, こう考えるのはどうだろう? Just think if Winter comes, 冬がこうして訪れるのなら Can Spring be far behind? 春も巡り来ぬはずはない、と Beneath the deepest snows, 深い雪に覆われた大地は既に The secret of a rose 薔薇のつぼみを隠している Is merely that it knows ただそれさえ分かっていれば You must believe in Spring! 君は春を信じることができる Just as a tree is sure 木の葉がやがて芽吹くことは Its leaves will reappear; 森の木々たちには当然のこと It knows its emptiness 君の心に素食う虚しさも Is just the time of year 単に季節の一コマに過ぎない The frozen mountain dreams 雪に閉ざされ凍てついた山も Of April's melting streams, 四月の雪解けを夢みつつ眠る How crystal clear it seems, その澄んだ流れを想えば You must believe in Spring! 君は春を信じることができる You must believe in love 君は愛を信じることもできる And trust it's on its way, 愛の訪れを信じていなさい Just as the sleeping rose 五月の口づけを待ちわびつつ Awaits the kiss of May 今は眠る薔薇の花々のように So in a world of snow, 雪の世界ではすべてが流転する Of things that come and go, 君に分かることなど何もない Where what you think you know, たとえ確信は持てなくても You can't be certain of, 春と愛のことは信じて欲しい You must believe in Spring and love INSTRUMENTAL INTERLUDE So in a world of snow, Of things that come and go, Where what you think you know, You can't be certain of, You must believe in Spring and love 【Eddie Higgins Trio - You Mast Believe In Spring 】 ![]() ↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]() スポンサーサイト
芹葉黄連の花が咲いた・・・![]() ![]() セリバオウレン(芹葉黄連)が咲いていた。もうそんな季節になっているのだった。自然 ![]() ![]() ◆セリバオウレン 両性花・雄花・雌花(花*花・flora) ◆オウレンの仲間(植物図鑑・撮れたてドットコム) ![]() ↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]() 春告げる花・・・雪割一華![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]() スプリングエフェメラルな春・・・![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]() 春兆す・・・![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]() 歌あそび・・・秋の月![]() 我の詠む歌 我のなすまま” 1840.秋の月 >(あしアト do_On!)・・・と、「歌は我流」を 信条に、手持ちコトバでジャムセッション・・・時として煌めくフレーズ紡ぎ出し、はずむ心地に酔い痴れて、これぞエクスタシー・・・歌詠み心の極致。 名月は雲間にありて見え隠れ はじらふさまもつつしみ深く・・・と、詠み続ける秋の月 ![]() 春の雪溶けて流れてゆく道は ひと夜の逢瀬ままにもならず 恋こがれ肌の温もりさめやらず あつき想いの 寂しさつのりて ・・・どこまでも熱く優しく・・・秋の月に乾杯!! ![]() ↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]() Trio de Kitsch(トリオ・デ・キッチュ)のセントバレンタインデー![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]() 二人でお茶を・・・Pink Martini featuring Jimmy Scott Pink Martini featuring Jimmy Scott - Tea for Two
(guest) voice of Jimmy Scott ! Scott 爺さんいうたら、突然、こんなコトを言い出すのよ pure 婆さんや、お茶を飲もう・・・アンタと二人っきりで・・・それだけでエエんや それ以上のことナニものぞまんわ これ以上ナニが欲しいッちゅうねん・・・そんなこと・・・?、可笑しいやろ で・・・、Scott爺さんが、唱い始めたんや・・・ボーイソプラノで、こんな風に・・・ あなたのひざの上の私を、写して。 すぐに、二人でお茶にしましょ。 そして、二人のティータイム。 やっと、あなたの為の私。 そして、私だけのあなた。 誰もいないし、見てない、聞いてないわ。 友達も、親せきもいるけど、今はいない。 ウイークデイの退屈な時間・・・。 私達、知らせてないのよ。 ケータイ持ってる事もねぇ。 夜が明ければ、私は、目覚めて、 シュガーケーキを、焼き始めるわ。 あなたのためよ。男の子達は、みんな見るだけなのよ (・・・まだ食べたヤツいないのよ)。 私達、家庭を、持つでしょう。 あなたには、男の子。 私には、女の子。 きゃぁ~ツ ![]() ![]() う~っウグっ・・・おエッ・・・ どうしたん!? おモチ食べるときは気ぃつけてや~ッて いつも言うてるやろ!?・・・ オチャ、お茶! ハイ!お茶飲んで・・・早く! 老後は努めてモチを食べよう・・・そして、二人でお茶を! ![]() ↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]() 時には母のない子のように・・・Jimmy Scott 朝から雪が舞う・・・1901.鞍馬天狗 >マヘリア ジャクソンのサマータイム、マザーレスチャイルドを追加してもらえませんやろか(あしアト do_On!)というリクエストに応えるべく“マザーレスチャイルド=Sometimes I Feel Like A Motherless Child”をいろいろ漁ってみた。鞍馬天狗さん、ご所望のマヘリア・ジャクソン版は以前にサマータイムを想う・・・初冬で少し書き込んでいるので、そちらを見ていただくことにして、“時には母のない子のように(Sometimes I Feel Like A Motherless Child)”と言う歌に限ればJimmy Scott ジミー・スコットがエロボケ好みナンバーワンなのだった。もう一人、毛色の変わったところでイスラエルのエスター・オファリムという女優であり、歌手の歌にも不思議な味を感じる・・・ゴスペルを唱うユダヤ人と言ってしまえば“人種差別”ということで通底するモノはある。アメリカ黒人霊歌(American Negro Spirituals)の「Sometimes I Feel Like a Motherless Child」は、奴隷制度が残っていた時代の聖書の教えを含んだ信仰の歌であり、同時に両親から引き裂かれてた子供の哀しい気持ちを歌っているのだけれど、神への祈りというカタチを借りて、奴隷制度を強いる人たちへの抗議の意味も、もたせているのだった。ジャズの根っ子Gospelsとは、「福音」・・・キリスト教に於ける神の良い知らせ・・・仏教では「般若心経」のようなものか。教会で聖歌、黒人霊歌などを歌うときに、かなりの感情表現を入れて、リズムと絶唱、ときには絶叫の高まりの中で、互いの信仰の証を確認していくという布教活動の発祥のようなもので、参会者を巻き込んで確認し合う動きの中でゴスペルが誕生したといわれている。これはわが国の仏教における念仏踊り等と通じるところがあるのではないかと想う。Gospelsでは、リードする歌手、コーラスそしてオルガンに合わせて、映画などでお馴染みのあのシーン・・・信者達が総立ちになって手拍子を打ち、正に「スィングしながら」唄い、シャウト(Shout)するスタイルが、徐々に確立されたのだった。聖書に基づく説教と並行して、声をからすほどの大声を出し、また手足を動かしていく中で、肉体的な興奮状態が生まれ、曲の題材は宗教から恋歌をも含むように広がって行き、時代の流れに連れ、アフリカ系ではGospels、葬列音楽、ジャズと範囲が拡大し、白人系では聖歌、ヒルビリー、ロカビリー、ロックンロールなどへとジャンルが拡大していったといわれている。それにしてもジミー・スコット(Jimmy Scott)という小柄な爺さんの全身から滲み出したような、素晴らしい歌は“老人力”そのものなのだった・・・85才。
Sometimes I Feel Like A Motherless Child 時には母のない子のように (訳詞: ゆうこ) Sometimes I feel like a motherless child 時々 わたしは母なし子のような気分になる Sometimes I feel like a motherless child 時々 わたしは母なし子のような気分になる Sometimes I feel like a motherless child 時々 わたしは母なし子のような気分になる A long way from home ふるさとを 遠く離れて A long way from home ふるさとを 遠く離れて Sometimes I feel like I'm almost gone 時々 わたしはこの世を去りかけている気分になる Sometimes I feel like I'm almost gone 時々 わたしはこの世を去りかけている気分になる Sometimes I feel like I'm almost gone 時々 わたしはこの世を去りかけている気分になる Way up in the heavenly land 天国の近くまで来ているような Way up in the heavenly land 天国の近くまで来ているような ![]() ↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]() 諸行無常・・・な歌を聴く・・・ つれづれに、諸行無常 色即是空 空即是色・・・と、ネタ切れの退屈をいいことに小難しそうなコトバを並べてはヒマ潰し。ビリー・ホリデイの諸行無常な歌“時の過ぎゆくままに(As Time Goes By)”をYouTube 動画で覚えよう英語の歌より、ゆうこさんの訳詞を目で追いながら聴いていたら・・・諸行無常と何の違和感もなく素晴らしい!ビリー・ホリデイの 憂いを帯びたブルージィーな唱いっ振りに腐りかけたノーミソが震える・・・やはりシンプルがいい、意訳もいい。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー As Time Goes By 時が過ぎても (訳詞: ゆうこ) This day and age we're living in 我々が生きているこの時代は Gives cause for apprehension 気になることでいっぱいだ With speed and new invention スピードだとか 新発明だとか And things like fourth dimension. 4次元だとか何だとか Yet we get a trifle weary だけど ちょっと疲れてしまう With Mr. Einstein's theory. アインシュタインの理論には So we must get down to earth at times だから 時には 地に足つけて Relax relieve the tension 肩の力を抜かなくちゃね And no matter what the progress いくら時代が進歩したって Or what may yet be proved 何が証明されたって The simple facts of life are such 人生の根本なんてものは They cannot be removed. 変わりようがないんだから You must remember this これを忘れちゃいけないよ A kiss is just a kiss, a sigh is just a sigh. キスはキス ため息は ため息 The fundamental things apply 根本的なことは いつだって同じさ As time goes by. どんなに時代が変わっても And when two lovers woo 恋人同士が ささやく言葉 They still say, "I love you." 「アイ・ラブ・ユー」 は変わらない On that you can rely それは確かなことなんだ No matter what the future brings 未来に何がもたらされ As time goes by. どんなに時代が変わっても Moonlight and love songs 月の光も 恋唄も Never out of date. 決して なくなることはない Hearts full of passion 心はいつも情熱や Jealousy and hate. 嫉妬や憎しみに満ちている Woman needs man 女は つれ添う男を求め And man must have his mate 男は つれ添う女を求める That no one can deny. それは誰にも否定できない It's still the same old story 大昔から変わらないのさ A fight for love and glory 愛と栄光を賭けた戦い A case of do or die. やりとげるのか それとも死ぬのか The world will always welcome lovers 世界は恋人たちの味方だよ As time goes by. どんなに時代が変わっても ----------------------------------------------------------------------- ![]() ↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]() 炭窯跡の谷で瑠璃鶲にめぐりあう![]() ![]() ![]() ![]() ↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]() マーキングテープ撤去の茶番を妄想する・・・![]() ![]() ◆月刊「薔薇族」hp ![]() ↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]() |
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