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Aladdin's cock

日かげ いつか月かげとなり 木のかげ・・・山頭火       

雨の朝・・・スプリング・エフェメラルな歌を聴く・・・

Spring Ephemeralを直訳すれば春の蜉蝣(カゲロウ)ということらしい・・・スプリング・エフェメラルは「早春の儚い命」、早春だけ姿を現す美しい植物と蝶の代名詞と言われているけれど、儚いとは言っても1万年前の氷河期を生き残ってきた植物ともいわれていて、その生活史はしたたかで戦略的であるはず・・・根は根茎か球根に肥大して低温に耐える構造をしていて、葉と花を同時に素早く成長させるエネルギーの貯蔵庫にもなっているという。成長期が短いので本体は小柄で、茎はスカスカ、水分が多く枯れる時は融けるように消えてしまうらしい。ただ、花だけは大き目で鮮やかな色をしていて、早春の数少ない虫たちに授粉して貰う為か、花にはそれなりのエネルギーが注がれているらしい。これらの植物は広葉樹林の林床を生活圏としていて、木々の葉が生い茂って来る前に発芽、開花、結実を済ませ、生存競争の激しくなる前に巧みに生き抜いているというのだった。キクザキイチゲ・ユキワリイチゲ・アズマイチゲ・イチリンソウ・ニリンソウ・フクジュソウ・セツブンソウ・エゾエンゴサク・ヤマエンゴサク・ムラサキケマン・カタクリ・ショウジョウバカマ・ヒロハノアマナなどがスプリング・エフェメラルと呼ばれる植物で、春の早い時期に活動を始める少数の昆虫がその媒介を行う。小さな図体に比べて大きな花をつけるのは、まだ、それほど数の多くない昆虫の目を引くためでもあるらしい。このような花の授粉役を担っている昆虫は、マルハナバチや、低温環境下でも活発に活動できるハナアブ科のハエ類が多いと言われている。スプリング・エフェメラルは、虫媒花なのだった。ギフチョウやウスバアゲハ(ウスバシロチョウ)など、春先のみ成虫が出現する昆虫のことをスプリング・エフェメラルということがある。このように呼ばれるのは、華やかなチョウが対象になることが多くギフチョウの場合、春先に羽化した成虫は、すぐに卵を産み、卵はすぐに孵化して、食草をどんどん食べて成長し、夏には蛹になる。ところがこの蛹は、そのまま春まで落ち葉の下で休眠してしまう。一方のウスバアゲハはその逆で、春に成虫が出て産卵された卵はそのまま秋まで孵化しないと言われている。いずれにせよ、“儚さ”を背負わせることで美しきモノをより美しく際立たせようという“ヒトさま好み”の策戦でもある。“祗園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり・・・”





You Must Believe in Spring (春が必ず来ることを信じて!)」

When lonely feelings chill        孤独が君の心を凍らせるとき
The meadows of your mind,       こう考えるのはどうだろう?
Just think if Winter comes,       冬がこうして訪れるのなら
Can Spring be far behind?        春も巡り来ぬはずはない、と

Beneath the deepest snows,      深い雪に覆われた大地は既に
The secret of a rose           薔薇のつぼみを隠している
Is merely that it knows          ただそれさえ分かっていれば
You must believe in Spring!       君は春を信じることができる

Just as a tree is sure          木の葉がやがて芽吹くことは 
Its leaves will reappear;          森の木々たちには当然のこと
It knows its emptiness          君の心に素食う虚しさも
Is just the time of year          単に季節の一コマに過ぎない

The frozen mountain dreams      雪に閉ざされ凍てついた山も
Of April's melting streams,        四月の雪解けを夢みつつ眠る
How crystal clear it seems,        その澄んだ流れを想えば
You must believe in Spring!        君は春を信じることができる

You must believe in love         君は愛を信じることもできる
And trust it's on its way,         愛の訪れを信じていなさい
Just as the sleeping rose         五月の口づけを待ちわびつつ
Awaits the kiss of May          今は眠る薔薇の花々のように

So in a world of snow,          雪の世界ではすべてが流転する
Of things that come and go,       君に分かることなど何もない
Where what you think you know,    たとえ確信は持てなくても
You can't be certain of,          春と愛のことは信じて欲しい
You must believe in Spring and love

INSTRUMENTAL INTERLUDE

So in a world of snow,
Of things that come and go,
Where what you think you know,
You can't be certain of,
You must believe in Spring and love

【Eddie Higgins Trio - You Mast Believe In Spring 】



















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芹葉黄連の花が咲いた・・・

セリバオウレンセリバオウレンセリバオウレン(植物生態研究室(波田研))
 セリバオウレン(芹葉黄連)が咲いていた。もうそんな季節になっているのだった。自然
セリバオウレンセリバオウレン界のいきものたちは見事に時を刻む・・・芹葉黄連もスプリング・エフェメラルなどと呼ばれる“春の植物”かと想っていたら、葉は枯れることなく年間を通してつけているので違うらしい。その代わりなのかどうかは知らないが“林床の妖精”などという表記がよく見られたけれど、なにやら面映ゆい気分にさせられるのはエロボケ老人だけやろか?・・・撮りながら気になっていた雄花と雌花、上の二枚が雄花で下二枚は両性花・・・雌花が意外に少ないようで撮影した写真すべてを再確認してみたが雌花は写っていなかった。

◆セリバオウレン  両性花・雄花・雌花(花*花・flora)
◆オウレンの仲間(植物図鑑・撮れたてドットコム)















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春告げる花・・・雪割一華

ユキワリイチゲユキワリイチゲユキワリイチゲ(雪割一華)が咲き始めている。コチラもスプリング・エフェメラル・・・春を告げる花なのだった。落ち葉の間から顔を覗かせている姿ユキワリイチゲユキワリイチゲは小さくて可憐ではあるけれど、乾いた土を這うように起ち上がってくるサマは逞しく“野生の美”を想わせて美しい。













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スプリングエフェメラルな春・・・

フキノトウ 春の陽射しをいっぱい背中に浴びながら立ち小便をしていたら、ナニを見るということもない視線の先に、春を告げる花、フキノトウを発見・・・今夜は、春の香りを味わいながら呑むコトにしよう・・・と、辺りを探したら酒の肴になるくらいの量は採れた。いうまでもなく、夜はフキノトウの天ぷらで焼酎を呑む。また、巡ってきた春を呑む酒は、なにやら、ほろ苦く深い味がする。スプリングエフェメラル・・・エフェメラルとは「かげろう」のことらしく“春の儚い命”とか“春の妖精”というコトでセンティメンタルな響きをもつコトバはどんどん独り歩きしているようなのだ。セツブンソウセツブンソウなんでも、地上にはわずか2ヶ月くらいしか顔を出さず、周りの植物が葉を繁らせ花を咲かせる夏になれば、受粉を終え、根に栄養を蓄え冬眠してしまうという・・・このような生態を持つ植物を【スプリングエフェメラル】と呼んでいるらしい。カタクリ、ユキワリイチゲ、アズマイチゲ、ニリンソウ、セツブンソウ、ミスミソウ、フクジュソウなどが代表格に上げられているけれど、・・・食べれば、ホロ苦い早春の香り・・・の、フキノトウはどうなるのか・・・調べていたらスプリングエフェメラルの仲間に入れているサイトもあるけれど、大々的に取り上げているサイトは無い。セツブンソウセツブンソウ先ず、天ぷらにして喰うというイメージが先行しているので“春の儚い命”や“春の妖精”には収まりにくいということなのかも知れない。今回、セツブンソウをエントリーするにあたってフキノトウを見捨てるワケにはいかず、エロボケ爺には、早春の香りと苦味なくして“スプリングエフェメラル”は無い。雪が溶け軽くなった落ち葉の下から、やっと頭を出したばかりのセツブンソウ・・・花開くにはまだ寒いか、風に震えるツボミに息を吹きかけながら撮ったセツブンソウ、もう一度、可憐な姿に向き合ってみようとひたすら想うエロボケ老人の午後なのだった。













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春兆す・・・

カラス飛行雲 天気予報の精度が上がったか、近頃の予報は的中率が高くなったように思う・・・三月の陽気になると言う予報に三草山へ出かけようと車を走らせていたら、道路の真ん中で、通りかかる車にも飛び立つ気配も見せず、カン高い声を上げながら壮絶な闘争を展開する二羽の烏。凄まじい形相で道路上を組んず解れつ、のたうち回る、車を脇に寄せ、これを見過ごす手はない・・・サァ撮ろうとカメラを取り出したら次にやってきた車が停まって見物、電柱の上に逃げられてしまった。残念!こんな光景に出くわすことは最初で最後・・・これからもまず無いだろう。カラスの三角関係・・・雌の争奪戦、“春の兆し”。ところで、高みの見物を決め込んでいたメスのカラスに意志はないのか・・・。雲昭和池 血みどろの闘争を繰り広げるカラスを見たアトの山歩きは、なにやら春めいて、目にする植物も生き生きとして“春”を想わせる。下りは“みくさ古道”の標示板を確認しながら、居心地の良い日溜まりにシートを広げ、ミソ煮込みウドンに舌鼓をうちながら春のような気分になっていたら下ってきた男性に声を掛けられた「tokiraさんじゃないですか?」と。「え~っ、そうですが・・・?」「やはり、そうでしたか。明神山の蕎麦屋さんで話して以来ですねぇ・・・3年になりますよ・・・」「あっ、思い出しました!篠山市のOさんでしたね!?そうでしたか、その節は親切なメールを有り難うございました・・・」「tokiraさんのblogを見て、三草山の新しいコースを歩いてみようと地形図をプリントして出てきたというわけです・・・」こんな話を聞けば嬉しくなってしまう。思わず「スシ食いねぇ、ミソ煮込み食いねぇ・・・」と言いたくなったけれど、再会を約束して別れた。案内板やマーキングテープを外す輩がいるかと想えば、こんな嬉しい再会もある・・・嬉しい“カフェ・オ~レッ!”な、みくさ古道の午後なのだった。






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歌あそび・・・江井ヶ島、春風

toudai

熱き手に抱かれて眺む淡路島
そよ吹く風に水鳥の声

・・・秋の月



kotori2

膝に抱くきみの温もり愛おしく
水鳥騒ぐ海は夕凪

・・・淫蕩火










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歌あそび・・・秋の月

hikogumo“師につきて歌詠むうたは歌なれど 
我の詠む歌 我のなすまま”

1840.秋の月 >(あしアト do_On!)・・・と、「歌は我流」を 信条に、手持ちコトバでジャムセッション・・・時として煌めくフレーズ紡ぎ出し、はずむ心地に酔い痴れて、これぞエクスタシー・・・歌詠み心の極致。
名月は雲間にありて見え隠れ
はじらふさまもつつしみ深く
・・・と、詠み続ける秋の月yukimiti

春の雪溶けて流れてゆく道は 
ひと夜の逢瀬ままにもならず

恋こがれ肌の温もりさめやらず 
あつき想いの 寂しさつのりて

・・・どこまでも熱く優しく・・・秋の月に乾杯!!







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Trio de Kitsch(トリオ・デ・キッチュ)のセントバレンタインデー

チョコチョコ 知り合いのお嬢さんが届けてくれたというバレンタインチョコを持参の縄師・K氏、ピュア・Cさん、それにエロボケケ爺と“Trio de Kitsch”の揃い踏みは今年三度目になる・・・外された2ヶ所のコース標示板を新しく取り付けようと熱く参集したというワケなのだった。登り昭和池“古道”から登り始めたけれど、このコースはよく利用されているので、マーキングテープなしでも迷うことなく安心して歩くことができるようになっている。山頂手前のビューポイント辺りまで来ればうっすらと雪化粧・・・ココからの眺めは格別、きょう、標示板を取り付けてから下る、“炭窯跡と山桜コース”を目で辿り、この春から夏の光景をイメージしては心躍らせる“キッチュ・トリオ”なのだった。尾根の“古道入り口”の標示板を取り付けていたら、通りかかった初老の夫婦が「早速、歩いてみます・・・」と下りていった。小雪舞う山頂で昼食、ピュアCさん心づくしのぜんざいに、冷えた躰も心底温まり“炭窯跡コース”の入り口にも標示板を取り付け、コチラは要所、要所にマーキングテープを結びながらの下山・・・古道案内板炭窯コース案内板谷底まで下りてくればルリビタキに会えるのでは・・・と、期待したけれど現れず、マーキングしながら駐車場まで戻ったのは3時過ぎ、東屋でキッチュなバレンタインチョコを舐めながらコーヒーブレイク。隣でラーメンを食べているご夫婦と話していたら“古道”も“炭窯跡コース”も、既に歩いたとか、次に歩こうとしたときにはコース標示板が外されていて「どうなったのか?・・・と気になっていた」と話してくれたけれど、外された標示板のコトより疑問に想いながらも歩いてくれる人が居てくれることが嬉しく、心の中で拍手喝采を繰り返しながら“キッチュ・チョコ”をすすめる縄師・K氏なのだった。吹く風は冷たかったけれど心温もる日になり、少なからずナットクの“Trio de Kitsch”の面々なのだった。









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二人でお茶を・・・Pink Martini featuring Jimmy Scott

Pink Martini featuring Jimmy Scott - Tea for Two
(guest) voice of Jimmy Scott !




Scott 爺さんいうたら、突然、こんなコトを言い出すのよ

pure 婆さんや、お茶を飲もう・・・アンタと二人っきりで・・・それだけでエエんや
それ以上のことナニものぞまんわ
これ以上ナニが欲しいッちゅうねん・・・そんなこと・・・?、可笑しいやろ

で・・・、Scott爺さんが、唱い始めたんや・・・ボーイソプラノで、こんな風に・・・


あなたのひざの上の私を、写して。
すぐに、二人でお茶にしましょ。
そして、二人のティータイム。
やっと、あなたの為の私。
そして、私だけのあなた。

誰もいないし、見てない、聞いてないわ。
友達も、親せきもいるけど、今はいない。
ウイークデイの退屈な時間・・・。
私達、知らせてないのよ。
ケータイ持ってる事もねぇ。

夜が明ければ、私は、目覚めて、
シュガーケーキを、焼き始めるわ。
あなたのためよ。男の子達は、みんな見るだけなのよ
(・・・まだ食べたヤツいないのよ)。

私達、家庭を、持つでしょう。
あなたには、男の子。
私には、女の子。
きゃぁ~ツ私達が、どんなに幸せになってるか、解るかしらわかる?



う~っウグっ・・・おエッ・・・

どうしたん!?
おモチ食べるときは気ぃつけてや~ッて
いつも言うてるやろ!?・・・
オチャ、お茶! ハイ!お茶飲んで・・・早く!


老後は努めてモチを食べよう・・・そして、二人でお茶を!




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時には母のない子のように・・・Jimmy Scott  

 朝から雪が舞う・・・1901.鞍馬天狗 >マヘリア ジャクソンのサマータイム、マザーレスチャイルドを追加してもらえませんやろか(あしアト do_On!)というリクエストに応えるべく“マザーレスチャイルド=Sometimes I Feel Like A Motherless Child”をいろいろ漁ってみた。鞍馬天狗さん、ご所望のマヘリア・ジャクソン版は以前にサマータイムを想う・・・初冬で少し書き込んでいるので、そちらを見ていただくことにして、“時には母のない子のように(Sometimes I Feel Like A Motherless Child)”と言う歌に限ればJimmy Scott ジミー・スコットがエロボケ好みナンバーワンなのだった。もう一人、毛色の変わったところでイスラエルのエスター・オファリムという女優であり、歌手の歌にも不思議な味を感じる・・・ゴスペルを唱うユダヤ人と言ってしまえば“人種差別”ということで通底するモノはある。アメリカ黒人霊歌(American Negro Spirituals)の「Sometimes I Feel Like a Motherless Child」は、奴隷制度が残っていた時代の聖書の教えを含んだ信仰の歌であり、同時に両親から引き裂かれてた子供の哀しい気持ちを歌っているのだけれど、神への祈りというカタチを借りて、奴隷制度を強いる人たちへの抗議の意味も、もたせているのだった。ジャズの根っ子Gospelsとは、「福音」・・・キリスト教に於ける神の良い知らせ・・・仏教では「般若心経」のようなものか。教会で聖歌、黒人霊歌などを歌うときに、かなりの感情表現を入れて、リズムと絶唱、ときには絶叫の高まりの中で、互いの信仰の証を確認していくという布教活動の発祥のようなもので、参会者を巻き込んで確認し合う動きの中でゴスペルが誕生したといわれている。これはわが国の仏教における念仏踊り等と通じるところがあるのではないかと想う。Gospelsでは、リードする歌手、コーラスそしてオルガンに合わせて、映画などでお馴染みのあのシーン・・・信者達が総立ちになって手拍子を打ち、正に「スィングしながら」唄い、シャウト(Shout)するスタイルが、徐々に確立されたのだった。聖書に基づく説教と並行して、声をからすほどの大声を出し、また手足を動かしていく中で、肉体的な興奮状態が生まれ、曲の題材は宗教から恋歌をも含むように広がって行き、時代の流れに連れ、アフリカ系ではGospels、葬列音楽、ジャズと範囲が拡大し、白人系では聖歌、ヒルビリー、ロカビリー、ロックンロールなどへとジャンルが拡大していったといわれている。それにしてもジミー・スコット(Jimmy Scott)という小柄な爺さんの全身から滲み出したような、素晴らしい歌は“老人力”そのものなのだった・・・85才。






Sometimes I Feel Like A Motherless Child     
    時には母のない子のように    (訳詞: ゆうこ)

Sometimes I feel like a motherless child  時々 わたしは母なし子のような気分になる
Sometimes I feel like a motherless child  時々 わたしは母なし子のような気分になる
Sometimes I feel like a motherless child  時々 わたしは母なし子のような気分になる
A long way from home              ふるさとを 遠く離れて
A long way from home              ふるさとを 遠く離れて

Sometimes I feel like I'm almost gone   時々 わたしはこの世を去りかけている気分になる
Sometimes I feel like I'm almost gone   時々 わたしはこの世を去りかけている気分になる
Sometimes I feel like I'm almost gone   時々 わたしはこの世を去りかけている気分になる
Way up in the heavenly land          天国の近くまで来ているような
Way up in the heavenly land          天国の近くまで来ているような










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諸行無常・・・な歌を聴く・・・

 つれづれに、諸行無常 色即是空 空即是色・・・と、ネタ切れの退屈をいいことに小難しそうなコトバを並べてはヒマ潰し。ビリー・ホリデイの諸行無常な歌“時の過ぎゆくままに(As Time Goes By)”YouTube 動画で覚えよう英語の歌より、ゆうこさんの訳詞を目で追いながら聴いていたら・・・諸行無常と何の違和感もなく素晴らしい!ビリー・ホリデイの 憂いを帯びたブルージィーな唱いっ振りに腐りかけたノーミソが震える・・・やはりシンプルがいい、意訳もいい。




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As Time Goes By            時が過ぎても  (訳詞: ゆうこ)

    This day and age we're living in         我々が生きているこの時代は
    Gives cause for apprehension          気になることでいっぱいだ
    With speed and new invention          スピードだとか 新発明だとか
    And things like fourth dimension.        4次元だとか何だとか

    Yet we get a trifle weary              だけど ちょっと疲れてしまう
    With Mr. Einstein's theory.             アインシュタインの理論には
    So we must get down to earth at times    だから 時には 地に足つけて
    Relax relieve the tension              肩の力を抜かなくちゃね

    And no matter what the progress         いくら時代が進歩したって 
    Or what may yet be proved             何が証明されたって
    The simple facts of life are such         人生の根本なんてものは
    They cannot be removed.              変わりようがないんだから

You must remember this              これを忘れちゃいけないよ
A kiss is just a kiss, a sigh is just a sigh.   キスはキス ため息は ため息
The fundamental things apply           根本的なことは いつだって同じさ
As time goes by.                    どんなに時代が変わっても

And when two lovers woo             恋人同士が ささやく言葉
They still say, "I love you."             「アイ・ラブ・ユー」 は変わらない
On that you can rely                 それは確かなことなんだ
No matter what the future brings         未来に何がもたらされ
As time goes by.                   どんなに時代が変わっても

Moonlight and love songs            月の光も 恋唄も
Never out of date.                  決して なくなることはない
Hearts full of passion               心はいつも情熱や
Jealousy and hate.                 嫉妬や憎しみに満ちている
Woman needs man                女は つれ添う男を求め
And man must have his mate          男は つれ添う女を求める 
That no one can deny.              それは誰にも否定できない 

It's still the same old story            大昔から変わらないのさ  
A fight for love and glory              愛と栄光を賭けた戦い
A case of do or die.                 やりとげるのか それとも死ぬのか
The world will always welcome lovers    世界は恋人たちの味方だよ
As time goes by.                   どんなに時代が変わっても

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炭窯跡の谷で瑠璃鶲にめぐりあう

三草山・昭和池三草ルート 小雪舞う山を歩いて以来、はや2週間が過ぎた・・・何もせずボーッとしている間に。いや、何もしなかったわけではない、三草山ばかりを歩いていた・・・1~3日の間隔を空け、締めて5回も歩いている。いずれの日も三草コースから登り“古道”“炭窯跡”を下り、昭和池の周りを通って駐車場に戻ると言うコースなのだけれど、珍しい花が咲いているわけでもないのに・・・ただ歩いた。これほど頻繁に同じ山を歩くことはボケ老人としても近頃珍しいことなのだった。暮色・昭和池炭窯跡のある沢沿いの林で「ルリビタキ」に会った・・・人懐っこいカップルなのだった。もう一度、あのルリビタキに会いたいというピュアCさんと出かけ、沢沿いの林の中の日溜まりで鍋うどんを食っていたら、また現れた・・・短時間ではあったけれど約束でもしていたかのように現れてくれたのには感激・・・この季節、この環境ならではの巡り会いなのっだった。因みに=漂鳥= 日本国内には住んでいるが夏と冬で住む場所を移動するものを漂鳥といい、夏は高い山などに住んでいて、冬になり低山や平地に降りてくる・・・ウグイス・アオジなど日本の国の中で暖かい地域と寒い地域を移動している鳥=であるルリビタキは、関東以南の、低い山地の林等で越冬し3月の中ごろから11月の上旬頃まで見ることが出来なくなるという。日本では四国、本州以北の亜高山帯(1500m以上)で繁殖するらしい。立春、節分、春寒、春隣・・・めぐる時の流れに森羅万象とどまることなし・・・。







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マーキングテープ撤去の茶番を妄想する・・・

炭窯 30日(SUN)も三草コースを歩き、山頂で地元の好々爺・Nさん、西区のTさん夫婦に会った。下りはTさん夫婦とピュアCさんの4名で←案内板の消えた“炭焼き窯跡と山桜コース”を歩いた。無論、この案内板もマーキングテープも外されていて現在はない。再生間なしのこのコースを、以前に歩いたことがあってもどこから入るのか少し戸惑う・・・ここも28日(FRI)に歩いた“古道”と同様、完璧に外されたマーキングテープは、その欠片も辺りに見当たらず、エロボケ爺としては、愚行に専心するその姿勢に、病的な偏執性まで見てしまうのをを禁じ得ず、その昔、「オカマの老人ホームを建てるのが夢よ・・・」といっていたヒゲ面で歯抜けの知人、タローの店で見たことがあるゲイ雑誌「薔薇族」によく登場していたマッチョマンなどをイメージしてしまうのだった。沢「イカニモ!」な“男”には、見掛けに似合わず女々しい心根の持ち主も多いのだという・・・これ、エロボケ妄想の飛躍が過ぎたか。再マーキングしながら下るうちに縄師・Kさんが危険個所へ間違って入らないようにと張っていたロープまで撤去されていたのには恐れ入る。Tさん等の協力を得ながら補修し、山桜を見上げ、人懐っこいルリビタキが戯れる開けた場所で食べた昼食の美味かったこと。まだ、知られていないこのコースはイタチごっこになっても暫くはマーキングを止めない・・・“茶番”を演じ続ける“爺かオヤジ”か、それとも“お兄ちゃん”なのか、知らないけれど了見が狭いぞ!!再マーキングも終盤に近づき「人生迷いっ放しオヤジ」が迷った辺りまで来たところで、社会主義国の小役人が文化を恐れるあまり文化人イジメに精を出す矮小で陰湿な図式がイメージとして浮かび上がってきた。ココで、この日の予定は終了・・・Tさんご夫婦、ピュアCさん、きょうも楽しく有意義な時間をありがとう・・・。駐車場で帰り支度をしていたら、この日の朝、山頂で会った地元の好々爺Nさんが車でやって来た。なにやら、お目当ての木の様子を観に来たとか・・・カフェ・オーレッ!な午後なのだった。

◆月刊「薔薇族」hp




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Tokira

Author:Tokira
写真、山歩き。
マイルス・デビスやチャーリー・ミンガスもいいけれど
浅川マキのセンチメンタルジャーニーにシビれるジャズ好き。
近頃は吉田日出子の「リンゴの木の下で」を聴いては
ホロリと黄昏れている・・・
時々、照れ隠しに『淫蕩火』を名乗るエロ老人。



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