

数日前に「ヒキヨモギ」に出会ったと思ったら今度は「オオヒキヨモギ」に出会した。葉の感じは少し違うけれど花がよく似ているので「ヒキヨモギ」では・・・?と睨んだのは全くのハズレではなかったと言うわけで、「オオヒキヨモギ」があるとは知らなかった。うつろう自然界、何十年生きていても知らぬことばかり・・・。

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Aladdin's cock日かげ いつか月かげとなり 木のかげ・・・山頭火 | |
大引蓬オオヒキヨモギの花・・・![]() ![]() 数日前に「ヒキヨモギ」に出会ったと思ったら今度は「オオヒキヨモギ」に出会した。葉の感じは少し違うけれど花がよく似ているので「ヒキヨモギ」では・・・?と睨んだのは全くのハズレではなかったと言うわけで、「オオヒキヨモギ」があるとは知らなかった。うつろう自然界、何十年生きていても知らぬことばかり・・・。 ![]() ↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]() スポンサーサイト
ゆくなつ惜しむ花・・・![]() ![]() ![]() ![]() ↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]()
松虫草という和名・・・![]() ![]() 「マツムシソウ」の花が咲くと、その和名の由来に関する話にボケ始めた頭が混乱する・・・調べれば調べるほど混乱する。和名の由来には、松虫が鳴く頃、花が咲くからという説と、花が仏具の松虫鉦(まつむしがね)に似ているからという説があり、後者の仏具の“松虫鉦説”が話をややこしくする。仏具の鉦に「松虫」の名がつけられるには、先ず「マツムシ」という虫の名が確立されていることが必須、その上でマツムシの鳴き声に似た音を出す鉦だから「松虫鉦」が成り立ち、この松虫鉦に花後の姿が似ているので「マツムシソウ」でなければならないのだけれど、“古語”にこだわるあまり、「平安時代の松虫」は「現在の鈴虫」だった・・・などと但し書きをつけたりするから、益々混乱を招くことになる。 ![]() ![]()
◆「松虫」と「鈴虫」の呼称について ◆片思いの花・・・松虫草 ![]() ↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]() ミズトンボ花盛り・・・![]() ![]() まだ少し早いのでは・・・と、思っていたミズトンボの花が咲いた・・・例年より10日は早い。ここでも連日の猛暑日が影響しているらしい。日盛りに撮ったけれど、この花の、指で触れてみたくなるような透明感が涼しげでいい。 ![]() ![]()
![]() ↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]() 穂躑躅の花・・・![]() ![]() この花は、今までにも幾度か撮ったことはあるけれど、うまく撮れたためしがない・・・というより、いつもバカのひとつ憶えよろしく、100mmマクロレンズ一本槍で何でもかんでもこなそうとするコチラに策がなさ過ぎるのだけれど、山歩途中でのレンズ交換が億劫で、ついついそのまま撮ってしまうのが原因。 ![]() ![]() ↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]() 待宵草の朝・・・![]() 夏の終わりが近づいても相変わらずの猛暑日・・・そんな日を、但馬北西部のマイナーなキャンプ場で幕営、夏の名残を満喫させて貰った。「その歳でキャンプ!?・・・おゲンキなことで・・・」と、周囲の“冷ややかな目”にも快感を覚えながらテントとBBQ(barbecue)コンロ、それに数十年前の遺物、俵詰めの「備長炭」を少し箱に詰め、出かけた・・・といっても“年寄りの冷や水”でもなければ“無気”になっているわけでもない。 ![]() そのうちにアルプスへテントを持って出かけてやろう・・・と、数年前に特価で買い込んだ“ARAIのゴアライズ”が未だに“処女”のまま・・・足を傷めリハビリ山歩を続けているうちにエロボケ本体の進行する“老化”は如何ともし難くアルプスは諦めたとしても、このテントを処女のまま葬り去るのは見るに忍びず、躰の動くうちにと但馬の「名残り夏幕営」と相成った次第。 ![]() ![]() また、「待てど暮らせど来ぬ人を 宵待ち草のやるせなさ 今宵は月も出ぬそうな」 竹久夢二が詠んだ「宵待ち草」の詩に曲が付けられ広く歌われた為、宵待ち草(ヨイマチグサ)の名が定着してしまったが、正式名はマツヨイグサで待宵草と書き、夕方から花を開いて朝になるとしぼんでしまうのでこの名があるらしいが、マツヨイグサの仲間はすべて「宵待草」や「月見草」と呼んでも構わないのではないかという意見もあるようだけれど ![]() ![]() 与謝野晶子が詠っている。 「月見草 花のしおれし原行けば 日のなきがらを 踏む心地す」 ![]() ↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]() 盗人萩に戯れる・・・![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]() 河原決明の黄色い花・・・![]() ![]() 曰くありそうな難しい名前の草本ではあるけれど、果実は煎じてマメ茶とする事が多くあり、カワラケツメイの名前の由来は、薬効が決明(けつめい・エビスグサ)に似ていて、川原に多く自生することからこの名がついたという。また、他にも色々な呼び方があり、カワラケツメイの葉がネムノキに似ていて、お茶のように飲むことから「ネムチャ」や、浜辺の湿地に多く自生するので「ハマチャ」、種子がマメのように見えるので「マメチャ」など、地方により色々な呼び名があるという。この草本も黄色い花が咲いていなければ目に止まることもなく見過ごされてしまう地味な草本のひとつ。 ![]() ↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]() 盗人萩の花・・・![]() ![]() 萩といえば秋の花!・・・なのだけれど、「盗人属」のヌスビトハギは殊のほか美しい。私は「盗人・・・」の方が美しいと思うし、小さな花やマメ、その枝振りが好きだ。そよ風にも柔らかく揺らぐ姿はまさに秋なのだった。ヌスビトハギの花こそ秋を彩る花であり、ヌスビトハギ属は日本には数種あるらしいけれど、花が小さいので鑑賞価値は低くみられているようだが「サイズ」で鑑賞価値が決まるとしたらノン・アルコール(Non-Alcoholic )!・・・いや、これほどのナンセンス(nonsense)!は無い。 ![]() ![]() ◆ヌスビトハギの仲間:フジカンゾウ、アレチノヌスビトハギ ![]() ↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]()
道ばたの朱い花・・・![]() ![]() ◆縷紅新草:泉鏡花が亡くなる2か月に発表した最後の作品。
![]() ↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]() ままこ菜の花・・・![]() ![]() 桔梗の花咲く土手に、ママコナの花も咲いていた。下唇の白斑をご飯粒に見立てたところからこの名が付いたらしい。◆ママコナの仲間 ママコナのママコは「飯子」と書くらしい。てっきり「継子」だと思い込んでいた・・・「継子」には、“継母の継子虐め”といったエゲツないイメージがいつもついて回り、ママコノシリヌグイなどはその代表格なのだろう。近年、この逆パターンではないかと思われる“継父の継子殺し”といった事件が多い・・・幼い子どもを連れて離婚した女のところへ男が入り込み、新しい父親をやり始めたまではいいけれど、“幼い父親”には“女の連れ子”が邪魔になる・・・幼い父親の我が儘を聞き入れてしまう“幼い母親”との共同作業の結果として「継子虐め」から「幼児殺し」といった“悲劇”が繰り広げられている・・・“飯子菜”の花は、下世話な話とは無縁に咲く可愛い花なのだけれど、継子虐めの古典「落窪物語」の“現代版・シンデレラ”のような“落窪姫君”の出現など望むべくもないのか・・・落ち目な世のオチメな話ばかりで。 ◆落窪物語を現代語訳していくブログ(落窪物語) ![]() ↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]() 引蓬ヒキヨモギの花・・・![]() ![]() ![]() ↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]() 桔梗・・・![]() ![]() 山野に自生する桔梗は美しい!もう桔梗が咲いている頃・・・と、三草山を久しぶりに訪ねたらグッドタイミング!桔梗ほどよく知られている花も、そう多くはない。根茎を水洗いし乾燥したものが漢方の桔梗恨で薬用にされ、咳や痰をとり気管支炎に効くとか・・・。また、『枕草子』には「草の花はなでしこ 唐のはさらなり やまといもいとめでたし をみなえし 桔梗 あさがお 刈萱 菊 壷菫」(六四段)と美しい草花を書き連ねてあるのだけれど、古文に疎いエロボケ爺は、もっぱら、橋本治の「桃尻語訳・枕草子」を愛読し楽しませて貰っているのだった。この「夏の花はなでしこ・・・」が桃尻語訳によるとこうなる↓ ザッとこんな調子で流れていく・・・。また、キキョウは丘陵の乾いた草原に自生し、日本全土から朝鮮、中国までに分布、キキョウ科のキキョウ属一種と言う東アジア特有の多年草で、植物学上の貴重な存在でもあるらしい。 ![]() ![]()
![]() ↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]() 姫白根の白い花・・・![]() シロネの名は太い地下茎が白いことからきているらしい。ネット図鑑などを見ると山野の湿地であれば全国どこでも生えるとあるけれど、小さい白い花が咲いていなければ、今回も気に止めることもなく見過ごしてしまうところなのだった。山野での草花との出会いはいつもこんなコトから始まる。 ![]() ↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]() カワラナデシコの花・・・![]() ![]() よく知られている「撫子」と言う花について「カワラナデシコ」という名前と、そのピンクの花姿以外は何も知らない。名前は、撫でてやりたい可愛い子、愛しい子、が語源らしい。「撫子」「大和撫子」或いは「常夏」などとも呼ばれ、カラナデシコ(唐撫子)とともに古くから美女を形容するコトバとして用いられてきたようだけれど、平安時代の日本では、「常夏」とは、植物を指す言葉であったらしい。「常夏」とは、ナデシコ(撫子)のことで秋の七草の一種として知られているけれど、正確には、「カワラナデシコ」という種の草で、秋の七草であるのに、なぜ「常夏」なのか?・・・と、力むほどのこともない。夏から秋にかけてが花期であり、秋に夏の名残のように咲く姿から「常夏」と名付けられたという話なのだった。馴染みのある花なので解ったつもりになっているだけで、実は殆どなにも知らない・・・その昔、中国産の撫子と交配し多くの品種が生産され、そのなかには化け物のような品種もあり、花弁が長く垂れ下がっているというのだ。それは「伊勢撫子」と呼ばれる品種で、花弁の長さが20cm以上になるものもあるというのだ。↓こんな記述があったけれど、どちらかといえば、どう見てもカワラナデシコの素朴さがいい。
![]() ↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]() 犬山椒の緑アオい花・・・![]() ![]() ![]() ↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]() “樹液酒場”にて・・・ホシアシナガヤセバエ![]() ![]() ↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]() 夏景色・・・草むらの蜻蛉![]() ![]() ![]() ![]() 人類の叡知にも凄いモノはあるけれど、自然界に於ける進化の歴史は“神秘”としか言いようがない ![]() ↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]() 雌薮苧麻(メヤブマオ)の花・・・![]() ◆苧麻:ちょま イラクサ科の多年草で、茎の皮の繊維が宮古上布の伝統的な材料になっています。光沢があり、耐久力が大きく、耐水性に富み、汗を吸収してよく発散するので、夏の衣材料に適しています。 ◆ヤブマオの仲間 ![]() ↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]() 紫の星降る天の滝・・・![]() ![]() ![]() ↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]()
雛の臼壷という花・・・![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]() 栃葉人参の赤い実・・・![]() ![]() ◆生薬・・・竹節人参 ![]() ↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]() ダイコンソウの花・・・![]() ![]() ◆ダイコンソウの種子 ![]() ↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]() 紫の星ちりばめた岩壁・・・![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]() 水引の色・・・![]() ![]() 京都では仏事に黒白の水引は使ひません 必ず 黄白の水引 を使ひます 京の人にとって御所は生活の上でも密着しており この紅白の水引と間違い易い黒白を避けました 御所さんに申し訳ないからです この記述を読んでいて、どうしても納得がいかないのは「黒白」と間違い易い「紅白」とは・・・「黒」によく似た「紅」とはどんな染料でどんな「色」に染め上げられていたのか・・・現在でも見られるものなら見てみたい。水引の色は、この他に左右全部が銀色の「双銀の水引」というものがあり、京都では、葬式の香典にも『黄白の水引』を用いるらしい。そのワケは、皇室で使う『紅白の水引』の「紅」が黒に近い色をしているため、京都では『黒白の水引』は使わないということらしい。 ![]() ↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]() 林縁の花・・・姫藪蘭![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]() |
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