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Aladdin's cock

日かげ いつか月かげとなり 木のかげ・・・山頭火       

岩絡み愛でる心もからめとり・・・淫蕩火

イワガラミイワガラミイワガラミ (ユキノシタ科 イワガラミ属)
植物生態研究室(波田研)

 凄い勢いで大木に絡み、どこまでも登っていく「イワガラミ」・・・これほどダイナミックな姿を観るのは初めてだった。アジサイを観に来たという豊岡のお嬢さんを案内したけれどツルアジサイに似たこの花に興味はないようでただ見上げるだけで全く無関心・・・アジサイのイメージからはかけ離れた生命力溢れる凄まじい姿に“花愛でる心”を削がれてしまったか・・・お気に召さぬようで。。。アジサイはやはりヤマアジサイがよろしい・・・どうも、スンマヘン。




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山桃と兵隊・・・

ヤマモモヤマモモヤマモモ (ヤマモモ科 ヤマモモ属)
植物生態研究室(波田研)

 久しぶりに三草山を歩いた。常連さんに合えば立ち止まり、雑談を繰り返しながらゆっくり登っていたら、やはり常連のお嬢さんが「食べ頃のヤマモモがありますよ・・・」と、そんなに大きくもないヤマモモの木のあるところへ案内してくれた。「ヤマモモ」と聞けば即座に「兵隊さん」を思い浮かべてしまうほど「山桃と兵隊」は、モーロクしかかったノーミソにこびりついている数少ない記憶のひとつなのだった。“数少ない記憶”といっても、終戦を間近に控えた頃の国民学校低学年の子どもの記憶であり、断片的で“あやふやな記憶”といった方が正しいのかも知れない・・・当時、どういうワケでそんなことになったのか田舎のガキが知るわけもないけれど、兵隊20~30名が田舎の公会堂に数日間滞在していったことがあり、旧日本陸軍兵士・・・兵隊の日常生活の一部を直に見たのはアトにも先にもこのとき一回きりなのだった。ヤマモモ 公会堂の玄関脇にいつも立てかけてある樫の棒、一部分樹皮を削り取ったアトに墨痕鮮やかな“軍人精神注入棒”の文字・・・この棒が現実に使用される場面や二列横隊の前列を“回れ右!”の号令で対面させたかと思ったら、号令一下、一方の列の兵隊が向き合った相手の顔に強烈な往復ビンタ、次は攻守入れ替わり、またまた往復ビンタ・・・何があったか知らないけれど、どうも連帯責任をとらされているような場面ではなかったかと思う・・・といった生々しいしごき場面を目撃したのも一度や二度ではなかったけれど、兵隊さんたちが寛いでいるスキにチョット畳の上に足を踏み入れたら、飛び上がり這い登ってくる蚤ノミ集団のくすぐったい感触も忘れられない記憶のひとつなのだった。こんな中で生活する兵士も夜は辺りの民家に分散、もらい風呂で入浴、暫し、くつろぎの時間をそれぞれに楽しんでいたのではないかと想像する。そんなことで親しくなった「兵隊さん」と遊んだ記憶のひとつが“ヤマモモ採り”なのだった。なにぶんにも、この時代に食べることができるものを採りに行くということは、オトナにも子どもにも最高の楽しみであったように思う。どうってことのない木の実は・・・キラキラ煌めく宝石のようでもあり、粒の粗い砂糖をまぶしたドロップのようでもある?などとは現在イマだからこそ言えることで当時のガキどもがそんな高級なものを知っているワケもないが・・・少し甘味があるというだけで、かなりの価値があったのではないかと想像する。ズルチンサッカリンという甘味料?が登場するのはもう少しアトだったように記憶しているけれど、「山桃と兵隊」は幼いノーミソに張り付いてしまった“甘味の記憶”なのかも知れない。

◆新兵の一日(わが青春の追憶)

 戦後すぐ、砂糖は貴重品だった。戦時中から台湾や南洋などからの輸入ルートが途絶えていたからだ。そのため、ズルチンやサッカリンという人工甘味料が食品添加物として使われた。しかし日本が復興し、精糖工場の再建が進むにつれて人工甘味料時代は去り、昭和26年をピークに29年まで人工甘味料の需要は下り坂だった。しかしスエズ動乱で砂糖が値上がりしたために、また、安価な人工甘味料は脚光を浴びた。製品の8割が砂糖だという製菓業界においては砂糖の価格の高低は死活問題である。砂糖が値上がりしたからといって、市場競争が激しいなかで自社だけ値上げすることはできない。そのため、味は少し落ちてもコストを考え、人工甘味料に転換するのだ。なにしろ甘さも砂糖の300倍~1000倍はある。チクロの甘味は砂糖の40倍くらいで人工甘味料のなかでも値段が高いが、後味がさっぱりとしていて砂糖に味が近いため菓子や清涼飲料に多用された。ズルチンなどは後味が残るのだ。
(「チクロは旨かった」日曜研究チャンネル)







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心和むウリノキの花・・・・

ウリノキウリノキウリノキ(瓜の木) 
ウリノキ科ウリノキ属

(神戸・六甲山系の樹木図鑑)
 音を立てて流れる沢沿いの道を歩いていたら、不思議なカタチをした小さな花が風に揺れ、葉陰に見え隠れする・・・愛敬のある「ウリノキ」の花なのだった。ネットなどで見たことはあったけれど実物を観るのは初めてだった。しばらく観察していたらハナアブが忙しく花から花へと渡り歩く・・・数枚シャッターを切ってみたけれど、かなり速い。ウリノキ


 花は6月に、葉腋の集散花序に数個の白い花が咲く。花の形は、写真のように特徴のある花なのだ。蕾は、細長い円柱形で、開くと6~8本の花弁が、外側にくるくると巻き上がる。雄しべは6~8本、雌しべは雄しべより少し長く突き出ている。風鈴や提灯をイメージさせる白い小さな花が、緑の葉の下にパラパラとつり下がっているサマをジッと見ていると、心和ませてくれる。







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日陰者の目眩まし・・・

ヒカゲチョウヒメキマダラヒカゲ 
タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科

(軽井沢の蝶)
 カラ梅雨を想わせる真夏日の里山歩きは暑さが応える。少しでも涼しげなところを歩こうと、繁みの木陰に入れば忙しげに飛び回るジャノメチョウやヒカゲチョウによく出くわす。和名の由来,は、眼球紋を蛇の目に見立ててジャノメチョウ、 日陰にいることが多いチョウなのでヒカゲチョウ・・・と、見たママの名前が付けられたらしい。ネットで調べていくうちに少し気になったことがある。それは、ヒカゲチョウの別名「ナミヒカゲ」が、気に入らぬとか、この蝶に対して失礼だとか、この別名があることで、シロートを迷わせる原因になる・・・などと言った尤もらしい話なのだけれど、本気でそんなこと考えている人が居るのだろうか?人もいろいろなら考え方もいろいろなのだろうけれど、エロボケノーミソには大して影響のある話でもなし、俄に信じ難い話ではある。などと偉そうな口を叩いていたら、山友の指月山さんより親切なコメントを頂戴し、調べてみたらアバウト老人の同定ミスを確認し、即、「ヒメキマダラヒカゲ」と訂正させていただきました。文章との脈絡が少しズレるかも知れませんが・・・「そこんとこはヨロシク!」・・・ということで。指月山さん有り難うございました。

日陰者(ひかげもの)】 
1.世を隠れ忍ぶ身の上の人。
  公然と世に立ち交わることのできない人。
  特に、妾(めかけ)、私生児、前科者など。
2.世の中から認められない人。
   世に埋もれて出世しない人

ジャノメチョウ コジャノメ  タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科
(軽井沢の蝶)          
 「日陰者」と、もうひとつの「目眩まし」を言い替えるなら擬態(眼状紋)ということになるのだろう。ここまで、何気なく使ってきたコトバ「日陰者の目眩まし」がチョット気になったので調べてみたら「目眩まし」放送禁止用語というか放送自粛用語になっているようだ。敵が使った閃光弾について「目眩ましを使ってきた」というセリフを、「目眩まし」→「めくら(盲目)まし」ととらえられるので現在はどちらも厳しく制限されているため、このふたつについては消音措置されることが多いという。まだ記憶に新しい郵政疑惑、「西川社長続投劇」には、あれ以降、テレビも新聞も一切触れない。西川社長続投郵政疑獄の目眩ましではないのか・・・差別用語や放送禁止用語を指定していること自体が.差別をより際立たせるのではないかと思う今日この頃なのだった。

眼状紋(目玉模様)】

  眼状紋とは、ほぼ同心円状の模様で、黒ないし褐色と白など薄い色の部分が交互になっているもの。特に中心部の濃色部が広く、そのまた中央に白色部があるなど、脊椎動物の目を思わせる模様である。俗称としては目玉模様もよく使 われる。

眼状紋の役割には二つの説があり、一つはそのフクロウやヘビの眼に似た模様によって鳥類等の天敵を脅かすためという説、もう一つは模様の付いた翅を頭と誤認させることで天敵の攻撃をこちらにそらし、重要な器官である頭を守るという説がある








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十薬にモノサシトンボ

ドクダミドクダミドクダミ 別名:ジュウヤク(十薬)
 ドクダミ科
(植物園へようこそ )
 梅雨時の林縁、薄暗い溝の側でひときわ目立つドクダミの花・・・

ゲンノショウコ、センブリとあわせ、三大民間薬として、古くから用いられ、又、天ぷらとして食用にもされ、人々の生活から切り離せない植物であった。
又、その繁殖力の強さに驚かされる花でもある。 ゲンノショウコを始め、昔からあちこちに咲いていた花がだんだん周囲から姿を消していく中で、この花だけは今でも住宅地や道端に繁茂し、その強い繁殖力を誇示している。 地中に白い地下茎を縦横に張り巡らし、そこから沢山の芽を出し、群生するが、抜いても抜いても少しでも地下茎が残ればすぐ又芽を出してくる。 ヤブガラシにしろ、ヒルガオにしろ地下茎で増える植物は同じ様に繁殖力が強い。
ドクダミ科として一家を成し、花は白い花びらのように見える部分が目立つが、これは苞(ほう)で、ドクダミには花弁も萼(ガク)も片(へん)も無く、黄色の部分は雄しべの葯(やく)が密集したものである。
(野の花散歩)

モノサシトンボモノサシトンボ トンボ目・モノサシトンボ科
( 昆虫研究所)
 ドクダミの花を撮っていたらファインダーにモノサシトンボ♂が飛び込んできた。♂は青白く、♀は黄緑色をしている。平地から低山地にかけて、水辺周辺の草などにとまっているのをよく見かける。






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【ひ】 瓢箪から駒・・・

コマツナギコマツナギコマツナギ(駒繋ぎ) マメ科コマツナギ属
(神戸・六甲山系の樹木図鑑)
 コマツナギの花が咲いた。「コマ」には 将棋に使う駒回して遊ぶコマ(独 楽)もあるけれど「コマツナギ」の「コマ」とは、いうまでもなく「駒」であり「馬」なのだ。茎は細いが、馬を繋げるほど丈夫なことから付いた名であるといわれている・・・“上方いろはかるた”「【ひ】 瓢箪から駒」というのがある。意外な所から意外な物が「出る」とも「出ない」とも言ってはいないけれど・・・主として、冗談半分で言い出したことが事実となってしまう場合などをいうらしい。昨日から、政治家やマスメディアが大騒ぎしている元芸人、県知事の「東国原・発言」は果たしてどうなんやろ?と思ってしまうけれど、ご当人は「・・・真面目な発言です・・・」と大マジメに言っている。そして、「真面目な発言です」と言えば言うほど、シニカルというか皮肉の度合が濃くなるから凄い!し、オモシロイ!・・・終戦後60年余り、その殆どを取り仕切ってきた自民党は、いつの間にやら、重箱の隅をつつき回しているだけの“オトボケ与党”に成り下がっていることにも気づかぬほどの脳拘束(脳梗塞?)振り、「私が自民党、次期総裁候補として、次の選挙を戦う覚悟があるか!?」・・・この東国原発言は、小泉首相、竹中平蔵から始まった摩訶不思議な政治?の行き着く先であるのかも知れない。そして、ひょっとして、ヒョッとすれば「歴史に残る名言」になるやも知れず、「お笑いタレントに総裁になりたいなんて言われるとは自民党も足元を見られている」とか「顔を洗って出直せ・・・」などという素直で明快な体育会系発言「洒落シャレ」にもならず、ラベルの違いと自民党の現状を際立たせ、気が重くなるだけ・・・ツユの晴れ間にはダージリン。




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私が自民党総裁候補として戦う覚悟があるか!?

 浮き足立つ自民党、やることがいちいち可笑しい。遂に東国原宮崎県知事に自民・選対 委員長が出馬要請・・・比例代表の「人寄せパンダ」でも目論んだのかも知れないけれど、受ける知事サイドの冗談とも本気ともとれる「要望」を盛り込んだ条件に「顔を洗って出直せ!・・・」などとケンケンがくがく(喧喧諤諤)・・・マスメディアの報道姿勢も引っくるめて、とくと観察するには外野席がいちばんや・・・。

タイトル
東国原知事の総裁候補要求に対する反応 090623
自民党の総選挙出馬要請に応えて次期総裁候補ポストを要求した東 国原宮崎県知事に対する反応




タイトル
自民、東国原知事に衆院選出馬要請

2009年6月24日1:14:55
自民党の選挙対策の責任者がわざわざ東国原知事の元に出向くとあって注目度は高く、宮 崎県庁には大勢の報道陣が詰めかけました。  「私もきょうは真剣勝負でお話に参りましたので、ひとつ・・・」(自民党・古賀誠選対 委員長)  会談時間はおよそ20分。その内容は・・・  (23日1 7:16)


タイトル
「私が自民党総裁候補として戦う覚悟があるか」

2009年6月24日1:14:55
東国原知事は「私が自民党総裁候補として自民党は戦う覚悟があるか」と述べ 、それに対し古賀選対委員長は「お聞きしましたと。承りましたじゃなくて一応、お聞き しました。」と、いうような反応だったという。
さらに、東国原知事は、全国知事会で申し入れた地方分権に関するマニフェストを自民党 のマニフェストに盛り込み、4年間で実行することなども合わせて要請したという。
今後、東国原知事の国政への転身はあるのだろうか?


タイトル
衆院選出馬条件は「自民総裁に」⇒笹川・不快感

笹川総務会長:『高く売りつけたんじゃ無いのか』-----------------
自民党の古賀選挙対策委員長は23日、東国原英夫宮崎県知事と同県庁で会談し、次期衆 院選に自民党公認候補として出馬するように求めた。

 これに対し、東国原知事は、全国知事会が作成したマニフェスト(政権公約)を自民党の 公約にすべて取り込むことと、自身を自民党総裁として衆院選に臨むことを出馬の条件に 挙げた。

 古賀氏は「お聞きしました」と述べ、即答しなかったという。

(2009年6月23日 読売新聞)






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獲物はシオカラトンボ・・・

ムシヒキアブシオヤアブ ハエ目 短角亜目 ムシヒキアブ科 シオヤアブ亜科
( 昆虫エクスプローラ)
 林道を歩いていたら、頭上をかすめて行ったトンボが、何か獲物を捕らえたのか目の前で墜落、地上で激しくもつれ格闘を始めた・・・トンボが何か虫を抑え込んでいるように見えたけれど、よく見たら抑え込まれたように見えたのが捕らえた方で、捨て身の攻撃を仕掛けたシオヤアブなのだった。レンズを向け、撮りにかかろうとしたら大きな獲物を抱えたまま木の枝に持って上がった。シオヤアブの仲間はトンボのように飛びながら獲物を探すのではなく、近くを飛ぶ獲物に反応してスクランブル発進し、ファントム戦闘機さながらの攻撃を仕掛け、時には自身の数倍はあるオニヤンマを仕留めることもあるというから、その闘争心と飛行能力には並外れたものがある。






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ヨウシュヤマゴボウ

ヨウシュヤマゴボウヨウシュヤマゴボウ ヤマゴボウ科 ヤマゴボウ属
(ヨウシュヤマゴボウ【植物図鑑・撮れたてドットコム】)
 ヨウシュヤマゴボウの花が咲くのは雨の季節、お馴染みの花で今更、取り立ててどうこう言うほどのこともなし、季節が巡ってくれば何処ででも見ることができる花・・・子どもの頃、黒くなった果実をインク代わりにして遊んだのは多分ヨウシュヤマゴボウの実だったように思う。何に惹かれてやって来たのかカメムシが一匹・・・。

ヤマゴボウの仲間(植物図鑑・撮れたてドットコム)

エビイロカメムシ(海老色亀虫)





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クマイチゴ

クサイチゴクサイチゴクマイチゴ(熊苺) バラ科キイチゴ属
(神戸・六甲山系の樹木図鑑)
 クサイチゴは春、ナガバモミジイチゴは初夏、フユイチゴは冬に実をつけ、食べられる木イチゴはこの三種くらいしか知らなかったけれど、今回、見た木イチゴは、てっきりクサイチゴと思い込んでいた。撮ってきた画像を見ているとどうも葉のカタチがクサイチゴとは違う・・・調べてみたら「クマイチゴ」だった。大きく鋭いトゲの先は曲がっていて、見るからに厄介な感じがしてジャケツイバラを想い出してしまった。
クサイチゴ

クマイチゴ酒

 摘んで帰ったクマイチゴは、ヨーグルトにのせて食べてもいいし、
 ジャムにしてもいい。もちろん、リキュールにするのも、楽しい。
 
 ホワイトリカーにしばらく漬けておき、エキスが出たころあいを見はからって、いちごを引き上げて熟  成させるのは、ドドメと同じ。
 
 水分の多い果実の場合は、あまり長く漬けておくと、酸化しておいしくなくなる。
 一年経ったクマイチゴの酒は、透き通ったピンクの酒に仕上がった。(クマイチゴ酒)

【山と渓ときのこと酒と】






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国蝶オオムラサキ

オオムラサキオオムラサキオオムラサキ(大紫蝶)
鱗翅目タテハチョウ科

(植物園へようこそ )




オオムラサキ 幼虫の放虫会で羽化するのは6月頃と聞いていたので、丹波の森へ「日本の国蝶オオムラサキ」その後の観察に出かけた。丁度、見ごろというのか羽化したばかりの成虫からサナギ、間もなくサナギになる幼虫まで全ての様子を観察させて貰ったけれど、成虫が羽を全開することが少なくタイミング良く捉えるのに時間が掛かり、納得できるモノが撮れずチョット悔いを残している・・・また来年ということで。

オオムラサキオオムラサキ 
蛹直前の幼虫
←||→

 オオムラサキの羽化はオスから先に始まるらしい。











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ホシミスジ

コミスジホシミスジ タテハチョウ科(六甲山系の蝶図鑑)
 最近、里山ではミスジチョウの仲間をよく見かける・・・軽く羽ばたきながら滑空する独特の飛ぶ姿は、渡りをする蝶、アサギマダラの滑空を想わせ楽しませてくれる。

ミスジチョウの仲間は良く似たものが本土に5種、沖縄に1種の6種がいるが、コミスジは屋久島まで、リュウキュウミスジは屋久島以南に生息する。ミスジチョウ、南限は九州の宮崎県になる。ホシミスジオオミスジはミスジチョウより北方系で南限は滋賀県。フタスジチョウは東北、北海道に多い。翅は他の白帯3本に対し2本である。

前翅の白いライン(白紋)を見れば見分けられる(ミスジチョウの仲間)

コミスジコミスジ 気持ちよさそうに滑空する姿を写してやろうと、100mmマクロレンズで追ってみた。AF機構は壊れたままなので手動フォーカス・・・

コミスジコミスジなんとか観るに耐えるモノは、十数枚シャッターを切ってこの4枚だけとは、心細い結果に・・・う~ン。








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夏枯草・・・夏の花

ウツボグサウツボグサ 和名:空穂草/靱草/
別名:夏枯草(かごそう)
シソ科 ウツボグサ属

(【植物図鑑・撮れたてドットコム】)
 夏の花、ウツボソウが姿を見せ始めた。まだ、他に3本見ただけだが、そのうちに群生する姿が見えるはず・・・ウツボグサの花は、6月~7月頃に茎頂に紫色の唇形花を穂状につけ、真夏に花穂だけが結実のため、枯れたように、褐色に変わる。そのため、夏枯草(カゴソウ)の名前が付けられたと言われている。

タテヤマウツボグサとウツボグサ(植物図鑑・撮れたてドットコム)





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クネクネうごめく毛ムシには・・・やはり、長持ちキンチョール!




マツカレハマツカレハマツカレハ
別名:マツケムシ

(幼虫図鑑)
 梅雨の晴れ間に庭木の刈り込みをほぼ済ませ、最後に残して置いたマツの剪定・・・といえば聞こえはいいが、庭師に払う費用節約のため、見よう見まねの急造庭師がココ十数年来の恒例になっているのだった。所詮はシロートのやっつけ仕事、それなりに涼しげであればヨシとするビンボー旦那の金欠芸・・・涼しげに、涼しげにと、ドンドン葉をむしり取り、もつれた枝はドンドン切り落とすという思い切りの良さだけが取り得のシロートワザ、露わになった枝のアチコチで大きな毛ムシがクネクネ・・・かなり大きくて7~8cmはあろうか・・・咄嗟に「クネクネうごめく毛ムシにはキンチョール!」がエロボケノーミソをかすめ、早速、近所のドラッグストアへ・・・さすがシーズン、虫除けや殺虫剤、それにかゆみ止めが入り口には山積み・・・

トヨエツの
「センセ、長持ちキンチョールとよく飛ぶキンチョールジェット、どっちを選んだらエエんや・・・」
 お馴染みのキンチョールとキンチョールジェットが並べてある・・・
どっちを選んだらエエんや?

「そんなの、どっちだっていいじゃない・・・」とはいうけれど
“ジェットの3倍長持ちで499円”のキャッチコピーに惹かれ、ロージンは“長保ち”が取り得と“長持ちキンチョール”を買い、早速、松の木にシューッ・・・木のアチコチから十数匹の幼虫がクネクネと姿を現したかと思ったらポトリ、ポトリと落ちていく・・・たまらんなァ。。。

マツカレハマツカレハ

・・・体長75mmに達する大型の毛虫で、俗にマツケムシと呼ばれています。幼虫は成長すると背面は銀色に光り、 胸部の背面には藍黒色の毛束の帯が目立つようになります。そして、触れるとこの部分の黒い毒針毛が皮膚に刺さります。毒性はドクガほど強くありませんが、 刺されると激痛があり、あとが腫れ上がります。痛みや腫れはすぐなくなりますが、かゆみは1~2週間くらい続きます。 アカマツ、クロマツ、ヒマラヤシーダなどの大害虫として知られ、ときどき大発生して問題になります。
・・・ 年1回発生し、成虫は7~9月ころ出現してマツ類の葉や枝に 200~500 個もの卵を産みます。間もなく孵化した幼虫は針葉を食べ、 10月下旬までに体長20mm内外の5齢に育ち、幹から下りて根際や落ち葉の下などで越冬します。
・・・本種の毒針毛はドクガ類とは違い、 刺さった毛束が肉眼で見えますので、刺されたときはピンセットとセロテープでていねいに除去するようにします。
(刺す毛虫5 マツカレハ/庭の刺す毛虫・刺さない毛虫 (社)農林水産技術情報協会)







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柿蘭が咲き始めた・・・

カキランカキランカキラン(柿蘭)ラン科カキラン属
(神戸・六甲山系の草本図鑑)
 カキランが咲き始めた。ササユリが咲き、イチヤクソウが数本咲き始めているのを目撃、もう一度撮り直そうと出かけたら見事になくなっていた。誰がどんなつもりで“お持ち帰り”することになるのか想像もつかないけれど、カキランも、以前、盗掘されていたところにはもう姿を見せることはない。今回、撮影したのは他の群生地で、かなりの数が確認できた。まだ殆どがツボミで順次開花を始めるはず・・・暫くは楽しめそうだった。(兵庫県レッドデータランクC)






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消えたイチヤクソウ・・・

イチヤクソウイチヤクソウイチヤクソウ(一薬草)
イチヤクソウ科イチヤクソウ属

(神戸・六甲山系の草本図鑑)
 一週間前に撮ったイチヤクソウ、土曜日に再度撮りに行ったらもう無くなっていた・・・クスリにでも利用するつもりか!?

イチヤクソウ(一薬草・いちやくそう)
イチヤクソウ科 効能 すり傷・切り傷 | 急性胃炎 | 膀胱炎 | 虫刺され
イチヤクソウ(一薬草・いちやくそう)は、低い山の樹林などに生育するイチヤクソウ科イチヤクソウ属の常緑多年草本で、湾曲した雄しべの容姿が特徴的です。
同種の多いイチヤクソウですが、その中には葉緑素を持たないで、地中の菌根から養分をもらうことにより成長する腐生植物と呼ばれる種類のものがあります。
イチヤクソウ自身は光合成をするのですが、それだけではまかなえきれずにやはり菌根つくり地中より他の樹木の栄養分を吸収しています。
イチヤクソウ(一薬草・いちやくそう)の成分
クエルチン・ベータ・シトステロール・オレアノール酸・ウルソール酸など
( 野草と薬草のブログ)






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赤地利蕎麦(シャクチリソバ)・・・

シャクチリソバシャクチリソバシャクチリソバ(赤地利蕎麦) タデ科
(植物園へようこそ)
 シャクチリソバ(赤地利蕎麦)という名前も初めてなら、花を見るのも初めてという植物がまた現れた。業界の人ならどうというほどのこともないことなのだけれど、そこはシロート、数え切れぬほど通っているアゼに も、また“お初”の出現なのだった。シャクチリソバ(赤地利蕎麦)という名は、草も木も生えないような荒れ地に便利ということで、どこにでも生える丈夫なソバという意味があるらしい。河原や荒地に時々帰化しているが,どこにでも見られるというほど繁殖しているワケではない。明治時代に薬草として導入され、救荒植物としても利用されたといわれている。

「薬草園から逃げ出したソバ、シャクチリソバ」
シャクチリソバは本州から九州に分布するタデ科の多年生草本です。この植物はもともとヒマラヤから中国南西部に分布していた帰化植物です。中国では金蕎麦(きんきょうばく)とよんで、太い塊茎は薬用で解毒剤などとして使用していました。昭和初期に日本に導入され、薬草園などで栽培されました。和名は本草網目という本の中の赤地利(しゃくちり)という漢名にならって、植物学者の牧野富太郎博士が 1933 年に名づけました。ところが、 1960 年代に薬草園などから逃げ出し、野生化して広がった植物が、田んぼのあぜ道や街中でも見られるようになりました。
シャクチリソバはそば粉の原料にする、日本人にもなじみのソバ( Fagopyrum esculentum )の仲間です。ソバの仲間( Fagopyrum 属 )は本来野生では日本に分布していませんでした。日本に分布する「ソバ」と名のつく植物はいくつありますが、水辺に生えているミゾソバ( Persicaria thunbergii )などは、種子の形がソバに似ているだけで全く違う属です。
(植物こぼれ話 | 植物図鑑DB | ハーブの館|日本新薬株式会社)


 
シャクチリソバ

『救荒植物』・・・・・ (きゅうこうしょくぶつ)、飢饉、戦争その他で食料が不足した時に、それをしのぐために間に合わせに食料として利用される 植物 。

救荒植物の種類は多いが、その性質上不快なにおいや味がない部分までたいてい利用される。救荒植物の可食部分は、茎、葉、根、果実、種子、地下茎、花、葉柄などである。
救荒植物には無毒のもののほかに有毒だが毒消しが可能なものも含まれる。特に、毒消し・灰汁抜きの手順が煩雑で、他の食べ物があれば手を出さないが、やむを得ぬ場合は食べる、というものもある。ドングリの多くやソテツがその例に挙げられる。
可食部別に挙げれば以下のように分けることができる。
全草 - ノビル、タネツケバナ、イスランドゴケ、キクノリ、スギノリ
茎 - イタドリ、ウワバミソウ、チョウセンゴミシ、ソテツ(デンプン)
葉 - ナズナ、ヒユ、ヤブカンゾウ、ヤマアザミ、アカザ
若草 - オオバコ、クサギ、タラノキ、アキギリ、マツムシソウ、ウコギ
根 - オケラ、アシタバ、クズ(デンプン)
茎、葉 - タビラコ、ダイコンソウ、スカンポ、シオデ、ツルナ、スベリヒユ
地下茎、塊根その他地下部 - キクイモ、テンナンショウ、オニドコロ、チョロギ、アマナ、コヒルガオ、ミツバツチグリ
果実 - クサボケ、カリン、ツクバネ、イヌビワ、ジュズタマ、カラスウリ、ウグイスカグラ、イワナシ、サルナシ、マタタビ
種子 - トチノキ、カシワ、クヌギ、コナラ、ブナ、カヤ、カラスムギ、ハトムギ、イチイ、マコモ、ミノゴメ
花 - ユウスゲ、ニッコウキスゲ
葉柄 - ハマシシウド
鱗茎からデンプンを得る - アマドコロ、ナルユリ、マンジュシャゲ、ウバユリ
(救荒植物-モバゲート-無料雑学辞書)








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「野ばら」・・・ウィーン少年合唱団メンバー数人のニタニタ笑い・・・

ノイバラノイバラノイバラ(野茨) バラ科 バラ属
(神戸・六甲山系の樹木図鑑)
 花盛りのノイバラに出遭うと、辺りに芳香を漂わせ、白い平凡な花が清楚で美しい花に見える・・・モノの見え方の不思議といえば、そうなのかも知れない。「野ばら」という有名な歌曲があるけれど「ノイバラ」のことらしい。「野棘(のいばら)」と「野薔薇(のばら)」・・・コトバから受けるイメージがどうしてこうも違うのか・・・いずれにせよ学名は「野茨(のいばら)」であり、別名というか通称?として「野薔薇(のばら)」があるということなのだった。ゲーテの詩による、シューベルト作曲「野ばら」について調べていてよく目にしたのは

♪・・・・・
紅におう 野中のばら
・・・・・
永久にあせぬ紅におう 野中のばら ♪
・・・・・


こんなフレーズが出てくることに関して
「ゲーテの詩の、野ばらは赤いのですね・・・・」といった記述をかなり目にしたけれど、確かに「野ばら」の下敷きになっているのが「野茨(のいばら)」だとすれば「白」であるはずだから、なかには「薄いピンク」の花弁が混じることもある・・・などと、つじつま合わせに苦労している記事もあった。「野ばら」は歌曲「野ばら」として「赤」であっても構わないと思う。そんなことより、もっと面白いと思ったのは天使の歌声といわれたウィーン少年合唱団メンバー数人のニタニタ笑いに関する記述は真偽のほどはともかく説得力があり面白い。


野ばらはノイバラ(野茨、学名:Rosa multiflora)で普通は白色なのです。

ところがこの詩は“赤いばら”、おかしいですね・・・

・・・紅におう 野中のばら ♪

どういうことかというとこれは田舎の少女を“野に咲くばら”に例えたのです。
そう、若き日のゲーテは“野に咲くばら”を手折ってしまったのです!!

ウィーン少年合唱団が来日してこの曲を歌いました。
そのメンバーの何人かがニタニタ笑っていたのが当時の私には不思議でしたが、
彼らは本当の意味を知っていたですね・・・。

  


       








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総務大臣 鳩山邦夫 「潔く去る」・・・・・!?

 鳩山総務大臣が辞任した。なんでも「鳩山総務相に西川社長が頭を下げる・・・」というのがアソーの妥協案であったらしい。やはり、かなりのお笑い決着案ではある。西川社長は言うまでもないけれど所詮、アソーも「闇の力」の操り人形・・・西川社長は地獄の釜の蓋か。この分なら、マスメディアの変わり身具合も多分笑わせてくれると思う。

タイトル総務大臣 鳩山邦夫 「潔く去る」・・・・・

 ・・・・・中川秀直氏、竹中平蔵氏、菅義偉氏、石原伸晃氏、そして麻生太郎氏と裏に控える小泉純一郎氏が、現職の総務大臣の認可権を否定するなら、日本郵政株式会社法第9条を以下の通りに改正するべきだ。
(取締役等の選任等の決議)
第九条  会社の取締役の選任及び解任並びに監査役の選任及び解任の決議は、小泉純一郎、中川秀直、竹中平蔵、菅義偉、石原伸晃の認可を受けなければ、その効力を生じない。
 鳩山総務相は政府に対抗して決起する際に西郷隆盛が示した言葉を引いた。
「今般政府に尋問の筋、これあり」
 鳩山総務相は野党陣営に合流するだろう。国民新党と連携する可能性が高いと思われる。これで、野党連合の総選挙勝利が盤石になる。
 麻生太郎氏は政権交代実現に大きく貢献したと評価されることになるだろう
(植草一秀の『知られざる真実』)


タイトル09 06 12 アンカー
鳩山総務大臣突然の辞任
森田さんが解説












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アメリカフウロの果実

アメリカフウロソウアメリカフウロソウ よく行く山の林道脇に赤い葉が目立つ草本を撮ってきたのだが、花のあとの種子であることは分かるけれどココにどんな花が咲いていたかが思い出せない・・・確か、四月頃には花が咲いていた・・・黒い特徴のあるカタチの果実に見入っていたら、昨年の秋に丹波・白髪岳の裾野で撮ったゲンノショウコの果実を思い出し、画像を取り出してみたらソックリ、下の方の黒く膨らんでいるものが果実で、ゲンノショウコのようにくちばし部分が割けて巻き上がり種を弾き飛ばすのだ。特徴のある葉っぱや花期からアメリカフウロの果実であることが分かった。一ヶ月くらい前には花を撮影しているのにこの有様・・・我ながら情けない。の画像が御輿の屋根飾りに見立てられたゲンノショウコの“ミコシバナ”とアメリカフウロの花。
ゲンノショウコ

ゲンノショウコ 
(フウロソウ科 フウロソウ属)

(植物生態研究室(波田研))



アメリカフウロアメリカフウロ







アメリカフウロ 
(フウロソウ科 フウロソウ属)
植物生態研究室(波田研)









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ポチから へーソー アソー 鳩ポッポまで・・・

 唐突な“入梅宣言”と歩調を合わせるように、政財界?に立ち籠めるナニヤラ鬱陶しい空気と、ある日を境にクルリと手のひらを返すマスメディアの常套手段には、いかにモーロク爺といえどもイライラする今日この頃・・・ポチから鳩ポッポまで・・・オモロそうな動画と記事でその後を辿り暇つぶしに専念してまんねん。。。



              【竹中平蔵PW】政治による郵政への干渉を許してはならない
タイトル 先ず冒頭に近頃とみにカゲが薄くなり、メディアへの露出度も急降下の様相を呈しているアノ竹中へーソー先生、自身のサイトからの最新“ミンエー化擁護論”を張らせて貰ったけれど、やはりイマイチ説得力がない。




きっこの日記による郵政問題タイトルタイトル    日本郵政・西川社長、参院総務委に




【城内 実】
ただ私が断言できるのは、鳩山大臣はなみなみならぬ決意をもって郵政民営化の暗部に迫り、国民の前にそれを暴露しようとしている。それに対して●●の勢力が命がけで最後の抵抗をしている。●●の影響下にあるマスメディアの一部は必死になって論点をすりかえ、鳩山バッシングを行おうとしている。ふだん声高に叫んでいる「国民の知る権利」もへったくれもないのだ。(ブログ ≪ 城内実のとことん信念ブログ)


【植草一秀】

国会に出頭すべき竹中平蔵氏と郵政民営化の嘘
 日本郵政は2007年10月1日に株式会社形態に企業形態が移行した。竹中氏は、株式会社に経営形態が変わることをもって「民営化」が実現したと理解し、「民営化」した以上、日本郵政の経営のすべてが西川氏に委ねられることになったと「勘違い」したのである。
 この間違った判断から、「民営化した日本郵政においては、すべてを西川氏の思いのままにして構わない」、「民営化した日本郵政の経営に総務大臣が介入することは根本的な誤りだ」とする、「根本的に誤った」考え方が導かれたのだろう。
 日本郵政は日本政府が株式を100%保有する「完全国有会社」であって、「民間会社」ではない。竹中氏が起案した日本郵政株式会社法は総務大臣に極めて強い権限を付与し、総務大臣は日本郵政に対して監督および検査の権限を有し、取締役等選任については、「総務大臣が認可しなければ効力を生じない」との定めが置かれている。
日本は法治国家である。竹中氏は法律制定の責任者であるのだから、法の遵守(じゅんしゅ)を基本に据えて発言するべきである。
竹中平蔵氏など、西川善文社長続投をごり押ししようとする人々は、西川氏更迭(こうてつ)を「改革の後退」と唱えるが、郵政民営化に関連する不祥事を引き起こした責任者の責任を問うことが、どうして「改革の後退」になるのか。(国会に出頭すべき竹中平蔵氏と郵政民営化の嘘: 植草一秀の『知られざる真実』)











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交尾を続ける・・・ベニシジミ

ベニシジミベニシジミベニシジミ チョウ目 シジミチョウ科 ベニシジミ亜科( 昆虫エクスプローラ)
 交尾シーンばかりを狙ったわけではない。このカップル、とにかく離れないのだ。最初は遠慮がちに近づいてはチョコチョコッと撮らせて貰っていたのだけれど一向に離れる気配がない・・・慣れるほどに図々しく接近してくるエロボケ老人の視線に、異常を感じたか逃げようと飛び立っては見せるのだが、繋がった状態では1mも飛べばいい方で、すぐ草に掴まってしまうのだった。こんなコトを繰り返しながら撮るのがもどかしくなり、カップルが掴まっている状態のまま草を根の方からチ切り、持ち歩きながら適当な場所で撮影に及んだというわけ・・・そのうちにCFカードがフル状態になり、もう逃げられてもいいか・・・と、カップルが掴まった草を辺りの草むらに置き、カードを差し替えて戻ってもまだ繋がったまま逃げようともしないのだった。ナニがどうトチ狂ったのかは知らないけれど・・・こいつ等は一体どうなってるんや!?撮り始めてから10分が経過・・・この間、交尾シーンばかりを撮っていたかと、妙な羞恥心の急襲に、辺りに人影のないのを確かめ、いつ果てるとも知れぬヤツらの交尾現場をあとにしたのだった。つい最近、羽化したばかりと思った虫けらが、も早や、コトここに及んでいる・・・自然界は熱い!生きとるのぉ~ッ。
チャイロキリガ(幼虫)チャイロキリガ(幼虫)チャイロキリガ(幼虫)(植物園へようこそ )
 透明感のある幼虫は、子どもの頃、飼ったことがあるカイコを連想してしまうけれど、蝶や蛾の幼虫から受けるイメージと成虫とのギャップに驚かされるのはいつものコト。








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備長炭の原材・・・ウバメガシ

ウバメガシウバメガシウバメガシ ブナ科
( 【六甲山系植生電子図鑑】)
 里山の乾いた尾根筋を歩いていたら葉をクルリと巻いた木があった・・・これほど葉が縮んだ木は初めて見る。調べてみたらウバメガシのようで、この木は潮風の影響を受ける乾燥した厳しい条件の立地に生育し、ウバメガシの群落は神戸・須磨区の鉢伏山辺りに偏って存在が確認されているだけで、須磨区以外の地域ではごく小さな林が見られるだけといわれている。それにしても、ここまで葉が巻いているのは、新葉だからか、日当たりがよすぎるのか・・・よく分からないけれど、良質の木炭として有名な【備長炭】の原材であることで知られている。






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サクラの果実

サクラの果実サクラの果実サクラの果実(桜 サクラの形態)
 春を華やかに彩ったサクラも、初夏ともなれば色とりどりの果実が目立ち始めた。サクラの果実といえば“さくらんぼ”・・・と言いたいところではあるけれど、染井吉野(そめいよしの)などの実は“サクラの果実”というのが正解であるらしい。赤くて甘い大粒の食用“さくらんぼ”セイヨウミザクラ(西洋実桜)【桜桃オウトウ】 の果実で、桜の木と同じバラ科サクラ属ですが、さくらんぼは桜桃(おうとう)の木に生る果実であって、桜の実ではない。【さくらんぼ】という名称の由来は桜の実を指す「桜ん坊」からきたといわれている。また、山桜桃梅、英桃、桜桃、 山桜桃、梅桃などと書いて ユスラウメという、赤くて甘酸っぱい果実もあるからややこしい・・・子どもの頃よく食べた記憶がある。

dazaiosamu39年の生涯で4回の自殺未遂を繰り返し、1948年(昭和23年)に玉川上水(東京都北多摩郡三鷹町)における愛人・山崎富栄(1917-1948)[1]との入水心中により生命を絶つ(同6月13日)。発見されたのが彼の39歳の誕生日にあたる6月19日の朝で、この日を忌日として、死の直前に書かれた名作「桜桃」にちなんで「桜桃忌」と名付けられた。“桜桃”より一部転載

【桜桃】 太宰治

女房の身内のひとの事に少しでも、ふれると、ひどく二人の気持がややこしくなる。
 生きるという事は、たいへんな事だ。あちこちから鎖がからまっていて、少しでも動くと、血が噴(ふ)き出す。
 私は黙って立って、六畳間の机の引出しから稿料のはいっている封筒を取り出し、袂(たもと)につっ込んで、それから原稿用紙と辞典を黒い風呂敷に包み、物体でないみたいに、ふわりと外に出る。
 もう、仕事どころではない。自殺の事ばかり考えている。そうして、酒を飲む場所へまっすぐに行く。
「いらっしゃい」
「飲もう。きょうはまた、ばかに綺麗(きれい)な縞(しま)を、……」
「わるくないでしょう? あなたの好(す)く縞だと思っていたの」
「きょうは、夫婦喧嘩でね、陰(いん)にこもってやりきれねえんだ。飲もう。今夜は泊るぜ。だんぜん泊る」
 子供より親が大事、と思いたい。子供よりも、その親のほうが弱いのだ。
 桜桃が出た。
 私の家では、子供たちに、ぜいたくなものを食べさせない。子供たちは、桜桃など、見た事も無いかもしれない。食べさせたら、よろこぶだろう。父が持って帰ったら、よろこぶだろう。蔓(つる)を糸でつないで、首にかけると、桜桃は、珊瑚(さんご)の首飾りのように見えるだろう。
 しかし、父は、大皿に盛られた桜桃を、極めてまずそうに食べては種を吐(は)き、食べては種を吐き、食べては種を吐き、そうして心の中で虚勢みたいに呟く言葉は、子供よりも親が大事。
(太宰治「桜桃」より)






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雨に咲く艶やかな花・・・

ササユリササユリササユリ(笹百合)ユリ科ユリ属
(神戸・六甲山系の草本図鑑)
 梅雨の気配とともに咲き始めるササユリ・・・ツボミが少し膨らんだところまでは確認していたけれど、アレ以降の様子が気になり見に出かけたら、やはり咲き始めていた。地域によっては減少しつつある植物であるらしいけれど、いつも行く里山は花期ともなれば数多くのササユリを見ることが出来る。ササユリは雨が似合う・・・そんなイメージを持っていて、これから暫くは艶やかな姿を楽しませてくれる筈・・・。ササユリ 時々歩くことがある、とある山ではササユリが植えられているのを見たことがあるけれど、この花を長期間栽培することは大変むずかしいという話はよく耳にする・・・球根を植えて次の年は開花しても、そのうちに姿を消してしまう。ササユリは種子で繁殖するので開花するまで成長するのに数年はかかるのが本来の姿であると言われている。ササユリが自生し群生するには、それなりの複雑な条件が満たされない限り不可能ということらしい・・・いかにマメな花咲爺が居ようとも、ササユリを何年も咲き続けさせるのは至難の業ということなのだった。その山に咲く、「その山の花」に優るモノは無し・・・。







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木イチゴを喰う・・・

ナガバモミジイチゴナガバモミジイチゴナガバモミジイチゴ(長葉紅葉苺) バラ科キイチゴ属  植物生態研究室(波田研)
 前に歩いたときは、白い花を下向きにつけた枝を伸ばし、花盛りだったナガバモミジイチゴが果実になっていた。クサイチゴは春、ナガバモミジイチゴは初夏、フユイチゴは冬に実をつけるけれど、ナガバモミジイチゴのやや黄色味を帯びた果実はなかなか美味い・・・二粒、三粒喰ってみたけれど、実は木苺の中でいちばん美味い。ウマイけれど美味いモノにはムシが付く・・・虫が先に食べているものがかなりある。甘い果実と来れば、ジャム作りに飽くことのない拘りを見せるお嬢さんが必ず居るはず・・・ジャムの作り方を少々。。。


◆木イチゴでジャム作り

赤いのがクサイチゴ、黄色がナガバノモミジイチゴ

        採取した苺は必ず塩水に30分以上つけます。
        (虫を除ける為)

  材料・・・苺、レモン少々、砂糖、りんご
       (ペクチンの代わりです)。
       苺はペクチンが少ないのでペクチン代わりにりんごを
       使います。(ペクチンが有ればペクチンで)
       *・・・ ペクチンは凝固させる為に使用。

  作り方 苺の三分の一量のりんごを
       皮ごとフードプロセッサーに
       かけペースト状にし、苺、砂糖を入れ煮ます。
       木べらでよくかき混ぜながら10分~15分(量による)
       煮てレモン少々を入れ少し火を通し出来上がりです。
       (四季つれづれ)

◆フユイチゴのジャム(ジャム作りました)







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立浪草といえば・・・

タツナミソウタツナミソウシソバタツナミソウ シソ科 タツナミソウ属
(【植物図鑑・撮れたてドットコム】)
 タツナミソウといえば葛飾北斎・富嶽三十六景「神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら)」の大きく起ち上がった波頭を連想してしまう・・・有名な北斎の傑作だ。ドビュッシーの作曲の題材になるなど、海外の芸術家たちにも少なからず影響を与えたといわれる名画。国際語「津波(tsunami)」のイメージとしてもよく知られている。それに、ドラゴンズのPL出身「立浪」の影がチラつくのは痛いところでよく打たれている虎ファンの宿命か・・・。

林に生えるタツナミソウの仲間(植物図鑑・撮れたてドットコム)






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桔梗草・・・

キキョウソウキキョウソウキキョウソウ(桔梗草)  キキョウ科
(植物園へようこそ )
 この花も初めて見る花で、やはり外来種であるらしい。図鑑によれば、キキョウソウは春、5月頃までは閉鎖花を形成し、6月頃になると通常の花を咲かせる。閉鎖花で確実に子孫を残し、その後、花を開いて遺伝子を交換することになるという。

【キキョウソウの閉鎖花】
北アメリカ原産の帰化植物で、最近は公園の土手など、あちこちで花を見かけるようになってきました。 キキョウソウは、まず初めに閉鎖花をつけ、のちにふつうの花を咲かせます。 茎の中部~下部に、閉鎖花をたくさんつける植物です。 (写真 1)   閉鎖花には萼片が3枚のものと、4~5枚のものがあります。 画像は萼片が3枚のものです。 真ん中に小さなドーム状の、退化した花冠が見られます。

(花*花・flora)







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冬青の白い花・・・

ソヨゴ(花)ソヨゴ(花)ソヨゴ(冬青)  モチノキ科
(植物園へようこそ )
 もう10年も山歩きをしているけれどソヨゴ゙の花を観るのは初めて、というよりあまりに小さいので気に止めることがなかったのかも知れないし、間近で見ることが出来るような頃合いの木にうまく巡りあえなかったということなのだろう・・・とにかく小さな花なのだった。

雄花は花柄が枝分かれし、3~8個の花を付ける。花弁の数は3~4枚で、3~4本の雄しべがある。雌花は葉腋から3~4cmの花柄を出し、1個の白い花を咲かせる。花弁は長さ2mmほどで、5枚または6枚あり、6枚の物が多い。中心に大きなめしべがあり、その周辺に雄しべがある。








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Deja vu(デジャ・ヴ)な午後・・・

ヌートリアヌートリアヌートリアとは (稲美野ヌートリア通信)
 里山歩きの途中、気に入っている場所がある・・・池の畔にある古びた木製のベンチに腰を下ろせば、妙に心安らぐのだった。そこに座ればナニがどうということもないのだけれど、大きく枝を伸ばし池を被う木や、枝の向こうに垣間見える遠くの山や空・・・それらを映す池、これぞ“Deja vu(デジャ・ヴ)”・・・いつか見たことあるような景色や空間・・・こんなシーンにはMildred Bailey (ミルドレッド・ベイリー)“Rockin Chair(ロッキン・チェアー)”がベストマッチと探してみたけれど“Lover come back to me”しか見つからなかった。それに以前、確かあった秋元順子の“Deja vu(デジャ・ヴ)”も探したが、すでに削除されていたので“Summer Time(サマー・タイム)”を聴きながらDeja vu(デジャ・ヴ)な午後はダージリン。。。

Summertime         サマータイム (訳詞: ゆうこ)

Summertime,              夏が来た
And the living is easy          暮らしも楽々 
Fish are jumping,            魚は跳ねて
And the cotton is high         綿の木も伸びる

Oh your daddy is rich          父ちゃんは金持ち
And your ma is good looking     母ちゃんは美人
So hush little baby            だから坊や
Don't you cry                泣くのはおよし

One of these mornings         今に ある朝
you’re gonna rise up singing     おまえは歌いながら立ち上がり
Then you’ll spread your wings    翼を広げて
And you’ll take to the sky        大空へ飛ぶ

But till that morning           でも その朝が来るまでは
Nothing will harm you          おまえを傷つけるものは何もない
With Daddy and Mammy        父ちゃんと母ちゃんが
They'll be standing by           いつも ついてるから

Sometimes                 時々
I feel like a motherless child     わたしは 母なし子のような気分になる
Just a long way from home      帰るべき家を 遠く離れて

(YouTube 動画で覚えよう英語の歌 )








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Tokira

Author:Tokira
写真、山歩き。
マイルス・デビスやチャーリー・ミンガスもいいけれど
浅川マキのセンチメンタルジャーニーにシビれるジャズ好き。
近頃は吉田日出子の「リンゴの木の下で」を聴いては
ホロリと黄昏れている・・・
時々、照れ隠しに『淫蕩火』を名乗るエロ老人。



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