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Aladdin's cock

日かげ いつか月かげとなり 木のかげ・・・山頭火       

ミヤマシキミ

ミヤマシキミミヤマシキミミヤマシキミ(深山樒) ミカン科 ミヤマシキミ属
(神戸・六甲山系の樹木図鑑)
 前回(5/4)来たときは花が咲いていたけれど、今回はもう果実をつけていた。白髪岳から松尾山への尾根筋でもかなり見ることができるけれど、松尾山の“千年杉”辺りには特に多く見られ、尾根を覆うように群生ししている。なんでも葉に毒を含み、草食動物が食べないため、シカなど草食獣の多い場所では繁茂することがあるとか。昨年、夏の終わり頃にこの場所でアサギマダラ数頭が乱舞するのを目撃し、かなりシャッターを切ったけれど大木に被われ光量不足で使える画像は一枚もなく、完敗だった。







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YouTubeで大人気の美声のおばさん 30日決勝戦

アノ歌姫、スーザン・ボイルお嬢さんの続報が出ていたけれど、何処でもいろいろあるようです。何はともあれ、もう一度素晴らしい歌を聴かせて欲しいものです。
タイトル

【Susan Boyle Semi Final 1スーザン・ボイル決勝進出!】
Susan Boyle - Memory from Cats -
Made Amanda Cry - Piers said brilliant!
スーザン・ボイルさんがついに決勝進出が決定しました!必見の映 像です!



スーザン・ボイルさん、決勝に不出場か 中傷に耐えきれず
 モーガン氏のブログによると、ボイルさんはここ数日、テレビやラジオ、新聞で「ごうまん」「不誠実」「甘やかされている」「ニセモノ」「狂っている」といった中傷を何度も目にすることになった。彼女はこれまでの人生でこのような経験をしたことは一度もなく、「何度も目に涙を浮かべ」「(車の)ヘッドライトを浴びておびえきったウサギのようだった」という。

(国際ニュース : AFPBB News)


タイトルYouTubeで大人気の美声のおばさん 30日決勝戦

当Websiteの放送でも 4月22日にお伝えしましたが、YouTubeで大人気の あの美声のおばさん スーザン・ボイルさんを 皆さん 覚えていますか? スーザン・ボイルさんは 4月、英国のオーディション番組に出演し、レ,ミゼラブルから 夢やぶれてを 熱唱し、その美声で審査員と観客を圧倒しました。その場面は YouTubeに投稿されて、世界中で大人気になりました。あまりの人気に 日本語字幕付まで登場しました。\rIT mediaによると、そのボイルさんは 5月24日の準決勝で ミュージカル「CATS」の「メモリー」を熱唱し、決勝進出枠を勝ち取ったそうです。








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ミゾホウズキの黄色い花

ミゾホウズキミゾホウズキミゾホオズキ(溝酸漿)ゴマノハグサ科
(植物園へようこそ )



ミゾホウズキ 白髪岳、登山口までの林道脇にポツリと咲いていた。黄色の小さな花がよく目立つ・・・雨混じりの風に揺れ撮りづらい。果実を包む袋のカタチがホオズキに似ているので付いた名前らしい。果実をつけるにはまだ少し時期が早いのか、それらしい物はまだ見ることは出来なかった。













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ムシ集め・・・

 小雨まじりの鬱陶しい日に、誰ひとり遭うことのない山道を歩いていたら、普段は気にも止めない小さなムシがよく見える。雨まじりの日はチョウや蛾も葉陰で翅休めらしい。

チョウヒメウラナミジャノメ チョウ目 
タテハチョウ科 ジャノメチョウ亜科

(大阪市とその周辺の蝶)





コガクツバメエダシャクコガタツバメエダシャク チョウ目 シャクガ科 エダシャク亜科
( 昆虫エクスプローラ)





ヤマトシリアゲ♀ヤマトシリアゲ シリアゲムシ目 シリアゲムシ科
( 昆虫エクスプローラ)

春に出現するものは黒色、夏に出現するものは少し小さくてベッコウ色になる。よく草の葉にとまっている。昆虫の体液などを吸うらしい。ベッコウ色のものを「ベッコウシリアゲ」ともいう

ミカドガガンボ♀ミカドガガンボ ハエ目 糸角亜目 ガガンボ科 ガガンボ亜科
( 昆虫エクスプローラ)

ハエ目の特異な点は、成虫の後翅が退化ししたのか、進化したのか・・・平均棍(へいきんこん)と呼ばれる、バランスを取るための棒(ジャイロ)のようなものになっていて、翅が2枚しかないということと、成虫と幼虫の関係が明らかなのは非常に少数であるということ。








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ヤマゴボウという毒草・・・

ヤマゴボウヤマゴボウヤマゴボウ(石川の植物)
 雨粒が時々落ちてくる白髪岳でのベニドウダン観賞と撮影は終了。昼食後、濡れた落ち葉と根っこに足を取られながら下山・・・途中で見慣れない草本に出くわし、(後で分かったことだが、時期は違っても同じ場所でコレを撮っていた・・・)帰宅後、調べてみたら、以前にもココで撮影した画像で“お尋ね”し「ヤマゴボウ」の回答を得ていたのだった。1mは優にあり、すべてが大づくりなので花はなくても目立ち、「ヤマゴボウ」といっても、「山ごぼうの漬物」として市販されている物(モリアザミ)とは違うので間違えないように、との但し書きはよく見る。ヤマゴボウヨウシュヤマゴボウは、どこにでも広がっているけれど、ヤマゴボウは、何処ででもお目にかかれるというものではないらしい。根は巨大で、生薬の 商陸 ( しょうりく ) といい、利尿薬になるらしいが有毒で、誤食すると血圧が異常に降下し、心臓麻痺を起こすこともあるという。若葉も、多量に食べたりするとジンマシンや吐き気、下痢などを起こすと言われ、クスリにもなる毒草なのだった。.

ヤマゴボウは中国原産の植物といわれ、栽培され、ときに野生化しています。漢方では根を商陸と呼び、利尿薬とされます。花が赤みを帯びる日本原産のマルミノヤマゴボウは、山地に自生しています。いずれもヨウシュヤマゴボウと同様、有毒植物ですが、なかなか見ることができない珍しい植物です。


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雨に咲く紅満天星・・・

ベニドウダンベニドウダンベニドウダン(紅満天星)(紅灯台) 
ツツジ科 ドウダンツツジ属,

(【六甲山系植生電子図鑑】)




ベニドウダン 5/25(MON)曇っていた空から陽が射し始めたので、予てより目を付けていた白髪岳のベニドウダンを見に行くことにした。近頃、よく行く三草山を過ぎた辺りから空模様が怪しくなり、小雨がピリピリ・・・丹波域に入ると空は更に暗くなり小雨模様。躊躇しながらも、取り敢えず、いつもの握り飯を買っておこうとコンビニに立ち寄ったら“焼きたらこ”はあるけれど“日高こんぶ”がない。“焼きたらこ”を一個レジへ出しお金を払うと“焼きたらこ”をそのまま押し返し、袋には入れてくれない・・・「コレ、素手で持ち歩け言うんか?」といったら袋を取り出し入れてくれた。ベニドウダンベニドウダン次のコンビニで“日高こんぶ”を買うことにして・・・「融通の効かん若い子が増えたなぁ・・・」とブツブツ車を走らせていたら、次のコンビニへ・・・次の店は握り飯の品揃えはバッチリ、と言うてもコッチの要りようは“日高こんぶ”一個や、レジに出したらやはり袋には入れてくれない。また、同じコトを呟いて袋に入れて貰った。ふた言目には「エコ!!」という、水戸黄門さまの“インロー(印籠)”にも勝る大義を掲げて、コストパフォーマンス追求のあまり合理化も極限に、いつの間にやらデジタル人間が蔓延するハメになってしまったようで・・・従業員のデジタル化をどこまで徹底できるかが利益を左右するという理屈は分からないでもないけれど、コンナ合理化は進めば進むほど一方で不合理が罷り通ってしまうのは仕方のないことだ、とでも言うの怪??ベニドウダンが咲いている・・・ハズの、白髪岳を登り始めたけれど空模様は怪しい。午後には回復との予報を頼りに時々吹きつける風と小雨にカメラを被いながら所々で撮影、暗い・・・枝が風に揺れる。ベニドウダンは山頂から北側の斜面に多く見られるけれど、木の高さが想像以上に高いのと雑木の枝が絡み合い想ったほど撮れず結果は惨憺たるありさま・・・“雨に咲く紅満天星”・・・ドウだ!・・・因みに、この日、山で出遭ったのはアナログ親爺、二人だった。。。






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「名塩雁皮(がんぴ)紙」という和紙があった

ガンピガンピガンピ(雁皮) ジンチョウゲ科ガンピ属
(神戸・六甲山系の樹木図鑑)

 西宮市北部の山間地・名塩で江戸時代から作られてきた「名塩雁皮(がんぴ)紙」。400年の歴史を受け継ぐ伝統工芸が6月、新たに国の重要無形文化財の指定を受け、漉(す)き手の谷野武信さん(67)が人間国宝に認定された。滑らかで日焼けや虫に強く、壁紙や画紙として文化財の修復には欠かせない名塩紙。今あらためて「郷土の宝」に注目が集まるが、専業の漉き手は今では谷野さんを含めわずか2人。後継者難に加え、国道建設による水や空気の汚れなど周辺環境の問題も懸念される。技を継承する上で課題は何か。朗報を機に探った。
(阪神総局 田中真治)
(神戸新聞Web News NEWS&ニュース)

(詳しくはをクリック)

 ガンピの花が目立つ頃になった。この樹皮から和紙が作られるというだけあって、この木の枝をチョット折ってみれば分かるけれど、枝は折れても皮が丈夫にできているので簡単には切れない。和紙を使うこともないし、あまり馴染みのある紙ではないので無頓着でいたけれど兵庫県には「名塩雁皮(がんぴ)紙」という有名な雁皮紙があることを初めて知った。




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山法師と山帽子・・・ヤマボウシ

ヤマボウシヤマボウシヤマボウシ(山法師) ミズキ科ミズキ属(神戸・六甲山系の樹木図鑑)

 ヤマボウシ(山法師)の総苞片が目立つ頃になれば、いつも馬鹿みたいなコトで頭を混乱させている・・・“馬鹿の証”なんかも知れん・・・「ヤマボウシ」なのか、それとも「ヤマホウシ」なのか?・・・と。植物の解説としては「ヤマボウシ(山法師)」と表記されているものが多いけれど、なかには「ヤマボウシ(山法師)または(山帽子)」と記されているものもあり、「ヤマボウシ」の総苞片が、その時期と見え方によって「帽子」に見えたり「法師」に見えたりするので、どちらも“間違いではない”ということらしい。因みに、広辞苑には「ほうし」で「法師」はあるけれど「帽子」はない。また「ぼうし」では「法師」はなくて「帽子」はあるという当然の結果で、どうでもエエようなことに首を突っ込んでみたら、ザッとこんなコトなのだった。ヒマもここまで来れば、ダージリン・・・。
ヤマボウシ

「法師」とは仏教、及び仏教の教義が説かれている経典に詳しく、人の師となるほどの学識・経験を備えた僧侶に対する敬称とあり、「山法師」とは山奥深く自然を尊重しその営みに身をゆだねて生きている賢者を意味するそうなのだ・・・けれど、平安後期以降、興福寺・延暦寺・園城寺などの大寺で、武芸を練り、仏法守護の名目で戦闘に従事した僧を「僧兵」といい、延暦寺の僧兵は山法師、興福寺の僧兵は奈良法師として権勢を振るった。






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山の恵み・・・「ブナの雫」と「すずのこ」と・・・

スズノコ 20日、21日、23日と連日の三草山通い・・・妖しい女にでも魅入られたのか・・・他でもない、あの食虫植物「イシモチソウ」の葉と腺毛、そして虫を捕らえる粘液球との見事なバランス、そのデザインに取り憑かれてしまったのだった。ファンタスティック!!炎天下、里山のカラカラに乾いた尾根歩きは暑い。ノーミソが蒸発する・・・昨日(5/23)はイシモチソウの花も終わり、見るべきモノもなかったけれど、また別の場所にイシモチソウの群落を発見、ここにも数十本が群生、来年の楽しみが増えた。帰宅後、画像の整理をしていたら山友から電話が・・・なんでも氷ノ山からの帰途で“すずのこ”を今から届けるというのだった。何年か前には、彼に“すずのこ”採りに連れていって貰ったことがあるのだけれど、もうそんな季節になっていたのか・・・。早速、受け取り場所に出向き、ずっしりと重いスズノコが詰まった袋と「これ・・・“ブナの雫”や!」と差し出されたペットボトルに戸惑っていると「ブナの雫!水や・・・」水まで汲んできてくれたのだった。「ありがとう・・・」それにしてもウマイこと言うなァ・・・「ブナの雫」とは。

根曲がり竹〔チシマザサ〕(さっぽろ山菜塾)





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庭のぶちネコ・・・庭斑猫

ハンミョウニワハンミョウ( 昆虫研究所)
体色も個体差があり、黒化型 緑銅色の光沢を持つハンミョウ 翅の斑紋は変異が大きく、全くない個体もいる。 成虫は5~9月に出現。

 今日(5/23)約8kmの尾根筋山歩でも「ミチ教え」、即ち、「ハンミョウ」が幾度となく現れては消えたけれど、アノ派手で艶めかしい彩りのものではなく、いずれも、地味というか渋い方のハンミョウ、「ニワハンミョウ」だった。ハンミョウ、漢字では「斑猫」と書く。

むら【斑】=色の濃淡、物の厚薄などがあって不揃いなこと。物事の揃わないこと。一様でないこと。「染めに―がある」「気分に―のある人」

「斑」の読みは「ふ」、「はん」、「まだら」、「まばら」、「ぶち」、「むら」とあり、
「猫」「ねこ」、「びょう」、「ねこま」とあるけれど「みょう」は無い。
「みょう」は「びょう」が訛ったモノと考えるのが妥当か・・・。

「ふねこ」、「ふびょう」、「ふねこま」・・・「ふねこ」
「はんねこ」、「はんびょう」、「はんねこま」・・・「はんねこ」
「まだらねこ」、「まだらびょう」、「まだらねこま」・・・「まだらねこ」
「まばらねこ」、「まばらびょう」、「まばらねこま」・・・「まばらねこ」
「ぶちねこ」、「ぶちびょう」、「ぶちねこま」・・・「ぶちねこ」
「むらねこ」、「むらびょう」、「むらねこま」・・・「むらねこ」

「怪猫(かいびょう)」、「愛猫(あいびょう)」はあるけれど「班猫(はんびょう)」は無い。
・・・「まだらねこ」、「ぶちねこ」、「むらねこ」が使いようでは笑えそうや。。。虫(ニワハンミョウ)の話からネコへ横滑りしてしまったけれど、地味な「ニワハンミョウ」が安部公房の文学作品に登場するというから興味は尽きず、機会があれば一度は読んでみたい。

ニワハンミョウ「砂の女」に描かれた虫・・・安部公房の『砂の女』にこの昆虫が登場する。砂丘へ昆虫採集に出かけた男が、砂に埋もれていく一軒家に閉じこめられるという物語なのだ。

主人公とニワハンミョウの関係が語られる。砂地にすむ昆虫の採集が、男の目的だったのである。けろん、砂地の虫は、形も小さく、地味である。だが、一人前の採集マニアともなれば、蝶やトンボなどに、目をくれたりするものでない。彼等マニア連中がねらっているのは、自分の標本箱を派手にかざることでもなければ、分類学的関心でもなく、またむろん漢方薬の原料さがしでもない。昆虫採集には、もっと素朴で、直接的なよろこびがあるのだ。新種の発見というやつである。

 ある日、家の近くの河原で鞘翅目ハンミョウ属の、ニワハンミョウに似た、小っぽけな薄桃色の虫を見つけたのだ。むろんニワハンミョウに、色や模様の変わりものが多いことは、周知の事実である。しかし、前足の形ということになれば、話はまた別だ。(中略)そいつの前足ときたら、まるで分厚い鞘をかぶせたように、もっこりとしていて、黄味がかかっていた。(中略)彼の見間違いでなければ、これは大変な発見になるはずのものだった。ただ、残念なことに、取り逃がしてしまったのである。(中略)
こうして彼は、その黄色い前足をもったニワハンミョウに、すっかりとりこにされてしまったのである。

(生きものがたり図鑑: 「砂の女」)






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食虫植物イシモチソウ・・・

イシモチソウ草姿イシモチソウ花イシモチソウ モウセンゴケ科 モウセンゴケ属
(【植物図鑑・撮れたてドットコム】)


湿った荒れ地などに生育するが、湿原そのものには生育しないといわれる。粘土の多い土壌地であり、競合する草本が生育しにくい環境なら必ずしも表水が存在する必要はなく、尾根筋の粘土の多い痩せ地や明るいマツ林中にも生育する。茎は高さ30cmになることもあるが、多くは20cm前後。葉には長い腺毛があり、小さな虫を粘液球でとらえ、消化・吸収する食虫植物である。初夏に直径1.5cm程の白い花を咲かせる。虫媒花でありながら、虫を食べてしまうことは矛盾しているが、食べる虫と訪花昆虫の種類が異なるのかもしれない。盛夏には休眠し、枯れてしまう。和名の由来は葉の腺毛に小石が引っ付くという意味。
植物生態研究室(波田研)

モウセンゴケの仲間(モウセンゴケの仲間)

 焦げつくような夏日、カラカラに乾き切った里山の尾根筋を歩いていたら、イシモチソウの白い花が風に揺れていた。ごく限られた一画に数十本が群生していたのでザックを下ろし、居座りを決め込みかなりの枚数を撮影したけれど、家で整理を始めたのはいいが画像の出来映えがイマイチ・・・かなり入れ込んで撮ったつもりだったが、夏日の強烈な太陽光に白トビが激しく使いものにならず、ベッドに入っても寝つきが悪い・・・翌朝、夜明けと同時に朝食、イシモチソウ咲く尾根を目指して車を北へ・・・。花はまだ開いていないけれど小さなムシがかなり捕まっているのが確認できた。腰を据え、前日の3倍くらい撮影・・・一段落したところでセブンイレブンで買ったプレーンクラッカーを喰ったりお茶を飲んだり花が開くのを待つことにした。この日の曇りがちな空模様は草本撮影にはベストマッチ。全て予定通り撮り終えたモノの一部がコノ画像・・・因みにイシモチソウは兵庫県レッドデータ Cランクとか、少なくなりつつある草本らしい。


イシモチソウ葉イシモチソウ葉ウラ








腺毛とムシムシ(イシモチソウ)








腺毛とムシ腺毛








シマサシガメ腺毛とシマサシガメ











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ムシヒキアブ

ムシヒキアブシオヤアブ♀ ハエ目 短角亜目 ムシヒキアブ科 シオヤアブ亜科
( 昆虫エクスプローラ)
 獲物を捕らえたムシヒキアブを目にする季節になった。里山に入れば目の辺りにまとわりつくムシが五月蠅い。手で払っても払っても眼の前を飛び続ける・・・昆虫や蝶を観察するのもいいけれど、こうまでまとわりつかれるとコイツの正体が気になる。どうもメマトイというハエの一種であるらしい・・・メマトイ・・・ハエ目ショウジョウバエ科マダラメマトイ、オオマダラメマトイ、ヒゲブトコバエ科クロメマトイ等、日本には十数種が生息するという・・・コトまでは解った。また、この虫が“東洋眼虫”というムシを媒介するというからややこしい。結膜へ寄生し、結膜炎を発症することもあるというのだが、この虫が人間に実害を与える地域が限られ、メマトイが東洋眼虫を媒介するのは九州の一地方にほぼ限られているという話なのだけれど、何故この地方なのかは書かれていなかった。 また、本来はイヌなどの病気で、虫を手で払いのけられる人間に感染する例はまれだというから、煩わしいけれど手で払っておれば実害は先ず無いということか。




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アワフキムシ

アワムシ以前から山歩きで目撃する度に不思議に思っていたこの泡も、いつでも見ることができるワケでもなく、シーズンがあるらしい。この中にいるアワムシは「シロオビアワフキ」が正式名でアワムシはその幼虫で、泡のようなものは幼虫の腹部から出す液体とオシッコに空気を混ぜてつくった巣であるというのだ。

排泄した水分を全身に行き渡らせ、ずぶ濡れの状態にすると、呼吸で水分に空気を混ぜ、泡にする。同時に分泌する有機物質を混ぜる。糖、タンパク質、脂肪が混入することで泡は単なる泡ではなく、石鹸で作ったシャボン玉のように容易に壊れなくなるらしい。シャボンの元の液体には石鹸水だけではなく、松ヤニのような泡の保ちをよくする物質が入っている。アワフキムシも雨風に容赦なく晒されるけれど、泡は容易に壊れたりしない。


春から初夏にかけて植物の茎や枝に直径2センチ位の白い泡がついているのを見かけます。この泡は「ホタルのお宿」と呼ばれてホタルが生まれてくると勘違いされてきました。しかし、正体は「泡吹き虫」の幼虫が作った泡の住居(巣)です。
 アワフキムシは半翅目(カメムシ目)・同翅亜目に属し、セミやヨコバイと類縁の近い昆虫です。日本から87種が記録され、幼虫、成虫ともに植物を吸汁して加害します。

 アワフキムシの泡は石鹸の泡に似ていますが、破れにくくて雨に流されず、風に飛ばされず、乾燥にも強くて日照り続きでもひからびることがありません。さらに泡の超微細な隙間から空気が通うという理想的なしくみです。
 泡のお陰で幼虫は天敵の攻撃から守られて吸汁し、五齢を経過して成虫が羽化します。成虫は泡の住居を持っていませんが、強い跳躍力を持ちジャンプして敵から逃れます。


(イカリ消毒 | これであなたの家から不快な虫がいなくなる | 面白むし話)







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花咲く瑠璃実の牛殺し・・・

サワフタギサワフタギサワフタギ ハイノキ科ハイノキ属 (沢蓋木) 別名/ルリミノウシコロシ、ニシゴリ
(かのんの樹木図鑑)
 今、里山でよく見かける白い花、サワフタギの花・・・ハイノキ科で2週間ほど前に撮ったクロバイもよく似た白い花をつけていたけれど、雄シベが長いのがハイノキ科の特徴でもあるらしい。近縁種にタンナサワフタギ、クロミノサワフタギ、クロミノニシゴリがあり、サワフタギは別名をルリミノウシゴロシといい、その名の通り、果実は綺麗なブルーになり、他にクロミノサワフタギとクロミノニシゴリがあるというからややこしいサワフタギサワフタギ「瑠璃実の牛殺し」とは怖ろしい名前がついたものだとは思うけれど花や木の名前の由来ほどテキトーなモノはないと思うけれど、だからオモシロイのだとも言える。因みにサワフタギによく似たカマツカ「鎌柄」(バラ科)は別名:ウシゴロシというらしい。

 草木染には、繊維と色素を結びつけ、色を定着・発色させる「媒染」という工程があります。
媒染には、アルミ媒染の「みょうばん」や鉄媒染の「おはぐろ液」、灰汁媒染の「灰汁」などの媒染剤を使います。草木染では、これらの媒染剤に含まれる金属の成分によって、同じ染料で染めても色が変わるという楽しみがあります。
 ツバキやヒサカキ、サワフタギなどの枝葉を燃やした灰には、アルミ成分が多く含まれていて、古くから紫根染や茜染を行うときに灰汁媒染の媒染剤として使われてきました。
 万葉集には「紫は灰さすものぞ海石榴市の八十の衢に逢へる子や誰れ」という歌があります。この和歌からも、紫根染の媒染にツバキの灰が使われていたということがうかがえます。
 秋田県鹿角地方に古くから伝わる紫根染や茜染には、サワフタギの灰汁が使われていました。サワフタギから灰を作るときに、季節や部位、燃やすときの温度などで、灰のアルカリ度や含有金属の量が異なります。かつて鹿角地方では、少しでも品質の良い灰を使うため、専門の灰作り職人から買い求めたということもあったそうです。

◆サワフタギ:山地、特に谷間や湿地に多い。葉は互生して倒卵形、両面ともざらざらした毛がある。5~6月に白い小さな花をつける。よく枝分かれして、沢を覆うようになることからサワフタギの名がついた。






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地上の星! コメツブツメクサ

コメツブツメクサコメツブツメクサ マメ科 シャジクソウ属
(コメツブツメクサ【植物図鑑・撮れたてドットコム】)

 見過ごされがちな雑草・・・地上の星、コメツブツメクサ。シロツメクサとはクローバーのこと、よく見ればクローバーのミニチュア風雑草なのだった。葉もクローバーと同様に3小葉からなるマメ科の植物でコメツブウマゴヤシ マメ科 ウマゴヤシ属 とよく似ているので間違えるらしいが、シロートには自信がない。

コメツブツメクサ・コメツブウマゴヤシ(ツメクサの仲間)
シロツメクサとウマゴヤシの仲間(シロツメクサとウマゴヤシの仲間)





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ホウチャクソウ

ホウチャクソウホウチャクソウホウチャクソウ ユリ科 チゴユリ属
(【植物図鑑・撮れたてドットコム】)
 チゴユリが咲き、ユリ科の仲間のアマドコロやナルコユリ、それにホウチャクソウが咲き始めると、それぞれの判別に頭を悩ませるのがここ数年の通例になってしまった。憶えて居られないのだからどうしようもない・・・ナルコユリの茎は円くて、アマドコロのそれは角張っている。花弁はナルコユリ、アマドコロともに筒状であるがホウチャクソウは分かれている(花弁3、萼3、計6枚)、それに 茎が上部で分かれるというのが特徴なのだけれど来年のこの時期に思い出せるという保証はない、というより先ず、思い出すことは不可能・・・困ったもんです。




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大年増・電波芸者が狂い舞い・・・サンプロがお笑い番組に!?

今朝のblogで書いた“踊り狂う電波芸者・・・?”を裏づけるようなTV番組があった。それはアノ大年増・電波芸者、田原総一郎が仕切る超偏向?番組、5月16日の“サンデープロジェクト”なのだった。例によって筋書き通りに誘導を開始したまでは良かったけれど、返ってくる返答がことごとく想定路線からズレ始め最終的には共産党に助けてもらうという“愛と友情”の偏向番組と相成った次第・・・それは“愛と友情のサンデープロジェクト”なのだった。

鳩山首相の誕生と自公政権の終焉を象徴するような番組になってしまった。
前代未聞の椿事が国民の前に繰り広げられた。
 小沢批判を続けようと思っていた田原総一朗の思惑を裏切り、小沢批判に
偏向するメディアの異常さを追及する声が出演者から殺到した。

 出演していた朝日新聞の星浩の顔がゆがみ、「なんだか民主党の応援番組の
ようになってしまった」、と田原が苦笑していた。

 苦し紛れに、田原は、小沢一郎の政治資金疑惑問題を追求すべく、小池
日本共産党政策委員に助けを求めたほどだ。

 その期待に見事にこたえるかのように、小池議員は小沢一郎の金権腐敗
を厳しく追及した。

 自民党補助政党と揶揄される日本共産党の「正体見たり」が全国の国民の
前に示された瞬間である
日本共産党はもはや完全に田原総一朗のテレビ番組の
お友達になってしまった。

・・・天木直人のブログ・・・より抜粋、転載


タイトル鳩山由紀夫民主党新代表×田原総一朗 
その2 サンデープロジェクト






タイトル鳩山由紀夫民主党新代表×田原総一朗 
その3 サンデープロジェクト









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踊り狂う電波芸者 本音のホンネ・・・?

 民主・新代表に鳩山由紀夫氏が選出されたらしい。とくに民主党を支持している訳でもないけれど、腐るほど長い自民党政権にはヘキエキしている一人ではある。殊に、小泉・竹中路線から始まり、安倍、福田、麻生と続いたオトボケ椿事は、すでに腐りきっている。増殖するガン細胞よろしく転移を繰り返し、死に絶えていても不思議ではないはず・・・それがまだ生き長らえているとは・・・マスメディアや電波芸者の踊り狂うさまを見るだけで、長期政権とマスメディアの関わりには、利権、既得権益で抜き差しならんズブズブ状態であるらしいことはドシロートにも想像がつく。小沢下ろしキャンペーンを繰り返しながら、麻生のイメージアップがかなり効いてきたかな・・・と思ったところで小沢が明るく代表辞任会見・・・今度は与党側のアラが素通しで見え隠れするコトになり・・・「小沢はなんで辞任しなけりゃいかんの?」「辞任理由の説明がない」・・・と“バカのひとつ憶え”よろしく繰り返し唱え続ける・・・「間が空けばコッチのボロが見えてしまうぞ・・・」と暗に匂わせているような狼狽えようなのだ。電波芸者として露出度の高い、勝谷誠彦という自称「コラムニスト」は論外として、もう一人の“青山繁晴”という「私しか知らない情報・・・」をほのめかす電波芸者ブリもソートー酷いのでまた記事に貼り付けてしまったのだけれど、「ボクの印象ですが・・・」「あくまでボクの印象ですが・・・」「(西松の件は)法律の問題・・・」「自民党議員に関する報道はダミーだった・・・」「メディアの責任も質(正?)さなくてはならない!」・・・こんなことを、私ほど正義感に燃え、真実を語っているモノはないという調子で喋られてもなァ・・・ヤッパリ電波芸者や・・・空いた口が空いたマンマや。。。

新型インフルエンザ感染報道が賑やかになってきたけれど、新型と確認後も学校名を報道しないのはどういうコトなのか・・・兵庫県立神戸高校3年の男子生徒17人が体調不良を訴えている・・・と学校名を報道していたのは午後2時時点で2社のみ、3時になって共同通信が報道、テレビは5時以降のニュースでことわりを入れながらヤット「県立神戸高校」と校名を報道するありさま、この国の報道管制?はどうなってるのか・・・マスメディアはイライラさせるばかりで信用できない。


タイトル09.05.13 青山が解説!
◆小沢代表辞任、本当の理由

◆青山がズバリ! 隠された本音 1
◆青山がズバリ! 隠された本音 2
◆青山がズバリ! 隠された本音 3









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回想・ニワゼキショウな・・・女の物語

ニワゼキショウニワゼキショウニワゼキショウ  (アヤメ科 ニワゼキショウ属)
植物生態研究室(波田研)

 白い花が咲くものと紫の花が咲くものがあり、別名ナンキンアヤメ(南京文目)とも呼ばれるアヤメ科の小さな花で日当たりの良い道端や芝生の中に生え、一日花なのだが次々と咲き、晩春から初夏を彩り、明治時代に観賞用植物として日本へ渡ってきた帰化植物と言われている。日当たりのよいところを好むので曇りや雨の日は萎え、草丈が低く、群生した様子は絨毯を敷き詰めたようでなかなか風情がある。ニワゼキショウ 明らかに雑草ではあるのだけれど、踏みつけて歩いたり、引き抜くのに躊躇させられるような、可憐な花をつけた草を見つけてしまうことがあるけれど、ニワゼキショウはそういった草の代表格ではないかといつも思っている・・・昔、こんなことがあった。それは、著名写真家、A氏の写真展オープニングパーティでのことなのだった。立食パーティーのあと親しい連中20名くらいが二次会へと流れた会場でのこと、生バンド・・・といっても、確かギター2とドラムのトリオだったかと思う・・・が座る小さなステージで漫画家のK氏が司会し、次から次へと歌手気取りで好みの歌を披露していく中で、まだ歌わずにいる黒いドレスの気になる女がいた。かなり艶めかしく気を惹きにかかっているのが見え見えなのだ・・・隣のK氏に「アノ女は誰?Kさん、ご存知ですか?」と尋ねてみたら「知らないなぁ・・・」写真家A氏に訊いても「オレは知らないよ・・・」結局、誰も知らない女が知らぬ間に紛れ込んでいたのだった。プロポーションをクッキリと見せつける薄物ドレスで、細身のカラダをさりげなくクネらせたりするのである・・・私は司会しているK氏に言った「彼女とデュエットするから紹介して下さい、曲は“銀座の恋の物語”です。よろしく・・・・」と。ドレスの女には告げず、いきなり紹介、さすがに女は臆することもなくステージに上がると私の耳元で「あたし、バック(後ろ姿)から入りますから・・・よろしく・・・」と注文までつけてくるのだった。イントロが始まり、私が歌い始めると、女は脱いだヒールを右手の指に掛け、歌に合わせ、やや、退廃的ポーズをとりながら剥き出しになった背中から登場・・・このあたりから、さして広くもない会場は熱気を帯び、万雷の拍手と歓声、フラッシュの集中砲火を浴びるコトとなり、数ヶ月後、発売されたA氏の写真集にアノ女がアノ日と同じ姿でありとあらゆるポーズをとり、登場したのを見たけれど、コレは極めて自然な成り行きだったと今も思っている・・・ニワゼキショウ女は憎めン女や。楽しかったなぁ・・・あの時も。





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子を置いて どこ駆け回る シカは風・・・淫蕩火

シカシカ  週末は下り坂で雨になりそうだと言う予報に、この日(5/14)の好天を、閉じ籠もってやり過ごすのはモッタイナイ・・・「若葉繁るエノキ」を観察に丹波まで出かけた。「オオムラサキ幼虫の放虫会」に参加したのが4月5日、もう40日が経過・・・“丹波の森公苑”のエノキは若葉をつけ、その姿は一変、怪しくなった記憶は頼りにならず、どれがエノキであったのか・・・ありがたいことに「丹波の森公苑」の樹木には、樹木名を書いた“標示板”が適宜つけられているのだった。再会した「エノキ」を見上げれば、初夏の光を浴び風にふるえる若葉がキラリ、葉を落とした姿など想像もつかず、その若い息吹にウットリ・・・数枚を撮影。目が洗われるようなウラ山を西から東へと尾根歩きを決め、向かって右奥へと径を辿った。それほど高くもない山なのだけれど、近頃通い詰めている“三草山”と同じ里山とはいえ、さすがに雰囲気が違う・・・“丹波の里山”なのだった。張り巡らされた防護柵の扉を開け、尾根筋へ出るとやや強く吹く風が汗ばんだカラダには心地よく快適そのもの足取りも軽くなる。タニウツギやミヤマガマズミ、コガクウツギなど目につく花や景色を撮影しながら、東の山頂へと道草山歩を楽しんでいたら、近づく人影に驚き慌てたか鹿が飛び出した。カメラを構え二、三歩歩み寄ると「シカは風」だった・・・。走り去る姿を追いながら何気なく眼をやった足元に子鹿がうずくまっていた・・・踏みつけそうになっても動かない。逃げられないうちに撮影と、少しずつ寄っていくと異変を感じたか起ち上がった・・・生まれてまだ間がないのかTVでよく見るアノ姿・・・ヨロヨロと足取りが心許なく、素早く走り出すような気配はなかった。ジックリと、もっと撮影しておきたかったけれど、何処かで様子を窺っているはずの親シカを想えばそうもいかず「丸抱え、丸焼き、丸かじり、丸投げ好きな御仁も多い時節柄・・・親が来るまでウロウロするなよ・・・」と、東へ歩いた。

エノキエノキ

エノキもさることながら“母子シカ”の出現に、ほぼマンプク状態・・・サクラの頃に山中で出遭った「植物ギョーカイ」の人に教わったエノキの特徴と言えるモノに「エノキの葉」があり、それが確認できただけでもありがたい。ギョーカイの人によれば・・・
◆エノキの葉は、主脈を中心にして左右が均等というか対称ではなく、その形は少しイビツになっている・・・ということであった。







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ニホンカワトンボ

ニホンカワトンボニホンカワトンボ♂
(神戸のトンボ/トンボ成虫標本箱)
続く夏日に飛び回るトンボの姿も多くなった・・・久しぶりのトンボ撮影、山歩で上がった呼吸とカメラを持つ手のブレ、それに揺れるトンボ・・・“ブレ三拍子”の揃い踏み、呼吸を整え、ピントを合わせ、風を読み・・・ココぞ!とシャッターを押したショットがコレ。


ニホンカワトンボ

 日本特産種で,北海道・本州・四国・九州に分布する.紀伊半島や四国では中央構造線より南側には分布しない.神戸市内には橙色翅型の♂と淡橙色翅型の♀の組み合わせしかいないが,兵庫県には,写真の5型がすべて見られる.

<特記事項>
 カワトンボ属は,少し前までは,一般的にニシカワトンボ,ヒガシカワトンボ,オオカワトンボの3分類群(研究者によって,1種で3亜種に分類,ニシオオカワトンボとオオカワトンボの2種とニシカワトンボの亜種としてヒガシカワトンボ1亜種など,研究者によってさまざま)に分けられていた.
 しかし,最近のDNAを使った系統学的研究によって,若干の例外を除いて,ヒガシカワトンボとオオカワトンボが同一種,オオカワトンボ Mnais costalis としてまとめられた(Hayashi et.al., 2004).

 さらにその後,日本蜻蛉学会の標準和名検討委員会においてこれらの和名が改められ,オオカワトンボをニホンカワトンボ,カワトンボをアサヒナカワトンボと称するようになった.したがって,分布境界域では一部例外があるが,おおざっぱに言って,以前のオオカワトンボとヒガシカワトンボがニホンカワトンボに,ニシカワトンボがアサヒナカワトンボに改称されたと考えればよい
(神戸のトンボ/トンボ成虫標本箱)








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シライトソウ

シライトソウシライトソウシライトソウ(白糸草) ユリ科 シライトソウ属
(神戸・六甲山系の草本図鑑ウ)
 シライトソウが咲き始めた。まだ数は少ないけれど、もうそんな季節になってしまったか・・・留まることのない自然界の営みは淀みなく流れ続ける・・・どうやら「初夏」という辺りにまでやって来たらしい。里山の繁みの向こうに起ち上がる白い花穂(総状花序が目を惹く。シライトソウの花盛りともなれば、たしか、雨の日が多くなり、ほどなくササユリが咲き始める頃ではなかったかと、あやふやな記憶をたぐり寄せてみたり・・・シライトソウと泉鏡花の「滝の白糸」とは何の関係もなかったなぁ・・・と、トボケてみる午後の紅茶は“ダージリン”。。。





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畦の花 ニガナ

ニガナニガナニガナキク科 ニガナ属
(【植物図鑑・撮れたてドットコム】)
ニガナもよく知られた雑草の花・・・この花の仲間も多く、まさに「大雑草」ではないかと思う。キク科の植物が多いと言うことなのだろう。

ニガナの仲間(植物図鑑・撮れたてドットコム)


【このほかのキク科】

フランスギク  ノアザミ  モトタカサブロウ  ハルジオン  ハハコグサ  チチコグサ  コウゾリナ  コメナモミ  メナモミ  アキノキリンソウ  オニノゲシ  ノゲシ  ヒメジョオン  アカミタンポポ  ヤクシソウ  オニタビラコ  セイヨウノコギリソウ  ノブキ  ゴマナ  シラヤマギク  アワユキセンダングサ  ナンブアザミ  サワヒヨドリ  ツワブキ  イヌキクイモ  ユウガギク  コオニタビラコ  センボンヤリ  アキタブキ  オカオグルマ  サワギク  サワオグルマ  ハチジョウナ  オヤマボクチ  カンサイタンポポ  ヒロハタンポポ  ヌマダイコン  オクモミジハグマ  タカネヤハズハハコ  タカネヨモギ  センボンギク  タマブキ  ミヤマヤブタバコ  ダキバヒメアザミ  ヒメアザミ  アズマヤマアザミ  ノハラアザミ  サワアザミ  アゼトウナ  ホソバワダン  コハマギク  シマカンギク  リュウノウギク  アズマギク  ヨツバヒヨドリ  ヤマジノギク  ハマベノギク  マルバダケブキ  トウゲブキ  メタカラコウ  ミヤマヨメナ  クルマバハグマ  カシワバハグマ  ハンゴンソウ  コウリンカ  キオン  セイヨウタンポポ  カントウタンポポ  ネコノシタ  イガオナモミ  キタノコギリソウ  オキナワテイショウソウ  ヤハズハハコ  チョウジギク  ハマオトコヨモギ  ヒトツバヨモギ  シロヨモギ  サツマシロギク  タマバシロヨメナ  ハマコンギク  シコクシロギク  タテヤマギク  オオホウキギク  ネバリノギク  ユウゼンギク  ダルマギク  ツクシコウモリソウ  ハナマキアザミ  ヤナギアザミ  ウスバアザミ  ワダン  アワコガネギク  サンインギク  イソギク  クサヤツデ  ヒマワリヒヨドリ  タイワンヒヨドリ  カンツワブキ  リュウキュウツワブキ  コウリンタンポポ  ミヤマコウゾリナ  キバナコウリンタンポポ  オゼミズギク  オオバヨメナ  ウスユキソウ  ハンカイソウ  シュンジュギク  イソノギク  ハマギク  オヤリハグマ  オオニガナ  クロトウヒレン  センダイトウヒレン  ヒメヒゴタイ  ヤハズヒゴタイ  タイキンギク  ヌマツルギク  フシザキソウ  ハチミツソウ  ミヤマタンポポ  ウスギタンポポ  エゾノチチコグサ  テリハノギク  オキナワギク  オッタチカンギク  ハナイソギク  シオザキソウ  コケタンポポ 









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カエルになった・・・

ヒキガエルヒキガエル 「オタマジャクシに足が出た・・・!」と孫が言ってきてから2週間、例の水溜まりを観察したら、数え切れぬくらい居た真っ黒のオタマジャクシ軍団が姿を消した。よく見れば尻尾のついた数匹のオタマジャクシが居るだけで見事に雲隠れしている・・・エラ呼吸から肺呼吸が可能なカエルに成長したということだった。辺りのササの中をアチコチ足で探ってみたら、5㎜くらいの黒いムシが飛び出して来る。ピョンピョン、ピョンピョン・・・アレもコレも、水溜まりに向かっている・・・目を凝らし、マクロレンズで接近してみれば小さいけれどカエルだった。090501kymz0012_RJ.jpgカエルの姿になったばかりのムシケラのようなヒキガエルだった。こんなに小さなカエルは初めて観る・・・田んぼでよく見るカエルでも、もっと大きいのだ。オタマジャクシの大きさは成長した蛙の大きさと反比例することは最近知ったばかりだけれど、ココまでとは・・・。

 数日前、あるお寺の池で観たヒキガエルだが、これでも15㎝以上はある。






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マスメディアの注文通り、小沢代表 辞任するけれど・・・

マスメディアのキャンペーン?通り小沢代表は辞任を決断したけれど、自民党はこれから風当たりが変わるのをどう誤魔化すつもりか、ドシロートの知るところでもないけれど自民党支持率アップにマスメディア次の一手は?また楽しませて貰うことになる。

◆【小沢辞任】会見詳報(1)「挙党態勢確立が何よりも重要」(11日夕)(【小沢辞任】会見詳報(1)「挙党態勢確立が何よりも重要」(11日夕) (1/3ページ) - MSN産経ニュース)

◆【小沢辞任】会見詳報(2)「別に政治家を辞めるわけではない」(11日夕)(【小沢辞任】会見詳報(2)「別に政治家を辞めるわけではない」(11日夕) - MSN産経ニュース)

民主党 小沢代表 辞任 記者会見 1/2 2009年5月11日午後5時
タイトル








民主党 小沢代表 辞任 記者会見 2/2 2009年5月11日午後5時
タイトル









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黄色い花咲く山は・・・

ミヤコグサミヤコグサミヤコグサ マメ科 ミヤコグサ属
(【植物図鑑・撮れたてドットコム】)
 久しぶりに朝早くから山道を歩いてみたら、朝露にキラリと光る黄色い花、ミヤコグサ・・・どちらかと言えば雑草扱いされている草花のひとつで、珍しくもない花なのだけれど朝日を浴びてキラキラするさまはベツモノに見える。腹這いになった草叢はまだシットリと濡れ、露が染み上がってくる。黄色い花は綺麗に捉えるのが意外に難しく、微妙なディティールが飛びやすい。花の撮影は白や黄色の花に限らず薄曇りがベストか。

キンランキンランキンラン(金蘭) ラン科キンラン属(神戸・六甲山系の草本図鑑)
この春は“山の神”かと思うような“おんな”によく出くわす・・・伝説によれば「山の神は醜女」だったというのが通説になっているけれど、出遭うのは皆いい女だから恐い。恐い、コワイといっても落語にある“饅頭コワイ”とはちょっとワケが違う・・・みんなそれなりにいい女でありながら「コワイおんなたち」なのだった。もうひとつの黄色い花、キンランの咲く場所へ案内してくれたのも、そんな女のひとりで・・・あれは「・・・やはり山の神ではなかったか・・・」と、セイロンティーの香りに酔い痴れるエロボケ老人の朝なのだった。

おこぜと山の神

  山の神さまは、山のとりもちの大木にすんでいる、とてもはずかしがりやの女の神さまでした。
 ある年の春のこと。
 今年もぶじに田植えが終わったので、村人たちは山の神さまをおむかえに、そろってとりもちの木の前にやってきて、おいのりをささげました。
「またせたな。わらわは、山の神なるぞ」
 山の神さまは、いつもの年のように里に出ると、田を守る田の神さまとなって、植えたばかりの田んぼの見まわりをしていました。
 ところがそのとき、
「おっとっとっと・・・」
 どうしたはずみか、石につまずいて、神さまは小川に落ちてしまいました。
「あっ、神さまっ、だいじょうぶですか?」
 そのとき山の神さまは、ふと、水にうつった自分の顔を見てしまいました。
 その顔のなんとみにくく、おかしいこと。
「あやっ。これがわらわの顔かや。こんな顔がわらわの顔じゃったとは、おう、はずかしや、はずかしや」
 おどろいた山の神さまは、顔をかくしていちもくさんに走って、山へにげ帰ってしまいました。
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・
 わんわんなきさけんで、そのまま、ほこらにとじこもってしまいました。
 山の神さまが見まわりにこなかったので、植えたばかりの田んぼの苗(なえ)はかれはじめました。
 それだけではありません。
 村じゅうの畑はあれ、山の木もかれてしまい、村人たちはこまってしまいました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  そして、ゴーッ! と、山ぜんたいがゆれうごき、木々がたおれ、石ころが村人たちの頭の上に落ちてきました。 


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カナヘビを喰らいそこなう・・・

090509mksy0028_RJ.jpg090509mksy0030_RJ.jpg孫が来るというので、朝から空を見上げながら待っていたけれど、都合で来る時間が午後にずれ込むことになり、


090509mksy0034_RJ.jpg090509mksy0039_RJ.jpg急遽、三草山へ出かけた。続いた雨にウズウズしていたのかかなりの車がすでに来ていた。



090509mksy0040_RJ.jpg090509mksy0041_RJ.jpg下りてくる顔見知りになった人たち数人にも出会った。カナヘビを締め上げるシマヘビに出くわし、



090509mksy0042_RJ.jpg090509mksy0043_RJ.jpgしばらく座り込み、観察と撮影を繰り返していたら、お嬢さんの団体が通りかかり辺りが賑やかになったところでシマヘビが諦めた。


090509mksy0046_RJ.jpg090509mksy0048_RJ.jpg見たまま、なにも特別なことが起こったわけではなく、自然界、日常の1シーン・・・画像はクリックで最大に、左→右へ。



090509mksy0051_RJ.jpg090509mksy0052_RJ.jpg









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片手落ちな花・・・

ハハコグサハハコグサハハコグサ キク科 ハハコグサ属
(【植物図鑑・撮れたてドットコム】)
 母の日(5/10)が近い。ちょっと昔に子を産んだ女(オバハン)たちが、なんとなくザワめく今日この頃・・・髪を切りに行ってみたり、なにやらソワソワと落ち着きがない・・・カサが高いだけのオヤジなら居ない方がいいのに・・・とは決して言わないから何処かへ消えてやる・・・オヤジは毛もカゲも薄いけどカンはまだ働く。今更、毎年繰り返されていることにケチをつける気もないけれど、タネ馬とは言い得て妙?・・・もうチョットええタネなら、尚、ヨカッタやろうけど、そうは問屋が卸さン・・・デキはイマイチでもカラダだけは丈夫や・・・タネがついただけでも、ありがたいと思え!タネだけでは子はデキん、ハタケや、畑!ハハコグサ ハハコグサという名の由来はいろいろあるようだけれど、花の付き方が母と子が寄り添っているように見えるからというのがあり、「子を思う母の姿」をアゼの草に重ねる先人たちのセンスもかなりの思い込みと片手落ち?・・・ハハコグサがあるのならチチコグサはないのか?と探してみたらたらある。ただ、ハハコグサより小さく、痩せて貧相やからチチコグサになったという説があり、貧相やからチチ(父)は・・・やはり片手落ち。といいながらも、スラリと立ち上がった姿からチチコグサになったというオベンチャラ説もあり、いったいドッチやねん!?と、大層に突っ込みを入れるほどのコトでもない、どうでもエエ話や。。。

チチコグサとハハコグサ (道ばたに見る春の草たち )



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白いフリルのペインティング模様・・・

090429mksky0084_RJ.jpgシャガシャガ Iris japonica (アヤメ科 アヤメ属)(植物生態研究室(波田研))
 花の季節が来れば沢沿いの道などで群生しているのをよく見かける。お馴染みの珍しくもない花ではあるけれど、透き通るような白い花弁と手で描き加えたようなペインティング模様に、つい足を止め撮影に及んでしまうのがこの花なのだった。比較的暗い沢筋や湿地に群生していることが多く真っ白い花弁と薄暗い環境との明暗差に、透明感のある白い花弁のトーンが飛び気味になり、撮影した画像は見た目ほど美しく捉えきれないのもコノ花の常なのだった。090429mksky0014_RJ.jpg この花の美しさはペインティング模様もさることながら、なんといっても透明感のある真っ白いフリルではないかと思っている今日この頃なのだった。







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愛おしい花・・・ツボスミレ

ツボスミレ090429mksky0092_RJ.jpgツボスミレ (スミレ科 スミレ属)
(植物生態研究室(波田研))
カヤランの偵察に同じ道を二度歩き、二度とも足を止め、しばらく撮影にうつつを抜かしたのがコレ!今更スミレでもないのだけれど、このスミレの小さな花とその姿には心惹くモノを感じたというわけ・・・薄暗い登山道脇に群生する小さな花が風に揺れるさまは愛おしい・・・先日、遊びに来た孫(♀・5才・垂水在住)を本屋へ連れて行き「どの本がいい?」と問えば「爺ちゃん、買ってくれるの?ほんとに!?」と、キラキラ輝かせた瞳の煌めきは、なににも増して美しく忘れ難いモノになってしまったのだ。たかが500円の幼児雑誌がくれた宝モノ・・・コレとスミレは何の関わりもなく、ただ“愛おしい”に触発されたモーロクノーミソの成せるワザ・・・“煌めく瞳”が忘れられず、またジジバカをさらけ出してしまったという次第。。。ツボスミレスミレほどよく知られ、何処でも見ることが出来る花もそう多くはないと思うけれど、いざ、同定となるとこれほど分かり辛い花もないのでは・・・山歩途中に数え切れぬくらい観る“スミレ”“スミレ”で括っておくに限る・・・」と、やり過ごすことにしている。可憐に見える“スミレ”ほど、ありとあらゆるところから顔を出してくる花も珍しい・・・それは“コンジョウ大根”などの比ではない。大手新聞、TV、地方記者諸氏よ、それほどの「コンジョウ好き」なら、里山くらいは歩いてくれよ・・・自然界は「コンジョウ○○」で成り立っているようなもんだから・・・コンジョウスミレが愛おしい。

ツボスミレ(ニョイスミレ)の仲間(植物図鑑・撮れたてドットコム)




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Tokira

Author:Tokira
写真、山歩き。
マイルス・デビスやチャーリー・ミンガスもいいけれど
浅川マキのセンチメンタルジャーニーにシビれるジャズ好き。
近頃は吉田日出子の「リンゴの木の下で」を聴いては
ホロリと黄昏れている・・・
時々、照れ隠しに『淫蕩火』を名乗るエロ老人。



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