

(神戸・六甲山系の草本図鑑)
チゴユリはユリ科の中でも最も小さな部類の花で、その可愛らしい姿を稚児に見立てて名付けられたと言われている。カタクリなどスプリングエフェメラル(春のかげろう)・・・雪解けの頃に姿を現し樹木の葉が繁る頃、はかなく消えて行く花・・・と呼ばれる花の一群が姿を消す頃、山の木陰にややうつむき加減にその姿を現す。

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Aladdin's cock日かげ いつか月かげとなり 木のかげ・・・山頭火 | |
ひっそりと 稚児ユリ咲けば 夏きざし・・・淫蕩火![]() ![]() (神戸・六甲山系の草本図鑑) チゴユリはユリ科の中でも最も小さな部類の花で、その可愛らしい姿を稚児に見立てて名付けられたと言われている。カタクリなどスプリングエフェメラル(春のかげろう)・・・雪解けの頃に姿を現し樹木の葉が繁る頃、はかなく消えて行く花・・・と呼ばれる花の一群が姿を消す頃、山の木陰にややうつむき加減にその姿を現す。 ![]() ↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]() ![]() スポンサーサイト
脱毛の悩みを 発毛の喜びへ!・・・海老根蘭![]() ![]() (植物生態研究室(波田研)) 里山のあまり足を踏み入れたことのないところをゴソゴソ歩き回っていたら、犬も歩けばナントカ・・・で、エビネの若芽を10株ほど発見、他にもないかと辺りをキョロキョロ見回したら少し上に1本だけ綺麗に咲いていた。若い芽を踏み潰さぬように注意を払い、その美しいプロポーションを土下座しながら撮らせてもらったのがコレ。山地の谷沿いや雑木林などに生え、花の色が変化に富んでいることから、ブームになり採り尽くされ、野生のものはほとんど見られなくなってしまったといわれているけれど、田舎をドライブ途中に立ち寄る“道の駅”などで、エビネの展示会が催されていたり、また販売されているのをよく見かける。あれは販売用に栽培されたモノとは想うけれど、ネットで検索中、ブログやホームページでプランターなどに所狭しと植え込まれていたり、庭に造られたエビネ畑にビッシリと咲き乱れている様子が掲載されているのを拝見することがあるけれど、“保護などとは無縁”の花の在りようは、量産体制が取られているとしか見えず、まさにマスプロ・・・量産、量販態勢に抜かりなしといったところか。 ![]() ![]() “悩み無用!発毛なんです・・・” ↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]() ![]() カエルの子がカエル日・・・![]() ![]() 今月はじめに投稿した記事04/01 「水溜まりのオタマジャクシ・・・」のオタマジャクシに「足が出た!」と孫が言っていたので、日曜日の山歩途中、例の水溜まりの様子を覗いたら孫が持ち帰ったモノと同じように足が出たものがかなり居る。マクロレンズで覗いたら白内障の老眼にもハッキリ確認できた。ポツリポツリと怪しくなってきた空模様に、山登りを躊躇しながらオタマジャクシの観察と撮影に没頭していたら、花林糖氏がやって来た。コノ山で知り合いになった地元の人で同世代なのだった。コノ水溜まりとオタマジャクシのことを話したらさすが地元の常連さん、産卵間なしの2月、卵の頃から通る度に観ているけれど、まだ水が涸れたことはないらしい・・・それでも、一度だけ水量がかなり減り「危機的状況になったことがあり、向こうの水溜まりからバケツに汲み、ココへ補充してやったことがある・・・」と話し、花林糖氏は山頂へ向かった・・・田んぼでは見ない黒くて小さなオタマジャクシはヒキガエルの子どもなのだった。帰宅後、またヒキガエルをベンキョーしていたら、飼育し辛いカエルだというので孫と相談、次の機会に、あの水溜まりに戻してやることにした。オタマジャクシの大きさは親ガエルの大きさに反比例するというのが一般的で、例外はウシガエル(食用蛙)だけであるという。ヒキガエルには雨の明神山で数年前からよく出くわしていたので、その都度ベンキョーはしたつもりだった・・・ギョーカイの名著といわれる「金沢城のヒキガエル」もネットの古本屋で探し、読んでみたけれど殆どナニも残っていない。もう一度暇つぶしにでも読んでみようと思うけれど、ヒキガエルを食べる話は何処にもなかった・・・今回、「ヒキガエルを食す」という村が木曽にあるというゲロ話に出くわしちょっとビックリ、8~9月頃が脂が乗っていていちばん美味いというのだ・・・食文化もいろいろあるなぁ。。。 ↓「ヒキガエルとは」など楽しげに解説されているので興味あればクリック↓・・・を。
↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]() ![]() 「紫の蘇る草」・・・和風ハーブ![]() ![]() 属名シソ科カキドオシ属←||→キランソウ(金瘡小草)シソ科キランソウ属 世界中で薬として使われている薬草・・・カキドオシは古来から日本の民間薬として子供の夜泣き、ひきつけに用いられ、カントリソウ(癇取草)の別名があり、また、キランソウといえばチョイと凄味を利かせた別名、ジゴクノカマノフタ(地獄の釜の蓋)がよく知られており、乾燥した葉を煎じて、神経痛や胃の薬となり、生葉は膿ウミだしとして用いられ、万病に効くことからイシャダオシ(医者倒し)、イシャコロシ(医者殺し)の呼び名もある。昔から薬草としてよく知られている紫蘇の仲間は、食中毒で死にかけていた若者にシソの葉を煎じて飲ませたところ、たちまち元気になったということから、「紫の蘇る草」で「紫蘇」といったという話がある。「和風ハーブ」とも言われ、ハーブのほとんどがシソかセリの仲間であるらしいのだ。 しその種類は、大別すると、葉が緑色をした青じそと、紫色をした赤じそに分けられ、本来の種は赤じそで、青じそはその変種ということにになるらしい。
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スーザン.ボイルさんの新曲~登場!![]() (REMIX WITH MUSIC) スーザン.ボイルさんの新曲~登場! 何処まで行くのかと思っていたスーザン・フィーバーもココに来て少し落ち着いたようで・・・開幕早々に2試合連続・3打席連続ホームランを記録したタイガースの金本を見ながら、この絶好調は必ず終わる・・・その日、その時を想う金本の心理状態は如何ばかりか・・・と余計な心配までしながらTV観戦を続けていたけれど、その時は意外に早く、連敗が始まりTV観戦も気乗りせずYouTubeでスーザン・ボイルにウツツを抜かしていたという次第。それにしてもウナギ上りのアクセス数には驚いた・・・彼女の歌は素晴らしい、それに意外に冷静なお嬢さんのようで、息の長い声楽家として生き続けるのは間違いない・・・スーザン・ボイルをもう一度。 ↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]() ![]() ムラサキサギゴケは遊戯花・・・![]() ![]() 一般的に白色のものをサギゴケ、紫色のものをムラサキサギゴケと呼んでいるらしいが、白のサギゴケはまだ見たことがないけれど、やや小振りで白っぽいのがあったので撮ってきた。トキワハゼというらしい・・・ムラサキサギゴケは近くの山裾などでよく見る珍しい花ではないが、このトキワハゼとの違いも見れば見るほどあやしくなってくる・・・花が小さいのと白っぽいのでおおよその判断はつけたけれど厳密にはどうなのか自信はない。ムラサキサギゴケそっくりで素人目には区別が難しいトキワハゼは、ムラサキサギゴケの茎が地面を這う(匍匐茎(ほふくけい)ともいう)のに対し、トキワハゼは這わず、花も小さく白っぽいのと、ムラサキサギゴケが咲かない秋の頃にも畦などに咲いているので区別はできる・・・一年草で、種子がすぐ発芽し、すぐ花を咲かせ、花もかなり貧弱なためか、それほど話題になるということもなく、それこそ雑草扱いされる草である・・・というのが一般的な判別法であるらしい。このありふれた花にコレといった話題もないけれど、こんな話があった。 バカな妄想に明け暮れているうちに「明日からゴールデンウィークに突入する・・・」らしい。現在イマ、2週間の休暇と高速道路1000円で走り放題などとテレビで囃し立てているけれど、「狭いニッポン、そんなに走って何処へ行く・・・」かといって外国に出かけるほどのカネは無し・・・外国などもってのほか、高速道路走り続けた先で使えるカネが無い・・・この現実、モーロク爺は近場で週末山歩。三草山・・・えっ、雨!?・・・なら、日曜山歩でエエやないか。モーロク爺どもにGWはないけれど、終わりの見えぬロングバケーション、案ずることはナニもない、動いてしまう躰もそのうち停まる・・・静かに止まる・・・多分。 ↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]() ![]() あの~ふっ~・・・草なぎ剛ッ!・・・頑張れッ!日本一!!(笑)![]() ![]()
![]() ![]() ↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]() ![]() 白い小さな星形の花・・・![]() ![]() (【植物図鑑・撮れたてドットコム】) 畦の花や草には紛らわしくて同定に悩まされるものが結構ある。このノミノフスマの仲間もその一つ・・・調べてみれば見るほど自信が無くなり、ただ迷うばかり・・・。エイッ!ヤ~ッと強引に決めつけてはみたけれど自信はない・・・多分!?ということで。ココまで書く間にも幾度となく迷い、戻っては調べてみるが確証を得るには至らず・・・マァ、こんなところで午後の紅茶は・・・“ダージリン”。 ![]() ![]()
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花咲くアケビ・・・![]() ![]() (神戸・六甲山系の樹木図鑑 夜久野高原の、のどかな春景色ををボ~ッと眺めていたら、すぐ前の木に蔓を絡ませたアケビが花を咲かせていた・・・アケビといえば、子どもの頃、里山をよく探し回った記憶があるけれど、何分にもモノ不足の時代とあって食べられるものと聞けば目の色を変えて探し回り、ワルガキどもの間では、熾烈な争奪戦が展開されるのが常だった。当然のこととして低学年のチビどもの口に熟れたアケビが入ることなど、よほどのツキでもない限り先ず無い。運良く蔓にぶら下がるアケビに出くわそうものなら、ハジケる前のまだ堅い実を持ち帰り、ヌカに埋めてみたり、あの手この手で熟したアケビにありつこうと涙ぐましい努力を試みるのだけれど、結果は無為に終わり喰った記憶はない・・・そんな時代から数十年、山歩の途中、パックリとハジけたまま木にぶら下がっているアケビを幾度となく目撃、手を伸ばしてもぎ取り喰ってみたけれど、子どもの頃の思い入れほどには旨いモノでもなかった・・・時代が変われば、野鳥すら喰いに来ないのではないかと思ってしまう・・・。 ![]()
↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]() ![]() スーザン・ボイル/Dreamed a Dream (日本語字幕)【完全版】 ・・・&インタビュー![]() Closed Caption Subtitles 今や過熱、沸騰気味のスーザン・ボイル・・・パニック! ここ数日の間にblogでもスーザン・ボイルに関する記事をかなり見たけれど「・・・47才で処女のまんまらしい・・・」などと書いていた女性blogerもあり、やっかみ半分に手厳しいのはやはり女か・・・“処女!”・・・エエやないですか!・・・「処女!」・・・死語になりかかっていたコトバの復権・・・「48才で処女!」・・・新鮮ですなぁ。。。 ![]() アメリカABCのTVインタビューは英語ばかりで悔しいがイマイチ解らないけれど聴き取れる単語だけを拾い上げ想像を膨らませてみたけれど、このi女性キャスターもケッコウいびっているように見えるけど・・・「・・・盛んに腰をふったりしてたようだけど??」「・・・あれはダンス・・・チョットしたダンスですよ・・・」「・・・キスの経験は本当にないのですか?・・・」 「・・・ノーコメント・・・」くらいは聴き取れたけどあとはチンプンカンプン・・・誰かが早く字幕をつけてアップしてくれるのを楽しみに待つしかないなぁ。。。「レ・ミゼラブル(ああ無情)」は、確か、中学生の頃だったと思うが、子供向けに訳されたものを読んだ記憶がある。主人公のジャン・バルジャンという名前を記憶しているだけで、他のことは一切記憶にない・・・サッパリしたもんです。。。 ![]() 【完全版】歌は心/スーザン・ボイル─Susan Boyle (日本語字幕)→
↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]() ![]() 雑草の花・・・スズメノヤリ![]() ![]() (植物生態研究室(波田研)) どこにでもある草、スズメノヤリという名の雑草・・・「雑草」として簡単に片付けてしまうけれど、ナニをして雑草というのか、よく解らぬママ「雑草」という言葉で一括りにして整理?している草は多い・・・ただ、“植物の分類学上では「雑草」と言う括りはなく、定義も存在しない”というのが正解であるらしいけれど、そこは自己中心的な価値判断を得意とする「人間さま」のコト、それなりの定義づけはあるようで・・・・。 ザッと、こんな調子で、やはり人間さまのご都合で決めている分類であるようなのだ・・・だからといって、耐え難い不満があるワケではない。 ↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]() ![]() ひとり静かに 田倉山・・・![]() ![]() 4/19(SUN)土曜日に続いての好天にカネはなくともヒマはある・・・碧い空を眺めながら気もソゾロ、何処へ出かけてやろうかと取り敢えず[R175]を北へ。。。加東、西脇から氷上へ[R176]との分岐、[稲継]交差点を左折[県道7号]を北へ、右に見える五台山も気にしながらやり過ごし、北へ・・・。青垣町でチョイと思案、[小倉]交差点を右折し[R427]を更に北上・・・この辺りで夜久野高原の宝山へ行くことに決め、トンネル(有料)は抜けずに峠(遠坂峠)越えはいつも通り、山東町[大垣]で[R9]を右折、京都方面へ5分程で[野間]を左へ・・・ ![]() ![]() ![]()
どんな山でも「通い続けてこそ知る」コトは少なくない・・・ ![]() ![]() ↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]() ![]() 今宵また・・・スーザン・ボイル![]() ![]() ![]() 歌は心/スーザン・ボイル─(日本語字幕つき) 昨夜アップしたモノより遥かに解りよいですから・・・ スーザン・ボイルお嬢さんをもう一度。。。 何度聴いても素晴らしい! 凄いお嬢さんが現れたモノです。 ↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]() ![]() 春景色・・・畦の花![]() ◆カンサイタンポポ(蒲公英) (キク科 タンポポ属)植物生態研究室(波田研) ◆タンポポ・黄花在来種のカンサイタンポポ・シナノタンポポ・オキタンポポを比較する。 (福原のページ(植物形態学)) ◆100数十本の花束(タンポポの花) ↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]() ![]() 全世界注目のオバサン「スーザン・ボイル」って誰?Susan Boyle - Singer
- Britains Got Talent 2009 (With Lyrics) ![]()
↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]() ![]() ビロードの芽吹き・・・![]() ![]()
![]() ![]() ↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]() ![]() 古池や 蛙飛び込む 水の音・・・![]() ![]() ![]()
↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]() ![]() 笑った山は もう萌葱色・・・![]() ![]() ![]() ![]() ↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]() ![]() ウリカエデとウリハダカエデ・・・![]() ![]() 植物生態研究室(波田研) ウリカエデの新芽が展開されている。この時期になると里山は日毎に表情を変え、もう萌葱色・・・新緑に染まりつつある。ウリカエデとウリハダカエデよく似た名前にいつも戸惑う・・・ウリカエデはカエデ類のなかでは葉が一番小さく、一方、ウリハダカエデは、葉は大きく、やや高い標高300m以上のところで多く見られるという。どちらも樹皮がマクワウリに似ているところから付いた和名であるらしいけれど、ウリハダカエデの樹皮がウリに似ているのは若木だけで成長すると変わってしまい、ウリの感じは失せてしまうので樹皮による同定よりも葉のカタチと大きさを比較する方が間違いは少ない。 ↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]() ![]() タデ喰う虫も好きずき・・・![]() ![]() イタドリの新芽が出ていた。子どもの頃折って食べた記憶がある・・・茎は太く、中が空洞で出始めた茎を折り、皮を剥いて生で食べた。私たちは“スカンボ”と呼んでいたけれど調べてみたら“スカンポ”と出ている。「゛(ボ)」と「゜(ポ)」では大した違いでもないので日本全国「スカンポ」という呼び名で通用するらしい・・・通称は「スカンポ」でいいとして イタドリ、スイバ、ギシギシの3種がどうも混乱しているようで・・・スイバもギシギシも食べたという記憶はほとんど無いが↑先のblogの画像を観るとギシギシの葉っぱを手で揉んで頬張ったりしたことはある・・・イタドリもギシギシも酸っぱい味の記憶しかないけれど、若芽は食用として、酢味噌、胡麻和え、油炒め、酢の物等で食べられ、高知県では山菜のナンバーワンであるというから驚く・・・ところ変われば品変わる・・・タデ喰う虫も好きずき・・・ということか。 こんな歌まであるというけれど、私は聴いたことがない。
↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]() ![]() 春の肖像・・・タカノツメ![]() ![]() 「ETC」とは、本来は「エレクトロニック・トール・コレクション・ システム」の略、それが、今や「イイ思いをするのはトヨタとキヤノン」の略だった・・・という笑っては済ませられない、チョット毒の効いた話がある。↓ ↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]() ![]() 春の肖像・・・七重八重 ヤマブキの・・・
![]() ヤマブキといえば必ず登場する「ななへやへ・・・」で始まるヤマブキ伝説、あの伝説をこの歳まで信じて疑わずに来たけれど、ヤマブキに果実は本当にできないのだろうか・・・また、ヒマに任せてGoogleってみたら、やはりいろいろあるようで・・・一重咲きのものには実ができるが、八重咲きのものにはできないのだという。 八重咲きの花は雄しべの変異(花弁のようになる)により、花粉ができないため、実もできないのだという。理屈上は野性でも八重咲きのヤマブキは存在し得るとも言えるが、種はつけない・・・ということで、挿し木や取り木でもしなければ一代限りということになるというのだ・・・とすると、あの有名な“太田道灌の山吹伝説”に登場する少女が黙って差し出したヤマブキは、少女の親か祖父母か、はたまた近所の世話焼きオヤジかオバハンが挿し木か取り木など手間ヒマかけた挙げ句の産物であったということになり、全くの嘘ではないけれど「ほんまに、ホンマかいなァ・・・?」と疑り、想いを巡らせ、楽しむ余地は残してくれたらしい・・・。
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オオムラサキの幼虫、放虫会で「エノキ」観察![]() ![]() 4/05(SUN)国蝶・オオムラサキ幼虫の放虫会に参加した。とりたてて聴くでなし、垂れ流しにしていたラジオから「国蝶・オオムラサキ幼虫の放虫会・・・」とのアナウンスだけが耳に残り、忘れないうちにと即、パソコンで検索をかけてみたら“県立丹波の森公苑”の催しで、参加者を募っているという・・・hpより申込書をプリントアウト、即、参加申し込みをFAX送信してしまったという次第。国蝶・オオムラサキにそれほど興味があったわけではない、心惹かれたのは“国蝶”ではなくオオムラサキの食草である「エノキ」の方なのだった・・・昨年、山友の縄師・Kさんが、クライミング中に拾ったというタマムシを見せて貰って以来「エノキ」という木に取り憑かれ、機会あるごとに「エノキ」を観察しているのだった・・・これといって特徴があるわけでもない木をどうやって同定するか・・・モーロク老人には難題なのだ。因みにタマムシも「エノキ」との関わりは深く、エロボケ老人の異常とも思える「エノキ詣で」は玉虫色のタマムシから始まったのだった。 ![]() ![]() ![]()
↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]() ![]() 春の肖像・・・籔椿![]() 植物生態研究室(波田研) 春まだ早い里山にポツリと咲く紅い花・・・ヤブツバキの紅い花は冬色の景色に生命(イノチ)を吹き込む“紅い血(アクセント)”なのだった・・・ポツリ、ポツリと咲いているのがいい。どこの山を歩いていてもよく観る馴染みの花ではあるけれど、いざ、一枚モノにしようと撮りにかかると、コチラの想うように収まってくれる花は意外に少ない。花弁が欠けていたり、揃っていたら、だらしなく開き過ぎていたり、これぞ注文通りと想うモノはやたら高いところで調子を保たせていたり・・・“オビに短しタスケに脚立・・・”と、シャレにもならん状況に追い込まれることも多い。エロボケ老人が想い描く“紅い花”とは、どんなモノなのか・・・想いを巡らせているうちに行き当たったのはコレ・・・「侘び助」ではないのか!?・・・もし、そうでなければ“紅い花の壁”・・・咲き乱れる紅い花や、ポトリポトリ・・・落ち続ける紅い花の絨毯など“侘び”とは対極にある“幻想世界”なのかも知れないと。ヤブツバキを調べてみて“椿事”の深さを思い知った。花のない時期に花を咲かせるということも深さの一因であるのかも知れないけれど、茶人千利休が侘び茶道に好んで取り入れたことにより「侘助ツバキ」のバリエーションを広める切っ掛けになったようだ・・・「侘び助」の種類の多さにはビックリ。また、文学作品に登場する「椿事」には優れたモノがあるコトは想像できたので、エロボケ老人好みの「椿事描写」を少しだけ抜粋転載させてもらった。
「侘び助」について 園芸品種の"椿"の一つで、茶人千利休さんの好んだ花として有名。 一重咲きで開花しても「筒咲き」と呼ばれる半開花状態なのが特徴。 サザンカは花びらが一枚づつパラパラと散るが、侘び助は椿と同じく花全体がポトリと散る。 名前の由来については、千利休に仕えて、この花を育てた庭男の名前が「侘助」といい、 彼にちなんでつけられたという伝説がある。 早咲きの一重で、筒咲きの小輪。多くは雄しべの葯が白く退化したツバキの一群をいう。 侘助には、約30種類の品種があるそうで、タロウカジャ(太郎冠者)=(有楽椿)の実生もしくはそれから作られた品種で葯が退化をし花粉を作らないものとされる 「侘助」 は 冬の季語 ![]()
「侘び助」の定義には諸説あり、読むほどに疲れるばかり・・・それらしくまとめられたものがコレ↓ ≫ 続きを読む
春の肖像・・・唐茱萸(とうぐみ)![]() ![]() (木々の移ろい:季節の木) 林道脇でグミの新芽を撮った。子どもの頃、赤い実を採ってよく喰った経験から、樹皮や葉の感じで“グミの木”であることはすぐ分かったけれど、いざ、グミの種類など調べてみたら意外に多い・・・グミ類で春に実が熟す春グミ(ナワシログミ)と、夏に実をつける夏グミ(トウグミ)秋に実をつける秋グミ(やまぐみ)があり、「アキグミ」は、山や河原に生え、晩秋に赤い実をつける。アキグミにも「成年」「裏年」があるという。ナツグミにもトウグミという変種があり、また、別名ビックリグミと呼ばれるダイオウグミはナツグミの園芸種なのだった。グミはグミ科グミ属であり、調べてみたけれど「グミ」という名の樹木は見あたらず、ナワシログミ、ツクバグミ、ナツグミ、トウグミ、アキグミ、ハコネグミ、ツルグミなどがあり、食べられる赤い実の生るナツグミ、トウグミがいわゆる「グミ」と一般に呼ばれるものであるらしい。たかが「グミ」ではあるけれど「茱萸」・・・唐突にこんな文字を並べてしまったけれど「グミ」と読むらしい。もちろん樹木のグミなのだ。音読みは「シュユ」であり、サンシュユ(山茱萸)という樹木の名でもこの漢字が使われているけれど、「サンシュユ(山茱萸)」はミズキ科サンシュユ属であり、「○○グミ(茱萸)」のグミ科 グミ属とは無関係・・・菓子のグミも樹木のグミとは全く関係はなく、菓子のグミの語源はラテン語のgummiからで、これはチューインガムのガムの語源でもあり、またゴムの語源でもあるらしい。つまり、グミ、ガム、ゴムは根は同じということだ。樹木のグミは日本古来からの呼び名ではあるらしいけれど、樹木のグミの語源については全くわからないらしい・・・どうでもいい話に横滑りしてしまったけれど夏茱萸(ナツグミ)と唐茱萸(トウグミ)はよく似ているが、葉の表をルーペで拡大し鱗状毛があればナツグミ、星状毛があればトウグミということらしいが、コトバで言えば簡単でも実際にルーペで観察しても、そう簡単に同定できないのではないかと思う・・・因みに、今回のトウグミはこの画像によって、お尋ねサイトで同定して貰った。 ◆星状毛 (せいじょうもう)⇔ 一ヶ所から多方向に分岐して放射状になっている毛 ↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]() ![]() 春の肖像・・・ただいま交尾中、オオヨコバイ![]() あのタマムシやオオムラサキの食草として知られる「エノキ」の苗木だと教えられ、眼を凝らして観察していたらヤッテいるではないか・・・「ツマグロオオヨコバイ、愛の交感中」・・・人目も憚らず?はやばやと“春の営み”に取り掛かったという訳で、さすがに忘れてませんなぁ。。。生き物は。
↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]() ![]() 春の肖像・・・小葉三葉躑躅と土筆![]() ![]() ( 【六甲山系植生電子図鑑】) 春の林はコバノミツバツツジが多く見られ、雑木林は紅紫色に彩られる・・・里山の春を華やかに演出するコバノミツバツツジも土地がやせ、他の樹木が少ない場所を好むらしい。そう言えば、確かにそれらしい環境で多く見られる。 ![]()
↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]() ![]() 春の肖像・・・ミヤマセセリ![]() ![]() (福岡市蝶類図鑑) 春を告げる代表的な種として、早春から飛び始め、セセリチョウ科としては最も発生が早い蝶と言われている。模様は地味で目立たず、 誤って、蛾ではないかと錯覚しそうになった。早春に年1回だけ成虫が出現するスプリング・エフェメラル蝶などとも呼ばれるらしい・・・「スプリング・エフェメラル」・・・「エフェメラル」とはカゲロウ目の昆虫のことで、体も翅も弱々しく、2本または3本の長い尾毛がある。夏、水辺を飛び、交尾・産卵を終えれば、数時間で死ぬ・・・はかない命の代表的存在ということで、「スプリング・エフェメラル」とは「春の儚いもの」「早春の瞬き」「春の妖精」「早春の幻影」・・etc、なかなか文学的な表現のコトバが並ぶ。桜の開花とともに羽化するギフチョウもスプリング・エフェメラルと呼ばれるらしい。地味で忙しく飛び回り、蛾に間違えられそうなミヤマセセリにはイマイチ不似合いな“称号”ではある。広辞苑によれば、ほのかなもの、あるかなきかに見えるもの、などを形容するのに「蜉蝣(かげろう)」を用いることもあり、その際は「春の陽炎」・・・(飛ぶさまが陽炎(かげろう)のひらめくように見えるからいう)・・・ということになるらしい。 ↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]() ![]() 北発射!誤探知から誤作動へ・・・【速報】先ほどのミサイル発射発表は誤探知だった?
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↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]() ![]() 春の肖像・・・カナヘビ![]() ![]() 里山の日溜まりで休憩していたら、カサカサ・・・枯れ葉の擦れ合う音がする。眼を凝らし音の先を追ってみれば、活発に動き始めたカナヘビの仕業なのだった。カナヘビというトカゲと、いわゆるトカゲ・・・正確には「ニホンカナヘビ( カナヘビ科 カナヘビ属 )」と「ニホントカゲ( トカゲ科 トカゲ属 )」で、どちらもトカゲ目に属する、いわゆる「トカゲ」の仲間ではあるけれどニホンカナヘビはカナヘビ科、ニホントカゲはスキンク科に分類され、まったく別の種類ということになる。よく知られた「トカゲのしっぽ切り」は、どちらもやらしい。ハッキリとした違いのひとつに幼体期の体色があり、トカゲの幼体(成体になるのに3~4年かかるとか)は尾が鮮やかなメタリックブルー、一方のカナヘビは、うろこが目立ちかさついた感じだが、トカゲはうろこが細かくて金属質の光沢がありツヤがある。カナヘビは卵を産みっ放し(孵化まで2ヶ月)にするが、トカゲは雌が孵化まで世話をする(孵化まで1ヶ月)、体形もカナヘビはスレンダー、トカゲはズングリムックリ・・・ザッとこんなところが両者の違いということになる。カナヘビは見かけによらず人懐っこいヤツで、シャッターを切りながら徐々に接近、十数枚撮り終えても動こうとはせず、ジッとレンズを見つめる瞳が妙に熱っぽくて、エロボケ爺、気になる視線ではあった。。。 ◆日本の蜥蜴(トカゲ)(日本のトカゲ) ↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click! ![]() ![]() |
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