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Aladdin's cock

日かげ いつか月かげとなり 木のかげ・・・山頭火       

ひっそりと 稚児ユリ咲けば 夏きざし・・・淫蕩火

チゴユリチゴユリチゴユリ(稚児百合)ユリ科チゴユリ属
(神戸・六甲山系の草本図鑑)
 チゴユリはユリ科の中でも最も小さな部類の花で、その可愛らしい姿を稚児に見立てて名付けられたと言われている。カタクリなどスプリングエフェメラル(春のかげろう)・・・雪解けの頃に姿を現し樹木の葉が繁る頃、はかなく消えて行く花・・・と呼ばれる花の一群が姿を消す頃、山の木陰にややうつむき加減にその姿を現す。チゴユリ春はいろんな花が咲くけれどカタクリが終わりチゴユリが咲き始めると、春も半ばを過ぎ、そろそろ夏の兆しが現れる頃なのだ。チゴユリが咲く頃には、よく似た小さな花をつけるナルコユリやアマドコロそしてホウチャクソウなどユリ科の花が姿を見せる・・・これら三種の花はよく似ているけれど、それぞれの個性を知っていたら見分けるのは簡単なのだが、もうきれいサッパリ忘れてしまった。また、ヒマなときにでも復習するつもりなのだけれどイマイチ気乗りがしない。






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脱毛の悩みを 発毛の喜びへ!・・・海老根蘭

エビネエビネエビネ Calanthe discolor (ラン科 エビネ属)
(植物生態研究室(波田研))
 里山のあまり足を踏み入れたことのないところをゴソゴソ歩き回っていたら、犬も歩けばナントカ・・・で、エビネの若芽を10株ほど発見、他にもないかと辺りをキョロキョロ見回したら少し上に1本だけ綺麗に咲いていた。若い芽を踏み潰さぬように注意を払い、その美しいプロポーションを土下座しながら撮らせてもらったのがコレ。山地の谷沿いや雑木林などに生え、花の色が変化に富んでいることから、ブームになり採り尽くされ、野生のものはほとんど見られなくなってしまったといわれているけれど、田舎をドライブ途中に立ち寄る“道の駅”などで、エビネの展示会が催されていたり、また販売されているのをよく見かける。あれは販売用に栽培されたモノとは想うけれど、ネットで検索中、ブログやホームページでプランターなどに所狭しと植え込まれていたり、庭に造られたエビネ畑にビッシリと咲き乱れている様子が掲載されているのを拝見することがあるけれど、“保護などとは無縁”の花の在りようは、量産体制が取られているとしか見えず、まさにマスプロ・・・量産、量販態勢に抜かりなしといったところか。エビネシュンランにしてもエビネにしても、今や“道の駅”で買う園芸植物に成り上がったのか、または、成り下がったのかは知らないけれどそんなに珍しくもない花の一種になっているのは確かなようで。。。ハゲ予防や発毛、育毛に効果のある植物エキスをエビネから抽出し配合したシャンプーがあるらしい。発毛剤や育毛剤のTVCMは下手な芸人の芸を観るよりもズッと笑えて思わず噴き出してしまうコトがよくある。フツーに「抜けなくなった・・・」とか「・・・確かに生えてきている・・・」「生きていてよかった・・・」などと言っているだけで笑えてしまうから不思議・・・“毛”に対する直向きな人たちがそうさせるのか、話題になる植物や花のエキス、イヤ植物だけにとどまらず動物の分泌物、ホルモンなども“毛生えグスリ”に利用すればケッコウ笑わせてくれるのではなかろうかと、またまた不謹慎なことを考えてしまうエビネの春なのだった・・・「毛髪に対するヒタ向きさ」が醸し出す笑いとペーソス??・・・決して“ハゲ頭”をオモシロがっているのではない。ワタクシ自身もかなりショボくなり、そこはかとなく哀愁が漂い始めた時点で、スッパリと6㎜の丸刈りにしてしまったような次第で・・・念のタメ。

タイトル
“悩み無用!発毛なんです・・・”

←|ラジオ番組のアッコのいいかげんに1000回でリーブのCMソングに関する投稿が読ま れました。動画の前半は写真で後半は動画です。音楽の途中でナレーションも入るのでお 聞き逃しなく!なお、リーブ21CMソングの原曲の名前は「everybody shake(エブリバディーシェイク)」です。
"before & after" リーブ21←||→リーブ21の奥様
タイトルタイトル















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カエルの子がカエル日・・・

090426mksy0064_RJ.jpg090426mksy0031_RJ.jpgヒキガエル(ニホンヒキガエル)両生綱 無尾目 ヒキガエル科( 昆虫エクスプローラ)
 今月はじめに投稿した記事04/01 「水溜まりのオタマジャクシ・・・」のオタマジャクシに「足が出た!」と孫が言っていたので、日曜日の山歩途中、例の水溜まりの様子を覗いたら孫が持ち帰ったモノと同じように足が出たものがかなり居る。マクロレンズで覗いたら白内障の老眼にもハッキリ確認できた。ポツリポツリと怪しくなってきた空模様に、山登りを躊躇しながらオタマジャクシの観察と撮影に没頭していたら、花林糖氏がやって来た。コノ山で知り合いになった地元の人で同世代なのだった。コノ水溜まりとオタマジャクシのことを話したらさすが地元の常連さん、産卵間なしの2月、卵の頃から通る度に観ているけれど、まだ水が涸れたことはないらしい・・・それでも、一度だけ水量がかなり減り「危機的状況になったことがあり、向こうの水溜まりからバケツに汲み、ココへ補充してやったことがある・・・」と話し、花林糖氏は山頂へ向かった・・・田んぼでは見ない黒くて小さなオタマジャクシはヒキガエルの子どもなのだった。帰宅後、またヒキガエルをベンキョーしていたら、飼育し辛いカエルだというので孫と相談、次の機会に、あの水溜まりに戻してやることにした。オタマジャクシの大きさは親ガエルの大きさに反比例するというのが一般的で、例外はウシガエル(食用蛙)だけであるという。ヒキガエルには雨の明神山で数年前からよく出くわしていたので、その都度ベンキョーはしたつもりだった・・・ギョーカイの名著といわれる「金沢城のヒキガエル」もネットの古本屋で探し、読んでみたけれど殆どナニも残っていない。もう一度暇つぶしにでも読んでみようと思うけれど、ヒキガエルを食べる話は何処にもなかった・・・今回、「ヒキガエルを食す」という村が木曽にあるというゲロ話に出くわしちょっとビックリ、8~9月頃が脂が乗っていていちばん美味いというのだ・・・食文化もいろいろあるなぁ。。。

「ヒキガエルとは」など楽しげに解説されているので興味あればクリック・・・を。


◆なんでこの時期(8月)に『ヒキガエルを食す』か?
  通常ヒキガエルの捕獲は、産卵期に集まったところを
 一網打尽にする訳ですが、実はこのころのヒキガエルは
 卵や精子に養分をとられ、脂の乗りもよくありません。
 8月~9月になると産卵期とは比べ物にならないほど脂が乗って
 とても美味しくなります。(一番美味しいのは冬眠直前のカエル)
◆食べ方(何度も言いますが、オェーッとなる方はご退席を)
  まず皮を剥きます。大きめのハサミで頭部を切り落とし、
 そこから一気に後ろ足まで皮をめくり取りましょう。
  なお、毒液が目に入らないよう、この作業は水中で行うか
 メガネをかければ安全です。
  次に腹ワタをすべて取り除きます。これで下ごしらえは終わり。
 料理の方法は、塩焼きか唐揚げがいいですよ。
  焼いた姿が気になる方は、適当に身を分解したほうがいいかも。
  (筋肉マンにそっくり・・・)オェーッ!!
◆レモンの絞り汁を少々振りかけると、さっぱりいただけます。
  夕涼みに焼酎ロックを飲みながらいかがですか

(自然へのいざない: ヒキガエルを食す)






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「紫の蘇る草」・・・和風ハーブ

キランソウカキドオシカキドオシ(垣通し) 
属名シソ科カキドオシ属
←||→キランソウ(金瘡小草)シソ科キランソウ属
 世界中で薬として使われている薬草・・・カキドオシは古来から日本の民間薬として子供の夜泣き、ひきつけに用いられ、カントリソウ(癇取草)の別名があり、また、キランソウといえばチョイと凄味を利かせた別名、ジゴクノカマノフタ(地獄の釜の蓋)がよく知られており、乾燥した葉を煎じて、神経痛や胃の薬となり、生葉は膿ウミだしとして用いられ、万病に効くことからイシャダオシ(医者倒し)、イシャコロシ(医者殺し)の呼び名もある。昔から薬草としてよく知られている紫蘇の仲間は、食中毒で死にかけていた若者にシソの葉を煎じて飲ませたところ、たちまち元気になったということから、「紫の蘇る草」で「紫蘇」といったという話がある。「和風ハーブ」とも言われ、ハーブのほとんどがシソかセリの仲間であるらしいのだ。

しその種類は、大別すると、葉が緑色をした青じそと、紫色をした赤じそに分けられ、本来の種は赤じそで、青じそはその変種ということにになるらしい。


●青じそ
(別名)大葉
爽快な香りがあり、刺身のつまのほか、天ぷらや麺類の薬味等に利用されます。品種により葉の縮れ方が違います。10枚一組みで売られることが多いようです。
●赤じそ
出回り時期は6~7月頃で、葉は赤みを帯びた緑色になり、品種により縮れ方が異なります。梅干しや紅しょうがの着色、漬け物等に利用されます。
●芽紫蘇(めじそ)
(別名)青芽(あおめ)、紫芽(むらめ)
しその若い芽。青じその双葉を青芽(あおめ)、赤じその双葉に本葉が出たばかりのものを紫芽(むらめ)といいます。青芽、紫芽ともに刺身のつまや薬味に使います。紫芽は紅たでに似ていますが、紅たでよりも一まわり大きく、裏が赤くて表が緑色をしています。
●花穂紫蘇(はなほじそ)
しその穂を、花が3割ほど開きかけた状態で収穫したものです。薄紫色の色合いが美しく、刺身のつまや料理のあしらいに使用されます。
●穂紫蘇(ほじそ)
花が落ちた後、実が未熟なうちに、穂先を5~6cmに切り取って収穫したもので、束穂ともいいます。刺身につまとして添えたり、実をしごいて醤油の香りづけにしたり、そのまま天ぷらにしたりします。
●しその実
(別名)扱穂(こきほ)
花穂が成熟して実を結んだものです。指ではじいて香りを出し、煮魚の香り付けにしたり、塩漬けや佃煮に加工されたりします








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スーザン.ボイルさんの新曲~登場!

タイトルSusan Boyle: My Heart Will Go On
(REMIX WITH MUSIC)
スーザン.ボイルさんの新曲~登場!

スーザン・ボイルさんが、CNNのラリー・キング・ライブ(Larry King Live)という看板番組に出演し、映画タイタニックの劇中歌、セリーヌ・ディオンの 「My Heart Will Go On」を披露している。

何処まで行くのかと思っていたスーザン・フィーバーもココに来て少し落ち着いたようで・・・開幕早々に2試合連続・3打席連続ホームランを記録したタイガースの金本を見ながら、この絶好調は必ず終わる・・・その日、その時を想う金本の心理状態は如何ばかりか・・・と余計な心配までしながらTV観戦を続けていたけれど、その時は意外に早く、連敗が始まりTV観戦も気乗りせずYouTubeでスーザン・ボイルにウツツを抜かしていたという次第。それにしてもウナギ上りのアクセス数には驚いた・・・彼女の歌は素晴らしい、それに意外に冷静なお嬢さんのようで、息の長い声楽家として生き続けるのは間違いない・・・スーザン・ボイルをもう一度。




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ムラサキサギゴケは遊戯花・・・

ムラサキサギゴケトキワハゼムラサキサギゴケ(紫鷺苔)ゴマノハグサ科サギゴケ属←||→トキワハゼ(常葉黄櫨)ゴマノハグサ科サギゴケ属
一般的に白色のものをサギゴケ、紫色のものをムラサキサギゴケと呼んでいるらしいが、白のサギゴケはまだ見たことがないけれど、やや小振りで白っぽいのがあったので撮ってきた。トキワハゼというらしい・・・ムラサキサギゴケは近くの山裾などでよく見る珍しい花ではないが、このトキワハゼとの違いも見れば見るほどあやしくなってくる・・・花が小さいのと白っぽいのでおおよその判断はつけたけれど厳密にはどうなのか自信はない。ムラサキサギゴケそっくりで素人目には区別が難しいトキワハゼは、ムラサキサギゴケの茎が地面を這う(匍匐茎(ほふくけい)ともいう)のに対し、トキワハゼは這わず、花も小さく白っぽいのと、ムラサキサギゴケが咲かない秋の頃にも畦などに咲いているので区別はできる・・・一年草で、種子がすぐ発芽し、すぐ花を咲かせ、花もかなり貧弱なためか、それほど話題になるということもなく、それこそ雑草扱いされる草である・・・というのが一般的な判別法であるらしい。このありふれた花にコレといった話題もないけれど、こんな話があった。

 この花を、岡山県地方ではオケーチョウバナ(お開帳花)、山形ではベッチョバナ(ベッチョは山形弁で女性器のこと)、愛媛県にはジョローバナ(女郎花)、ヨメハンバナ(嫁はん花)、チャワンワレバナ(茶碗割れ花)などの別名で呼ぶそうなのだ・・・まさに、ところ変われば呼び名が変わる・・・ではあるけれど底に流れるモノ・コトの捉え方にブレがなく・・・呼び名は変われど意識(見え方)に大差なし・・・男のイマジネーション不足は万国共通・・・か。

 この花は、めしべの柱頭が蝶番(ちょうつがい)の形をしていて、受粉前には開いていた口が、花粉をつけた昆虫などが触れるやいなや閉じて花粉をはさみ取るという、非常に面白い習性があるというのだ。より確実に受粉するためのシステムであるらしいのだが、人間が松葉などで触っても反応して閉じてしまうというのだ・・・なんともエロボケ好みのシステムではないか。

 モーロク爺をはじめとする、よき時代の子どもたちは、こんな草を相手に、めしべに触れては閉じるということに夢中になり繰り返して遊んだようで・・・そのうち、いたずら盛りのガキ大将が思いついたのかどうか、女の子の股間を狙っての“拡大解釈遊戯”にまでエスカレートさせたのだろうか・・・各地の呼び名は、この悪ガキどものセンスと繋げてみれば、エロボケ爺も思わずニヤけるセピアエロなネーミングなのだった・・・。パンツなどはいていなかった大らかな時代の大らかな性意識、ちょっとしたエロロマンではある・・・。

バカな妄想に明け暮れているうちに「明日からゴールデンウィークに突入する・・・」らしい。現在イマ、2週間の休暇と高速道路1000円で走り放題などとテレビで囃し立てているけれど、「狭いニッポン、そんなに走って何処へ行く・・・」かといって外国に出かけるほどのカネは無し・・・外国などもってのほか、高速道路走り続けた先で使えるカネが無い・・・この現実、モーロク爺は近場で週末山歩。三草山・・・えっ、雨!?・・・なら、日曜山歩でエエやないか。モーロク爺どもにGWはないけれど、終わりの見えぬロングバケーション、案ずることはナニもない、動いてしまう躰もそのうち停まる・・・静かに止まる・・・多分。




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あの~ふっ~・・・草なぎ剛ッ!・・・頑張れッ!日本一!!(笑)

タイトルSMAP 草なぎ剛 公然わいせつ罪で逮捕

タイトル←「公衆の面前ではないから公然わいせつにはならない」



芸能人のトラブル話になれば俄然元気になり、態度も大きくなるのはいつものこと。マスメディアには格好の餌食・・・何事が起こったのかと思うほど大袈裟に騒ぎ立てる。情けないのは、力のある相手には何も言えず、弱いと見たら足腰立たぬところまで追い込み、三日も過ぎればナニもなかったような正義漢ヅラ・・・草薙剛、深夜、公園での全裸泥酔事件で誰かが嫌な思いをしたとはどうしても想像できないのだが・・・中川元財務大臣の方がスーツを着込み身なりはキチッとしていてもソートーにイヤらしいし、見苦しいんじゃなかったか!?・・・。こんな記事もある↓

この後、背後関係を探るためとして、警察が草なぎの自宅を家宅捜索したという。
しかし、これはおかしい。酔っぱらった勢いで裸になったのだったら、わざわざ背後関係を調べる必要などない。単に馬鹿で酒飲みだったという話で終わる。

わざわざ捜査するというのは、麻薬関係の疑いがあることを意味する。芸能界の麻薬ネットワークをあぶり出すという名目があるのではないか。その中で、クリーンでおとなしいイメージがある草なぎがねらい打ちにされたのではないか。
(ジャパン・ハンドラーズと国際金融情報)

タイトル中川大臣を励ます奥さん----→

タイトル中川財務大臣 G7会見で泥酔状態→







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白い小さな星形の花・・・

ミミナグサミミナグサノミノフスマ ナデシコ科 ハコベ属
(【植物図鑑・撮れたてドットコム】)
 畦の花や草には紛らわしくて同定に悩まされるものが結構ある。このノミノフスマの仲間もその一つ・・・調べてみれば見るほど自信が無くなり、ただ迷うばかり・・・。エイッ!ヤ~ッと強引に決めつけてはみたけれど自信はない・・・多分!?ということで。ココまで書く間にも幾度となく迷い、戻っては調べてみるが確証を得るには至らず・・・マァ、こんなところで午後の紅茶は・・・“ダージリン”。


ミミナグサオランダミミナグサ

←|ノミノフスマ
オランダミミナグサ|→




ナデシコ科の中でもハコベ属とミミナグサ属の同定には、いつも同じコトを繰り返すばかりで、悔しいけれど進歩の跡がない。

【ハコベ属】
ハコベ、コハコベ、ウシハコベ、ノミノフスマ、ミヤコハコベ、ミドリハコベ
【ミミナグサ属】
ミミナグサ、オランダミミナグサ

ざっとこんなところだが、他に【ノミノツヅリ属】ノミノツヅリ【ツメクサ属】ツメクサなどがあり、どれもよく似た花を咲かせるので、モーロク脳みそでは整理して記憶など、大それたコトは不可能。

◆白い小さな星形の花(人里編)
◆ミミナグサの仲間






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花咲くアケビ・・・

アケビ(タテ)アケビアケビ(木通)アケビ科アケビ属
(神戸・六甲山系の樹木図鑑
 夜久野高原の、のどかな春景色ををボ~ッと眺めていたら、すぐ前の木に蔓を絡ませたアケビが花を咲かせていた・・・アケビといえば、子どもの頃、里山をよく探し回った記憶があるけれど、何分にもモノ不足の時代とあって食べられるものと聞けば目の色を変えて探し回り、ワルガキどもの間では、熾烈な争奪戦が展開されるのが常だった。当然のこととして低学年のチビどもの口に熟れたアケビが入ることなど、よほどのツキでもない限り先ず無い。運良く蔓にぶら下がるアケビに出くわそうものなら、ハジケる前のまだ堅い実を持ち帰り、ヌカに埋めてみたり、あの手この手で熟したアケビにありつこうと涙ぐましい努力を試みるのだけれど、結果は無為に終わり喰った記憶はない・・・そんな時代から数十年、山歩の途中、パックリとハジけたまま木にぶら下がっているアケビを幾度となく目撃、手を伸ばしてもぎ取り喰ってみたけれど、子どもの頃の思い入れほどには旨いモノでもなかった・・・時代が変われば、野鳥すら喰いに来ないのではないかと思ってしまう・・・。アケビ

【アケビ】

葉は1枚で「小葉」が3枚のモノと5枚のモノがあり、同じ5枚でも大きさやカタチの違うモノがある。

◆ミツバアケビ・・・3枚の小葉をつけ葉の縁が凸凹に波打つ
◆アケビ・・・・・・・・5枚の小葉をつける
◆ムベ(トキワアケビ)・・・5枚のやや大きな小葉をつける常緑で冬もつややかな葉をつける
◆ゴヨウアケビ・・・5枚の小葉をつけ、小葉はミツバアケビと同じように波打つ

◆雌雄同株・・・雄花は小さく数も多い。おしべは丸みがある。雌花は大きくて丙が長い。棒状の雌しべが数本ある

◎花弁のように見えるのは「がく片」
◎ミツバアケビの花(がく片、雄花、雌花)は小さくて濃い紫色や黒っぽい色をしている
◎アケビ(小葉5枚)雌花の中の紅色の突起は全てひとつひとつが子房
◎シロバナアケビ(白い花が咲く)
◎ムベ(小葉5枚)常緑
◎ゴヨウアケビ(小葉はアケビと同じ5枚)花はミツバアケビと同じ紫色、アケビとミツバアケビの雑種◎シロバナアケビとミツバアケビの雑種アケビもある







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スーザン・ボイル/Dreamed a Dream (日本語字幕)【完全版】 ・・・&インタビュー

タイトルSusan Boyle BBC & STV Interviews
Closed Caption Subtitles


 今や過熱、沸騰気味のスーザン・ボイル・・・パニック!
ここ数日の間にblogでもスーザン・ボイルに関する記事をかなり見たけれど「・・・47才で処女のまんまらしい・・・」などと書いていた女性blogerもあり、やっかみ半分に手厳しいのはやはり女か・・・“処女!”・・・エエやないですか!・・・「処女!」・・・死語になりかかっていたコトバの復権・・・「48才で処女!」・・・新鮮ですなぁ。。。

スーザン・ボイル・インタビュースーザン・ボイルインタビュー||→
アメリカABCのTVインタビューは英語ばかりで悔しいがイマイチ解らないけれど聴き取れる単語だけを拾い上げ想像を膨らませてみたけれど、このi女性キャスターもケッコウいびっているように見えるけど・・・「・・・盛んに腰をふったりしてたようだけど??」「・・・あれはダンス・・・チョットしたダンスですよ・・・」「・・・キスの経験は本当にないのですか?・・・」 「・・・ノーコメント・・・」くらいは聴き取れたけどあとはチンプンカンプン・・・誰かが早く字幕をつけてアップしてくれるのを楽しみに待つしかないなぁ。。。「レ・ミゼラブル(ああ無情)」は、確か、中学生の頃だったと思うが、子供向けに訳されたものを読んだ記憶がある。主人公のジャン・バルジャンという名前を記憶しているだけで、他のことは一切記憶にない・・・サッパリしたもんです。。。

タイトル
【完全版】歌は心/スーザン・ボイル─Susan Boyle
日本語字幕)→



レ・ミゼラブル(ああ無情)より「夢破れて」・・・Dreamed a Dream by Susan Boyle


過ぎ去りし日の夢 希望に満ちていたあの頃
とわの愛を夢見て 神もお許しになろうと
若さゆえの 怖さ知らず 夢ははかなく破れ
何もない 私はここに 歌は歌いつくし 酒も飲み干した
でも 虎は夜やってくる 雷のように低くうなりながら
希望を八つ裂きにし 夢も恥と変わる
私は夢見る あの人が・・・
共に人生を歩んでくれると でも かなわぬ夢もある
避けきれぬ嵐もある こんなはずじゃなかった
こんな地獄で暮らすとは こんな哀れな姿で
夢破れし わが人生







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雑草の花・・・スズメノヤリ

スズメノヤリスズメノヤリスズメノヤリ (イグサ科 スズメノヤリ属)
(植物生態研究室(波田研))
どこにでもある草、スズメノヤリという名の雑草・・・「雑草」として簡単に片付けてしまうけれど、ナニをして雑草というのか、よく解らぬママ「雑草」という言葉で一括りにして整理?している草は多い・・・ただ、“植物の分類学上では「雑草」と言う括りはなく、定義も存在しない”というのが正解であるらしいけれど、そこは自己中心的な価値判断を得意とする「人間さま」のコト、それなりの定義づけはあるようで・・・・。

◆雑草の定義◆

「人類の使用する土地に発生して,人類に直接あるいは間接に損害を与え る植物」

「雑草」という言葉は良く知られているが、「どの植物が雑草でどの植物が雑草ではない」と言う定義は、実はあいまいである。なぜなら雑草は「雑多な草」という意味でも使用されているが、農学分野では「所を得ない植物または望まれないところに生える植物」(Blatchley 1912)と定義されている。

人類が定住生活をして、農耕を始めて以来、身の回りにあると不都合であり、排除の対象としてきた植物が雑草であり、人類に排除されにくい形質をもって今日まで生きつづけてきた植物が雑草とも言える。したがって、人間の生活環境の違いによって雑草と呼ばれる植物も大きく変ることになる。

ザッと、こんな調子で、やはり人間さまのご都合で決めている分類であるようなのだ・・・だからといって、耐え難い不満があるワケではない。



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ひとり静かに 田倉山・・・

090419ykn0071_RJ.jpg090419ykn0067_RJ.jpgヒトリシズカ(一人静)センリョウ科センリョウ属(神戸・六甲山系の草本図鑑)
 4/19(SUN)土曜日に続いての好天にカネはなくともヒマはある・・・碧い空を眺めながら気もソゾロ、何処へ出かけてやろうかと取り敢えず[R175]を北へ。。。加東、西脇から氷上へ[R176]との分岐、[稲継]交差点を左折[県道7号]を北へ、右に見える五台山も気にしながらやり過ごし、北へ・・・。青垣町でチョイと思案、[小倉]交差点を右折し[R427]を更に北上・・・この辺りで夜久野高原の宝山へ行くことに決め、トンネル(有料)は抜けずに峠(遠坂峠)越えはいつも通り、山東町[大垣]で[R9]を右折、京都方面へ5分程で[野間]を左へ・・・
090419ykn0013_RJ.jpg090419ykn0006_RJ.jpg兵庫県緑化センターを過ぎ京都府との県境を少し入れば京都府緑化センターがあり、ココの正面アプローチにある桜のトンネルがシーズンになれば知る人ぞ知る、枝垂れ桜の名所であるらしいのだ。ピークを外したつもりだったけれど、田倉山(宝山)ヘの細い道路は歩く人でごった返し観光バスも三台来ていた・・・ノロノロ運転しながらなんとか宝山の駐車場へ辿り着いたけれど、外したつもりのピークがまだ続いていたらしい。枝垂れ桜は当初から観る気もなかったので宝山の方へ歩き始め、モミジの多い登山口にまだ咲いている枝垂れ桜に敬意を表し撮影、秋には辺りが真っ赤になるモミジ群の中を少し登り北へ周り、ゆっくり、ゆっくり道草山歩しながら山頂へ。090419ykn0015_RJ.jpg山頂より旧火口跡(京都に火山があった!!!:京都の火山)を回遊、真夏のような陽射しの下、林道を山頂へ戻る。やや下った辺りの心地よい風が吹き抜ける木陰に座り、頬張ったコンビニお握り“焼きたらこ”“日高こんぶ”の旨かったこと・・・チョット大袈裟か。。。南側、正面に見える山頂辺りが削り取られたような山は確か粟鹿山ではなかったか・・・[宝山(349m)]へ毎年二、三度は来る。これといって特徴はないけれど、京都府下唯一の火山だという。京都府下、唯一というなら兵庫県には・・・いや、近畿地区に火山はどれほどあるのか・・・と、考えてみると“近畿の火山”兵庫県北部-京都府北西部の火山分布)は意外に少ない。

◆夜久野高原と田倉山火山・・・府下唯一の火山
「田倉山(宝山ともいう)」があり「焼く野」が語源という説が一般的


◆中国・四国・近畿の火山列と火山帯(分布図)


どんな山でも「通い続けてこそ知る」コトは少なくない・・・090418mks0040_RJ.jpg090418mks0046_RJ.jpg前日の土曜日に登った“三草山”にもアオダモ→があることを初めて知った・・・白い特徴のある花が風に吹かれてキラキラ煌めくのを見ているとコノ山へも暫く通ってみるか・・・週末は三草山へ・・。

◆野球を愛する人たちの熱意を結集し、北海道の大自然に“バットの森”を:アオダモ資源育成の会






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今宵また・・・スーザン・ボイル

090418mks0007_RJ.jpg090418mks0013_RJ.jpg 天気は最高、朝から三草山へ出かけた。駐車場にはすでにかなりの車があった・・・さすが皆さん早い。真夏のような暑さにアゴを出しそうになりながら登っていたらもう下山するお嬢さんに会った。「暑いですねぇ・・・」とお座なりのご挨拶、愛想のいいお嬢さんで休憩がてらにしばらく立ち話・・・気持のいい朝になった・・・改めて、「お嬢さんありがとう・・・」なのだった。こんな日は、なんとか辿り着いた山頂でも、八千代から来られたという、ご夫婦に珈琲と饅頭をご馳走になってしまったけれど、名前も聞かずに先に下山してしまったことをチョッピリ後悔・・・かなり山好きのご夫婦のようで、また何処かでお目に掛かれることを楽しみに・・・「ありがとうございました・・」帰途、若い頃から親しくして貰っている友人宅に立ち寄り、また珈琲とお菓子をご馳走になった後“やしろのもり公園”を少し歩き、帰宅・・・昨夜から気になっていたスーザン・ボイルの日本語字幕版はまだかと検索してみたらあった!それがコレ↓サムネイル画像をクリックして下さい。
歌は心/スーザン・ボイル─ (日本語字幕つき)
歌は心/スーザン・ボイル─(日本語字幕つき)
昨夜アップしたモノより遥かに解りよいですから・・・
スーザン・ボイルお嬢さんをもう一度。。。
何度聴いても素晴らしい!
凄いお嬢さんが現れたモノです。




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春景色・・・畦の花

090415ysr0083_RJ.jpg畦道は草花盛り・・・一面、スギナの間にオオイヌノフグリ、タンポポ、カラスノエンドウ、レンゲ、ヒメオドリコソウなどお馴染みの花が顔を覗かせ“これぞ春景色!”を展開中・・・ここ数日の間にタンポポがかなり目立つようになった。タンポポといえば外来種のセイヨウタンポポが猛烈な勢いで勢力を拡大中とか。なんでも、花粉なしにタネができる無融合生殖が可能。まるで、自分のクローンを増殖するように、単独で繁殖可能な帰化種の勢力は衰えることがないらしい。画像のタンポポが在来種なのか、または、外来種であるのかは未確認なのだけれどタンポポであることに変わりはない。



◆カンサイタンポポ(蒲公英) (キク科 タンポポ属)植物生態研究室(波田研)

◆タンポポ・黄花在来種のカンサイタンポポ・シナノタンポポ・オキタンポポを比較する。 (福原のページ(植物形態学))

◆100数十本の花束(タンポポの花)




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全世界注目のオバサン「スーザン・ボイル」って誰?

Susan Boyle - Singer
- Britains Got Talent 2009 (With Lyrics)

Susan Boyle - Singer - Britains Got Talent 2009 (With Lyrics)<br> きょうの夕方、どこかのTVニュースでチラ観したオバサンが凄かった・・・歌が凄かった・・・その歌唱力と年齢や容姿、立ち居振る舞いとのギャップが凄く感動ものだった。昨年末の紅白で初めて聴き、知った秋元順子以来の感動モノだった。彼女を比較対象にするのは秋元順子に失礼かも・・・しかし歌は素晴らしい。

YouTube再生1,800万超! 全世界注目のオバサン「スーザン・ボイル」って誰?今、世界中を席巻している人物といえばスーザン・ボイル(Susan Boyle)が筆頭に挙げられるかもしれない。一体誰なのか。スコットランドに住む48歳の普通のおばさんである。

・・・・・スーザン・ボイルがステージに登場したとき、審査員全員がため息をついた。オーディション番組にはいわゆる"イロモノ"が必ず登場する。「場違いだよ」――審査員のみならず、会場のオーディエンス、テレビの前の視聴者、誰もがそう思っただろう。それもそのはず。スーザンは47歳。お世辞にも良いとは言えないプロポーションで、特徴的な二重あごが目を引く。質問に答える様子もたどたどしく、年齢を聞かれると「47歳よ」(4月11日に48歳になった)と言いながら腰をぐりぐり回して見せ、審査員たちはあからさまに眉をひそめた。「エレーヌ・ペイジのようなプロのシンガーになりたい」と言うや、会場のあちらこちらからは失笑が漏れる始末。どんなお笑い芸を披露してくれるのか……全英が口の端にシニカルな笑いを浮かべる中、ミュージカル「Les Miserables」の「I dreamed a dream」のイントロが流れ出す。

( マイコミジャーナル)




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ビロードの芽吹き・・・

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コナラ ブナ科 コナラ属

コナラはブナ科に属する落葉広葉樹で、大阪近辺の雑木林を代表する重要な樹木ですから、是非知っておいていただきたい木の一つです。スギやヒノキの植林地以外の林であれば必ずと言っていいほど出現する、ごくごく普通の樹木です。大きな木では、直径数十センチ、高さ15メ-トル程にも達しますが、昔は、炭を焼いたり薪(たきぎ)にしたりするため、20~30年周期で伐採されて来ましたので、大阪近辺でそんな大木を見ることはあまり無いといってよいでしょう

(大阪百樹)

090415ysr0086_RJ.jpg090415ysr0079_RJ.jpg 畦道を歩くとカエルが跳ねる。芽吹くコナラが風に揺れキラキラと碧い空に映える・・・煌めく里山景色もほんの数日・・・若葉が大きくなり、山は日毎に緑を深くする。自然界の営みはとどまることがない・・・カエルが現れたと思ったらシマヘビがスルリと通り抜けていく・・・いい季節は短い。「エコと温暖化」を念仏のように唱え続けて何処へ行くというのかニンゲンさまは。。。



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古池や 蛙飛び込む 水の音・・・

090409ysr0120_RJ.jpg 数日前の畦道散歩で見かけたカエル・・・種は勿論、正確な名前も分からない。カラカラの夏日、刈り込まれた畦を歩いたら土まみれのカエルが飛び出してくる・・・心なしかくたびれた風でどれもイマイチ元気がない。カエルが冬眠から覚めるのはいつ頃なのか、オタマジャクシもすでに泳いでいるから当然産卵も終えている・・・日常、ごく当たり前のように目にしている野性生物、両生類のカエル・・・珍しくもないカエルについて知っていることといえば「オタマジャクシはカエルの子・・・ナマズの孫では ないわいな それがなにより 証拠には やがて手が出る 足が出る 」程度のことでナニも知識らしいモノは持ち合わせていない。カエルの寿命は何年?・・・など知らないことばかり、よく知られているようで意外に知られていない生き物のひとつがカエルかも知れん・・・因みに、山でよく出くわすヒキガエルの寿命は一体何年くらいなのか調べてみたら、比較的長寿といわれるアズマヒキガエルで1~8才、その他アマガエルなどは1~5才程度で、成体の繁殖開始齢は2~3才が多いとされている。早春、2~3月の繁殖に参加するためには前年の秋までに体長10cm以上になっている必要があり、1cm程度の子ガエルが半年で10cmの成体に成長した例もあるというから凄い。カエルの生殖行為「抱接」は、オスがメスの背中の上に乗り、前肢でメスの腹を抱きかかえ、体外受精のカエルは“交尾”はしないのだった。ヒキガエルの抱接に関するオモシロイ話があったので・・・「ウシガエルがヒキガエルに絞め殺されるという話」 繁殖期のヒキガエル(カエルの春)は、オスがメスに抱きつくのだが、凄まじい力で抱きつくというのだ。そのとき、間違えてオスに抱きついたりすると・・・タマにはあるらしい・・・、抱きつかれたオスはゲコッと一声鳴くらしい。そうすると、抱きついたオスは相手を間違えたことに気づき離れていくのですが‥。ヒキガエルの繁殖期にウシガエルが抱きつかれることがあるというのだが、ウシガエルはゲコッと鳴かずに暴れるらしい。すると暴れるのに刺激されるのか、より強く締めつけて‥最後は絞め殺してしまうという。相手が全く動かなくなった時点でヒキガエルは間違いに気づいて離れる・・・というのだが、素直に笑えない笑い話ではある。。。090409ysr0114_RJ.jpg090409ysr0124_RJ.jpgオタマジャクシはエラ呼吸をするが、カエルは肺呼吸と皮膚呼吸。深く水につかったままの状態では鼻で呼吸ができずに溺れてしまう・・・カエルにとって水中は傍目に見るほど快適ではなく、普段はは池のほとりや田んぼのアゼ道など。乾燥には弱いので、ほとんどの種は水から遠く離れては棲めない。 カエルといえば、俳人・松尾芭蕉の句「古池や 蛙飛び込む 水の音」・・・ひっそりとした静けさがポイントの、誰もが知る有名な句なのだけれど、カエルの生態から想像を巡らせるなら、俳人・松尾芭蕉が突然池の畔に現れたから、敵の気配を察知し危険を感じたカエルは慌てて池に飛び込まざるを得なくなったのかも・・・ドボン!

カエルの一生

カエルは水中から陸に上がる特殊な生き物で、水と陸の両方で生活することから、両生類と呼ばれている。卵から孵化した幼生のオタマジャクシは、水中を泳ぐための尾と水中で呼吸するためのえらを持っている。完全な水生動物といえるオタマジャクシは成長すると今度は陸上で必要な器官を発達させる。外見上、一番良く分かるのは足の形成で、まず後肢、続いて前肢ができる。それにともない、幼生器官である尾が短くなる。体の内部では、消化管の作りかえと、えらの退化が起こり、空気中で呼吸するための肺と様々な内臓が形を整えてくる。このようにしてオタマジャクシからカエルへと変態をはたすと、水中から陸上に上陸して、陸で虫などを取って生活するようになる。ただ、カエルは体内の水分の蒸発を防ぐ皮膚をもたないため、常に湿気の多い場所に住み、皮膚が濡れてないと、やがて死んでしまう。また、人間のように体内で受精せず、体外での受精のため、卵は乾燥に弱く、幼生は常に水がある所で育つ必要がある。






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笑った山は もう萌葱色・・・

090412knd0012_RJ.jpg090412knd0058_RJ.jpg日曜日午後、篠山から西脇への山間道をドライブ・・・途中の桜を道草撮影。目まぐるしく移り変わる春山景色、花吹雪から花筏へサクラ花の乱れ舞いも、きのう朝からの雨に、きょうのサクラ花はもう“桜蕊シベ降る”状態になっているのかも知れない。人騒がせる花だけあって、サクラにまつわる風流なコトバも多い・・・風に吹かれ散って行く姿は、花吹雪、飛花。 水に流れて行く姿は、花筏。 花が散った後は、桜蕊。 桜蕊が落ちると、山滴る夏に向けて葉桜になる。 いま笑った山は萌葱色、もう夏の入り口へ。。。
090412knd0063_RJ.jpg090412knd0087_RJ.jpg温暖化の影響なのか異常に早かった開花期も突然ぶり返す寒の戻りに、雪化粧や花冷えを交えながら、新学期の始まる頃には満開のピークを迎え、例年通りに散っていく帳尻だけは合わせた今年のサクラ・・・雨上がりの空をバックに“桜蕊降る景色”でも撮ってみようかと、朝の紅茶はダージリン。。。




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ウリカエデとウリハダカエデ・・・

090409ysr0040_RJ.jpg090409ysr0057c_RJ.jpgウリカエデ (カエデ科 カエデ属)
植物生態研究室(波田研)

 ウリカエデの新芽が展開されている。この時期になると里山は日毎に表情を変え、もう萌葱色・・・新緑に染まりつつある。ウリカエデとウリハダカエデよく似た名前にいつも戸惑う・・・ウリカエデはカエデ類のなかでは葉が一番小さく、一方、ウリハダカエデは、葉は大きく、やや高い標高300m以上のところで多く見られるという。どちらも樹皮がマクワウリに似ているところから付いた和名であるらしいけれど、ウリハダカエデの樹皮がウリに似ているのは若木だけで成長すると変わってしまい、ウリの感じは失せてしまうので樹皮による同定よりも葉のカタチと大きさを比較する方が間違いは少ない。



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タデ喰う虫も好きずき・・・

090409ysr0030_RJ.jpg090409ysr0033_RJ.jpgイタドリ(虎杖) タデ科(白岩先生の植物教室)
 イタドリの新芽が出ていた。子どもの頃折って食べた記憶がある・・・茎は太く、中が空洞で出始めた茎を折り、皮を剥いて生で食べた。私たちは“スカンボ”と呼んでいたけれど調べてみたら“スカンポ”と出ている。「゛(ボ)」「゜(ポ)」では大した違いでもないので日本全国「スカンポ」という呼び名で通用するらしい・・・通称は「スカンポ」でいいとして イタドリ、スイバ、ギシギシの3種がどうも混乱しているようで・・・スイバもギシギシも食べたという記憶はほとんど無いが↑先のblogの画像を観るとギシギシの葉っぱを手で揉んで頬張ったりしたことはある・・・イタドリもギシギシも酸っぱい味の記憶しかないけれど、若芽は食用として、酢味噌、胡麻和え、油炒め、酢の物等で食べられ、高知県では山菜のナンバーワンであるというから驚く・・・ところ変われば品変わる・・・タデ喰う虫も好きずき・・・ということか。

こんな歌まであるというけれど、私は聴いたことがない。

小学唱歌 「スカンポの咲く頃」


   土手のスカンポ ジャワ更紗
   昼はホタルがねんねする
   僕ら小学 一年生
   今朝も通ってまた戻る
   スカンポ スカンポ 川のふち
   夏が来た来た ドレミファソ
 

作詞・北原白秋 作曲・山田耕筰






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春の肖像・・・タカノツメ

090411mksysr0123_RJ.jpgタカノツメ(【六甲山系植生電子図鑑】)  新芽の姿カタチに興味は尽きず、なか一日置いて同じ木をまた撮った。||→

090409ysr0099_RJ.jpg 「春の肖像」などと気取っているうちに時は巡り、サイタ サイタ サクラガサイタ・・・と浮かれる間もなく恒例の「花見」はジリジリ照りつける「真夏日」の下、パッと咲いたサクラがもう花吹雪、花筏・・・花の命は短くて苦しきことのみ多かりき・・・格好つけて落ち込んでる場合じゃないぞ!「高速道路走り放題、1000円!」不況対策は任せてくれ、ETCセット!・・・走れ、金欠週間!・・・狭いニッポン走り倒せ!・・・ビンボー人ダマすくらいワケは無し、小賢しい役人どもの知恵の跡。。。

「ETC」とは、本来は「エレクトロニック・トール・コレクション・ システム」の略、それが、今や「イイ思いをするのはトヨタとキヤノン」の略だった・・・という笑っては済ませられない、チョット毒の効いた話がある。

政官財によるETC詐欺の実態(きっこのブログ)

◆国交省天下り受け皿法人一覧(道路局)






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春の肖像・・・七重八重 ヤマブキの・・・

ななへやへ はなはさけどもやまぶきの 
         みのひとつだになきぞかなしき

【七重八重 花は咲けども山吹の 
         実の(蓑)一つだに無きぞ悲しき】



090405tnb0006_RJ.jpgヤマブキ (バラ科 ヤマブキ属):植物生態研究室(波田研)
ヤマブキといえば必ず登場する「ななへやへ・・・」で始まるヤマブキ伝説、あの伝説をこの歳まで信じて疑わずに来たけれど、ヤマブキに果実は本当にできないのだろうか・・・また、ヒマに任せてGoogleってみたら、やはりいろいろあるようで・・・一重咲きのものには実ができるが、八重咲きのものにはできないのだという。 八重咲きの花は雄しべの変異(花弁のようになる)により、花粉ができないため、実もできないのだという。理屈上は野性でも八重咲きのヤマブキは存在し得るとも言えるが、種はつけない・・・ということで、挿し木や取り木でもしなければ一代限りということになるというのだ・・・とすると、あの有名な“太田道灌の山吹伝説”に登場する少女が黙って差し出したヤマブキは、少女の親か祖父母か、はたまた近所の世話焼きオヤジかオバハンが挿し木か取り木など手間ヒマかけた挙げ句の産物であったということになり、全くの嘘ではないけれど「ほんまに、ホンマかいなァ・・・?」と疑り、想いを巡らせ、楽しむ余地は残してくれたらしい・・・。

●道灌の山吹伝説

太田道灌は扇谷上杉家の家宰でした。ある日の事、道灌は鷹狩りにでかけて俄雨にあってしまい、みすぼらしい家にかけこみました。道灌が「急な雨にあってしまった。蓑を貸してもらえぬか。」と声をかけると、思いもよらず年端もいかぬ少女が出てきたのです。そしてその少女が黙ってさしだしたのは、蓑ではなく山吹の花一輪でした。花の意味がわからぬ道灌は「花が欲しいのではない。」と怒り、雨の中を帰って行ったのです。

その夜、道灌がこのことを語ると、近臣の一人が進み出て、「後拾遺集に醍醐天皇の皇子・中務卿兼明親王が詠まれたものに【七重八重花は咲けども山吹の(実)みのひとつだになきぞかなしき】という歌があります。その娘は蓑ひとつなき貧しさを山吹に例えたのではないでしょうか。」といいました。
驚いた道灌は己の不明を恥じ、この日を境にして歌道に精進するようになったといいます。







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オオムラサキの幼虫、放虫会で「エノキ」観察

090405tnb0052_RJ.jpg090405tnb0019_RJ.jpgオオムラサキ(大紫蝶) 鱗翅目タテハチョウ科(幼虫図鑑)
 4/05(SUN)国蝶・オオムラサキ幼虫の放虫会に参加した。とりたてて聴くでなし、垂れ流しにしていたラジオから「国蝶・オオムラサキ幼虫の放虫会・・・」とのアナウンスだけが耳に残り、忘れないうちにと即、パソコンで検索をかけてみたら“県立丹波の森公苑”の催しで、参加者を募っているという・・・hpより申込書をプリントアウト、即、参加申し込みをFAX送信してしまったという次第。国蝶・オオムラサキにそれほど興味があったわけではない、心惹かれたのは“国蝶”ではなくオオムラサキの食草である「エノキ」の方なのだった・・・昨年、山友の縄師・Kさんが、クライミング中に拾ったというタマムシを見せて貰って以来「エノキ」という木に取り憑かれ、機会あるごとに「エノキ」を観察しているのだった・・・これといって特徴があるわけでもない木をどうやって同定するか・・・モーロク老人には難題なのだ。因みにタマムシも「エノキ」との関わりは深く、エロボケ老人の異常とも思える「エノキ詣で」は玉虫色のタマムシから始まったのだった。090405tnb0038_RJ.jpg090405tnb0024_RJ.jpg090405tnb0041_RJ.jpg メイン・イヴェントの「オオムラサキ放虫会」は前もって拾い集められた「越冬幼虫の付いたエノキの枯れ葉」をゲージの中にあるエノキの根元に置くだけの作業なのだけれど、参加した子供たちの賑やかに楽しんでいる姿に、つい我が現実ミノホドを忘れ、戻れるはずもない童心・・・のように厚かましく振る舞い「エノキ」を独占、登っていく幼虫を撮影しながらも意識は「エノキ」へ・・・木肌の感じは・・・?などと気もソゾロ。葉を落としている他の木とも見比べてみたけれどコレといった違いを見つけることもできず散会後も駐車場脇に植えられている2,3本の「エノキ」の周りをウロウロ、カメラに収めたり、撫でてみたり・・・「なにしてますのん・・・??」と尋問され「見ただけで、これはエノキや!と断定できるような特徴はないですか?」 「・・・さぁ、それは分からんわ・・・偉い人に訊いてみたら?・・・」辺りを見渡してもそれらしい人の姿はもう見えず、結局は自身の眼力を磨くしかないというところで結論に。放虫会に参加しながら主眼は樹木の観察という不謹慎なことを、また、やってしまったけれど決してオオムラサキに無関心であったわけではない。オオムラサキの幼虫を観るのも初めてなら、この蝶の生態など初めて知ることばかり。エロボケ老人、大真面目に野外ベンキョーの春なのだった。

ヤマトタマムシ観察日記(八鹿プランタン)
◆オオムラサキの観察日記(晶子のお庭は虫づくし)
エノキを食草する蝶
テングチョウ、ヒオドシチョウ、ゴマダラチョウ、オオムラサキ






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春の肖像・・・籔椿

090403mks0127_RJ.jpgヤブツバキ . (ツバキ科 ツバキ属)
植物生態研究室(波田研)

 春まだ早い里山にポツリと咲く紅い花・・・ヤブツバキの紅い花は冬色の景色に生命(イノチ)を吹き込む“紅い血(アクセント)”なのだった・・・ポツリ、ポツリと咲いているのがいい。どこの山を歩いていてもよく観る馴染みの花ではあるけれど、いざ、一枚モノにしようと撮りにかかると、コチラの想うように収まってくれる花は意外に少ない。花弁が欠けていたり、揃っていたら、だらしなく開き過ぎていたり、これぞ注文通りと想うモノはやたら高いところで調子を保たせていたり・・・“オビに短しタスケに脚立・・・”と、シャレにもならん状況に追い込まれることも多い。エロボケ老人が想い描く“紅い花”とは、どんなモノなのか・・・想いを巡らせているうちに行き当たったのはコレ・・・「侘び助」ではないのか!?・・・もし、そうでなければ“紅い花の壁”・・・咲き乱れる紅い花や、ポトリポトリ・・・落ち続ける紅い花の絨毯など“侘び”とは対極にある“幻想世界”なのかも知れないと。ヤブツバキを調べてみて“椿事”の深さを思い知った。花のない時期に花を咲かせるということも深さの一因であるのかも知れないけれど、茶人千利休が侘び茶道に好んで取り入れたことにより「侘助ツバキ」のバリエーションを広める切っ掛けになったようだ・・・「侘び助」の種類の多さにはビックリ。また、文学作品に登場する「椿事」には優れたモノがあるコトは想像できたので、エロボケ老人好みの「椿事描写」を少しだけ抜粋転載させてもらった。

●田宮寅彦が「枝から落ちた椿が、・・・市枝の見つめている岩場の上を舞い、小さな赤い点となって、遠い波の上に落ちていった」・・・『赤い椿の花』

●波の音高い海辺の宿は、すでに男ではなくなった老人たちのための逸楽の館であった。真紅のビロードのカーテンをめぐらせた一室に、前後不覚に眠らされた裸形の若い女――その傍らで一夜を過す老人の眼は、みずみずしい娘の肉体を透して、訪れつつある死の相を凝視している。熟れすぎた果実の腐臭に似た芳香を放つデカダンス文学の名作・川端康成の『眠れる美女』で六十七歳の江口老人が薬眠させた若い女を抱きながら思う京都地蔵院の五色八重椿



「侘び助」について
園芸品種の"椿"の一つで、茶人千利休さんの好んだ花として有名。
一重咲きで開花しても「筒咲き」と呼ばれる半開花状態なのが特徴。
サザンカは花びらが一枚づつパラパラと散るが、侘び助は椿と同じく花全体がポトリと散る。
名前の由来については、千利休に仕えて、この花を育てた庭男の名前が「侘助」といい、
彼にちなんでつけられたという伝説がある。
早咲きの一重で、筒咲きの小輪。多くは雄しべの葯が白く退化したツバキの一群をいう。
侘助には、約30種類の品種があるそうで、タロウカジャ(太郎冠者)=(有楽椿)の実生もしくはそれから作られた品種で葯が退化をし花粉を作らないものとされる
「侘助」 は 冬の季語

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侘助ツバキの話庄崎英登1.茶の湯の侘びと侘助ツバキ
東山時代から織豊時代にかけて、茶道が確立し、それと共に侘び茶道が生まれています。千利休の頃には、ほぼ完成の域に達していたと、云っていいでしょう。侘びとは広辞苑によれば、その中の一つの意に、閑寂な風趣。茶道、俳諧などでいう「さび」とでています。
閑寂な風趣を引きたてる花入れや花の一つに、侘助ツバキの存在がありました。現代でもそうですが、花の少なくなる晩秋から早春に掛けての茶の湯にとって、椿は主役です。閑寂な風趣ですから、大輪で満開の花は似合いません。
畢竟、一重小輪、薄色椿が、ことに好まれました。
それらを茶人は侘助とよびました。
侘びの心をもって花は軽く生けるのがよい。それが侘び茶の美であり、侘び茶の真髄にかなうものだそうです。
侘助の語源については、秀吉公朝鮮出兵のおり、侘助という人が朝鮮から持ち帰ったという話や、利休の「侘び数寄」が侘助に転訛したという説等があります。私は抽象名詞の侘びを椿に与えて擬人化し、侘助にしたものだろう、などと考えています。
語源の由来はともかく、茶の湯の侘びと侘助ツバキの深い仲の一端は、こんなところでしょう。
(侘助ツバキの話 庄崎英登)


「侘び助」の定義には諸説あり、読むほどに疲れるばかり・・・それらしくまとめられたものがコレ↓





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春の肖像・・・唐茱萸(とうぐみ)

090331mtmks0087_RJ.jpg090331mtmks0092_RJ.jpgトウグミ-唐茱萸
(木々の移ろい:季節の木)
林道脇でグミの新芽を撮った。子どもの頃、赤い実を採ってよく喰った経験から、樹皮や葉の感じで“グミの木”であることはすぐ分かったけれど、いざ、グミの種類など調べてみたら意外に多い・・・グミ類で春に実が熟す春グミ(ナワシログミ)と、夏に実をつける夏グミ(トウグミ)秋に実をつける秋グミ(やまぐみ)があり、「アキグミ」は、山や河原に生え、晩秋に赤い実をつける。アキグミにも「成年」「裏年」があるという。ナツグミにもトウグミという変種があり、また、別名ビックリグミと呼ばれるダイオウグミはナツグミの園芸種なのだった。グミはグミ科グミ属であり、調べてみたけれど「グミ」という名の樹木は見あたらず、ナワシログミ、ツクバグミ、ナツグミ、トウグミ、アキグミ、ハコネグミ、ツルグミなどがあり、食べられる赤い実の生るナツグミ、トウグミがいわゆる「グミ」と一般に呼ばれるものであるらしい。たかが「グミ」ではあるけれど「茱萸」・・・唐突にこんな文字を並べてしまったけれど「グミ」と読むらしい。もちろん樹木のグミなのだ。音読みは「シュユ」であり、サンシュユ(山茱萸)という樹木の名でもこの漢字が使われているけれど、「サンシュユ(山茱萸)」はミズキ科サンシュユ属であり、「○○グミ(茱萸)」のグミ科 グミ属とは無関係・・・菓子のグミも樹木のグミとは全く関係はなく、菓子のグミの語源はラテン語のgummiからで、これはチューインガムのガムの語源でもあり、またゴムの語源でもあるらしい。つまり、グミ、ガム、ゴムは根は同じということだ。樹木のグミは日本古来からの呼び名ではあるらしいけれど、樹木のグミの語源については全くわからないらしい・・・どうでもいい話に横滑りしてしまったけれど夏茱萸(ナツグミ)と唐茱萸(トウグミ)はよく似ているが、葉の表をルーペで拡大し鱗状毛があればナツグミ、星状毛があればトウグミということらしいが、コトバで言えば簡単でも実際にルーペで観察しても、そう簡単に同定できないのではないかと思う・・・因みに、今回のトウグミはこの画像によって、お尋ねサイトで同定して貰った。

◆星状毛 (せいじょうもう)⇔ 一ヶ所から多方向に分岐して放射状になっている毛




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春の肖像・・・ただいま交尾中、オオヨコバイ

090405tnb0049_RJ.jpgヨコバイの仲間(デジタル昆虫図鑑)
 あのタマムシやオオムラサキの食草として知られる「エノキ」の苗木だと教えられ、眼を凝らして観察していたらヤッテいるではないか・・・「ツマグロオオヨコバイ、愛の交感中」・・・人目も憚らず?はやばやと“春の営み”に取り掛かったという訳で、さすがに忘れてませんなぁ。。。生き物は。

害虫として知られている「ウンカ」にも天敵がいる・・・それはカマバチの雌、前肢はがっしりとしたカマ状になっており、イネの葉の上でウンカをじっと待ち構え、捕らえる。捕らえたウンカが十分な大きさだったら卵を産みつけ、まだ若い小さなウンカだと自分のエサにしてしまうというのだ。カマバチに寄生されたウンカの体には、黒っぽいコブ状のものがみられ、これはカマバチの幼虫が呼吸のために体の一部を外に出しているからなのだ。

◆カマバチが田んぼの害虫、ウンカやヨコバイに寄生し、成長してゆく様子
(越谷市平方・田んぼの動植物図鑑:カマバチ)





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春の肖像・・・小葉三葉躑躅と土筆

090329ysr0059_RJ.jpg090403mks0040_RJ.jpgコバノミツバツツジ ツツジ科ツツジ属
( 【六甲山系植生電子図鑑】)
春の林はコバノミツバツツジが多く見られ、雑木林は紅紫色に彩られる・・・里山の春を華やかに演出するコバノミツバツツジも土地がやせ、他の樹木が少ない場所を好むらしい。そう言えば、確かにそれらしい環境で多く見られる。090326mksym0151_RJ.jpg お馴染みの土筆・・・スギナの子。とやかく言うこともなし、理屈抜きの画像がココ↓にあります。colocasiaさんhp 中のblogにツクシの胞子が飛び出す瞬間を捉えた素晴らしい写真があるので、興味ある方は必見モノです・・・是非どうぞ。

スギナとツクシの1年
スギナはシダ植物の一種で、花は咲かせず胞子によって増えます。そのスギナの胞子をつける特別な茎が春先に芽生えるツクシです。スギナとツクシの1年を追ってみました。なお、これは静岡市での観察です。

(実験観察館:身近な理科室)





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春の肖像・・・ミヤマセセリ

090403mks0096_RJ.jpg090403mks0085_RJ.jpgミヤマセセリ♀ チョウ目 セセリチョウ
(福岡市蝶類図鑑)
春を告げる代表的な種として、早春から飛び始め、セセリチョウ科としては最も発生が早い蝶と言われている。模様は地味で目立たず、 誤って、蛾ではないかと錯覚しそうになった。早春に年1回だけ成虫が出現するスプリング・エフェメラル蝶などとも呼ばれるらしい・・・「スプリング・エフェメラル」・・・「エフェメラル」とはカゲロウ目の昆虫のことで、体も翅も弱々しく、2本または3本の長い尾毛がある。夏、水辺を飛び、交尾・産卵を終えれば、数時間で死ぬ・・・はかない命の代表的存在ということで、「スプリング・エフェメラル」とは「春の儚いもの」「早春の瞬き」「春の妖精」「早春の幻影」・・etc、なかなか文学的な表現のコトバが並ぶ。桜の開花とともに羽化するギフチョウもスプリング・エフェメラルと呼ばれるらしい。地味で忙しく飛び回り、蛾に間違えられそうなミヤマセセリにはイマイチ不似合いな“称号”ではある。広辞苑によれば、ほのかなもの、あるかなきかに見えるもの、などを形容するのに「蜉蝣(かげろう)」を用いることもあり、その際は「春の陽炎」・・・(飛ぶさまが陽炎(かげろう)のひらめくように見えるからいう)・・・ということになるらしい。




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北発射!誤探知から誤作動へ・・・

【速報】先ほどのミサイル発射発表は誤探知だった?
タイトル

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「たかじんの胸いっぱい」新装開店!を観ていたら、たかじんがいみじくも番組の冒頭で言ったコトバ・・・「オレがな、新しいことを始めようとすると、必ずナニかが起こるんや・・・」と言ってから十数分後、画面は中断、急変、急遽「緊急報道番組」に切り替わり「12時16分、北朝鮮から飛翔体(ミサイルらしきモノ)が発射された模様・・・」と繰り返しアナウンス、深刻な顔をしたアナウンサーとコメンテーターが「もう時間的には頭上か通過したくらいでしょう・・・」と尤もらしい話を始めたところへ、今度は「ただ今の発射情報は誤探知でした・・・」?????と、しばらく繰り返したアトで今度は「アメリカ側から発射情報は出ていない・・・エムネットの誤作動の模様・・・」???しばらく「特別報道番組」が続けられ大した報道もないうちに画面が切り替わり、たかじんのムッとした顔が出たところでエンディングテーマ・・・ナニもなかったようにCMへ・・・・コレ、なんのコッチャ!
戦争ごっこやってみたかっただけかい!!??。。。






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春の肖像・・・カナヘビ

090403mks0100_RJ.jpg090403mks0114_RJ.jpgニホンカナヘビ(日本の蜥蜴(トカゲ))
 里山の日溜まりで休憩していたら、カサカサ・・・枯れ葉の擦れ合う音がする。眼を凝らし音の先を追ってみれば、活発に動き始めたカナヘビの仕業なのだった。カナヘビというトカゲと、いわゆるトカゲ・・・正確には「ニホンカナヘビ( カナヘビ科 カナヘビ属 )」と「ニホントカゲ( トカゲ科 トカゲ属 )」で、どちらもトカゲ目に属する、いわゆる「トカゲ」の仲間ではあるけれどニホンカナヘビはカナヘビ科、ニホントカゲはスキンク科に分類され、まったく別の種類ということになる。よく知られた「トカゲのしっぽ切り」は、どちらもやらしい。ハッキリとした違いのひとつに幼体期の体色があり、トカゲの幼体(成体になるのに3~4年かかるとか)は尾が鮮やかなメタリックブルー、一方のカナヘビは、うろこが目立ちかさついた感じだが、トカゲはうろこが細かくて金属質の光沢がありツヤがある。カナヘビは卵を産みっ放し(孵化まで2ヶ月)にするが、トカゲは雌が孵化まで世話をする(孵化まで1ヶ月)、体形もカナヘビはスレンダー、トカゲはズングリムックリ・・・ザッとこんなところが両者の違いということになる。カナヘビは見かけによらず人懐っこいヤツで、シャッターを切りながら徐々に接近、十数枚撮り終えても動こうとはせず、ジッとレンズを見つめる瞳が妙に熱っぽくて、エロボケ爺、気になる視線ではあった。。。

日本の蜥蜴(トカゲ)(日本のトカゲ)



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Tokira

Author:Tokira
写真、山歩き。
マイルス・デビスやチャーリー・ミンガスもいいけれど
浅川マキのセンチメンタルジャーニーにシビれるジャズ好き。
近頃は吉田日出子の「リンゴの木の下で」を聴いては
ホロリと黄昏れている・・・
時々、照れ隠しに『淫蕩火』を名乗るエロ老人。



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