

三草山を歩いた。天気は荒れ模様との予報だったけれど歩く人は多い。丹波との国境に近いということもあり、激しく変わる空模様、辺りの景色がドラマティックに展開されていくに連れ、見えなかたものがクッキリ浮かび上がってくる・・・また、悪い癖が出たか・・・山頂での逢瀬に
“心震わせている初老の男と女”暗い雲間から時折射し込む鈍い光が
“愛の新世界”を際立たせる・・・などと“文学的”を気取ってみたけれど、この二人の現実がそういう状況にあるのかどうかは、私の知るところではない。言うならば、
一連の画像はフィクションであり登場人物は実在の人物と・・・・・というアダルトビデオにまで書き込まれている例のコメントがついて回る類のものなのだ。

山頂で急変する天候や景色にカメラを向け、シャッターを押し続けているうちに湧き上がってくる妄想の成せるワザというか、エロボケ爺の暇つぶしということで。。。ただ、「愛の新世界」というコトバに取り憑かれて久しい・・・大昔にチョッピリかじり読みした19世紀初頭の
ユートピア社会主義思想家・フーリエの性愛理論として刊行されたのが
「愛の新世界」なのだった。なぜ、フーリエという人を知る必要があったのか・・・なぜ、かじり読みにせよ読む必要があったのか、今となっては、私自身が理解に苦しんでいる・・・
“情念引力の科学が協同社会を成功させる唯一の方法である・・・”というような、なんとも時代がかった思想、現代人なら大笑いしてしまいそうな考え方も時代が時代なら、最先端をいく思想だったのかも知れない・・・などと想像するだけで何も記憶にないし、影響を受けたようなこともない・・・ただ
「愛の新世界」というコトバが好きで、私にとっては、いつも新鮮に響くというだけの話なのだった。
“愛の新世界”・・・いいなぁ。。。
↓オモロナイ
!写真がイマイチ
!・・
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