

に冬枯れの木立を歩いていて、思いがけずかわいい果実を見つけるとうれしくなる。ぱっと目を引くため、赤い実は冬に多いのかな?と思ってしまう。でもよく考えるとイチゴやさくらんぼ、トマトなど、赤い実は一年を通じてなっているものだ。夏の終わりには、緑の葉陰にうつむいた白い花が咲く。やはり、他に目を引く花などが少ないからだろう。花の少ない時期であれば、地味な植物にも注目が集まると言うものか・・・ヒヨドリジョウゴの赤く熟れた果実はいかにも美味しそうなのに、ジャガイモの芽のソラニンと同じ有害成分があり食用にならない。鳥も食べない毒の実は、葉も枯れた冬の間ずっと残っている。ヒヨドリジョウゴは何のために赤いのだろう?有毒植物の例に漏れず、適切に用いると薬にもなるようだ。中国の古書「神農本草経(しんのうほんぞうきょう)」や日本の古書「本草和名(ほんぞうわみょうに紹介されている。赤く熟れた果実はいかにも美味しそうなのに、ジャガイモの芽のソラニンと同じ有害成分があり食用にならない。鳥も食べない毒の実は、葉も枯れた冬の間ずっと残っている。ではヒヨドリジョウゴは何のために赤いのだろう?中国の古書「神農本草経(しんのうほんぞうきょう)」や日本の古書「本草和名(ほんぞうわみょう)には、有毒植物の例に漏れず、適切に用いることで薬にもなるという記録がある。