コスギゴケ(スギゴケ科 ニワスギゴケ属)スギゴケ科の蘚類。秋から冬にかけ、雌株からはツクシのような、長さ1~3cmの柄を持つ胞子体
・・・緑色をした茎や葉の部分を「配偶体」、茶色の部分を「胞子体」という。胞子体の先のふくらんでいる部分を「(さく)」といい、中に胞子がはいっている・・・が形成され、雄と雌の生殖器は、別々の株の丁端につき、雄は、その部分が花のように見え、
雄器盤と呼ばれる小さな花のような形をした胞子嚢がたくさん立っている。これに雨が当たると、精子は雨水と共にとばされて雌株に届くらしい。画像のモノは雌株で胞子体のサクには、「帽」というを帽子状におおうものがついているが、これをつまんで引っ張れば簡単に取れるらしいのだが、なにぶんにもコケ初心者、直に触れたこともないので、日を改めて試してみようと思っている

コケ植物は身近な存在でありながら知らないことが多い。チョットかじってみたけれど面白い・・・ハマりそうになっている。図鑑やネットで調べるにしても、基本的なことを知らないことには何も始まらず、コケ植物はスギゴケに代表される蘚セン類,ゼニゴケの仲間の苔タイ類、それにツノゴケ類の3類に分けられるということまでは知ったけれど、これらを見分けるにはどうすればいいのか。見分ける方法はと調べてみたらこんなことらしい。ヒマに任せてボツボツ楽しんでみようかと想う今日この頃・・・なのです。
セン類、タイ類、ツノゴケ類の区別方法について
コケ植物の分類には茎や葉、すなわち配偶体の特徴とともに、胞子体の特徴も非常に重要である。コケ植物の胞子体の一部であるは多様に分化し、セン類、タイ類、ツノゴケ類を分ける重要な特徴である。ツノゴケ類の胞子体は緑色で角のような形をしており、表面に気孔がある。タイ類のは葉緑体をもたず、成熟するとふつう先端で4片に分かれ十字形になる。胞子はの中にある弾糸(だんし)という糸の乾湿運動でから弾き出される。タイ類のは腐りやすく、短期間しか観察できないが、セン類のは腐りにくい。セン類のの口に並ぶ歯(さくし)は多様に分化し、その構造が目や科を分ける重要な特徴となっている。
のほかに、外見的には次のような点に着目すると、セン類、タイ類、ツノゴケ類を比較的容易に区別することができる。
①植物体が扁平な葉状のものは,すべてタイ類かツノゴケ類であり、そのほとんどがゼニゴケ目かフタマタゴケ目に限られる。
②褐色、赤褐色などに色づいた、硬い柄(え)のついた胞子体をもつものは、すべてセン類である。
③葉に深い切れ込みのあるものは、すべてタイ類である。
④葉に中肋(ちゅうろく)とよばれる多細胞層の葉脈状の筋があるものは、すべてセン類である。
↓オモロナイ
!写真がイマイチ
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