Aladdin's cock

日かげ いつか月かげとなり 木のかげ・・・山頭火       

漆紅葉/うるしもみじ・・・ヤマウルシ

ウルシウルシ 「漆紅葉/うるしもみじ/うるしもみぢ」。里山や雑木林では、黄色に紅葉する樹木のほうが赤
く紅葉する木よりも多い。赤く紅葉する樹木は、カエデやウルシの仲間など意外に少ないけれど、山で真っ先に紅葉するのは、ツタウルシとヤマウルシである。まだ他の木々の葉が緑色をしている頃から、いち早く紅葉する。紅葉のトップをきって、華やかに装うのがこの2種だといわれる。見事な紅い葉を見せてくれるが、どちらも要注意の木でもあり、個人差はあるようだが触れるとかぶれるのだ。皮膚の弱い人だと、触らなくても木に近づいただけでかぶれるという人もあるようだ。かぶれる木、ハゼノキ、ヤマハゼ、ヤマウルシとそれ以外の木との見分け方は、ヤマウルシはウルシより葉が小さく、小葉に鋸歯がある点などで、コレラ3種、最大の特徴は葉が奇数羽状複葉(先端にも小葉のつくものを奇数羽状複葉)であることが大きな特徴である。“秋の月”さんより歌が寄せられたので転載させて戴きました・・・リハビリも順調に進んでいるようで、何よりです。
 

紀州路・・・
      雨に濡れ 漆紅葉の 生き生きと
                  唐紅の 高野の山に
                             
                            ・・・秋の月



◆ - 羽状複葉の木-樹木図鑑






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マタタビは媚薬・・・・・

マタタビマタタビ ハンゲショウと思い込んだまま、ブログ記事を書くにあたり、はたと思い至った「コレこそ、似てはいるが、非なるモノではないか・・・」という想い。ハンゲショウは確か草本であったはず、撮ってきた画像は高さもある木本なのだった。あれこれと調べていく内に、画像は白化したマタタビの若葉で、マタタビ科マタタビ属の落葉蔓性木本で、6~7月に白い花が咲き、梅の花に似ているので、別名は「夏梅ナツウメ」ともいわれる。この時期に目立っているのは枝先についた葉の上半分、または全部が白色に変色した姿で、花は余り目立たない・・・などの記述があり、撮ってきた少ないショットを点検してみれば、葉陰に花らしきモノも確認できるけれど、撮影後2週間が過ぎた今となっては、まだ花が観察できるという保証は無い。マタタビには雄花、雌花、両生花と3種類の花が咲く。果実にマタタビミバエが寄生すると虫こぶができる。これに熱湯をかけて、乾燥したものが生薬の木天寥(もくてんりょう)で、果実は生食のほか塩漬けで食用にもする。サルナシもマタタビの仲間で、よく熟した果肉は芳香があり、秋のおいしい木の実のひとつ・・・といったところが「マタタビ」についての一般的な解説。また、「マタタビとネコ科の動物」の話として、マタタビを嗅ぐとネコ科の動物は恍惚状態に陥り、ゴロニャン・・・とハイな状態になるワケで、転げ回ったり大暴れしたり、ケンカっ早くなるのもいるとか・・マタタビは中枢神経、つまり脳みそ関係に麻痺を起こし、性的興奮もあり、喉を鳴らし、目を細め、よだれを流して眠りはじめるとも言われている。マタタビに含まれている揮発性のマタタタビラクトンという成分がネコの大脳をマヒさせ運動中枢や脊髄などの反射機能を鈍らせることで起こるらしい・・・人間にとっての麻薬のようなモノ。これらの物質がどうして猫を初めとするネコ科動物だけに作用するのか、ということに関しては、まだ不明確な部分が残されている。

◆マタタビ(マタタビ科 マタタビ属)=(Y.HADA'S Home Page)=
◆日本自生のマタタビ属植物=(日本自生のマタタビ属研究)=



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常緑の半寄生植物・・・ヒノキバヤドリギ

ヒノキバヤドリギヒノキバヤドリギ 久しく歩いていなかった三草コースを、11月に入ってから2度ばかり歩くことがあった。夏場は
ヒノキバヤドリギヒノキバヤドリギ暑いので木陰のある“みくさ古道”ばかりを歩くようになり、つい本来の三草コースを外すことが多くなってしまうのだ。トシを食った足には、久しぶりの三草コースはかなりシンドイ・・・以前から側を通りかかると必ず撮影していたヒノキバヤドリギは、宿主の木がコケたようで、全く姿を見ることができず、辺りの木を隈無く見回していたら、斜面を少し下がった辺りの低木に着生しているのを発見し、撮影したのがこれらの画像。ヒノキバヤドリギ(ヤドリギ科|ビャクダン科)は、常緑の半寄生植物で、オレンジ色の実を付け、種子は他の木の枝に粘りつき発芽する。




◆ヤドリギ=(白岩先生の植物教室)=
◆ヒノキバヤドリギなど=福原のページ(植物形態学・分類学など)=
◆さまざまな生育様式=福原のページ(植物形態学・分類学など)=
◆レンジャクとヤドリギ=(はしもと里山)=



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ソヨゴの花・・・雌雄異株

?? ソヨゴには雄株と雌株があると言うことをモウ忘れている・・・といっても憶えていたからどうなると
ソヨゴソヨゴいうほどのコトでもない。近頃は「忘れる」と言うことに神経質になり過ぎているようで、そこまで出てきてるのに・・・出そうで出んのはオバンの・・・とか言って誤魔化すこともよくある。赤瀬川源平氏じゃないけれど“老人力”がかなりついたようで・・・「負の力」も「チカラ」なのだ。赤瀬川源平著「老人力」を読んでから十数年にはなるが、殆ど忘れてしまった。もう一度読んでみようと、本棚から引っ張り出し、目次を・・・パラパラ“物忘れの力はどこから出るのか”を拾い読みし、思わずニンマリ・・・老人力はエネルギーではあるけれどかなり複雑なエネルギーである。簡単にそれを手にすることはできない。たとえば山を登り、谷を渡り、崖伝いに歩いたりして断崖を飛び越え、滝壺の底を潜り洞窟を抜け出て、命からがらたどり着いた布団の上で、やっと手に入れることのできる秘密の力、とでもいうようなのが老人力だから、簡単にはいかないのである。・・・そう、簡単にはいかないのが“老人力”なのだ。・・・モノ忘れが酷い、体力を弱める、足どりがおぼつかない、よだれを垂らす、視力の減退、同じ話の繰り返し、等々いろいろあり、それをみんな嫌がるけれど、プラス志向だけが全てプラスになるとは限らない。プロスポーツの世界でも、よく使われる言葉「力を抜いていけ!!」・・・この味わい深いフレーズ、コトあるごとに見聞きしているけれど老人になれば、自然に老人力がついて力が抜ける、というか抜けているのだ。若い間はそうはならず、自然に力を抜くことができない・・・若い人には“老人力”がまだ備わっていないのだ・・・という話。だからといって、どうした?という話なのだが。。。

◆ソヨゴ=(Y.HADA'S Home Page)=




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マツグミの花が咲いた・・・

マツグミ7マツグミ花8 三草古道のヤドリギ・・・正確には「マツグミ」に動きが見え始めている。三草山に出掛けた時は必ずと言っていいほど利用するコース・・・“三草古道”にある絶好の「マツグミ観察ポイント」のマツグミに花が咲いた。先月歩いた時は上段左の画像のような状態だったのが、現在は紅い花も終わりに近づき果実を着けるものもあるはず・・・と、今から期待している。この木を見つけて以来、1年余り、幾度となくココ
マツグミ花8マツグミ花8を通り、通る度に観察していくけれど、果実が一個だけ着いているのを一度目撃しただけで、花が咲いていく過程を観るのは初めてなのだ。果実がつけば春には赤く熟し、さらに粘り気と甘みがでて鳥たちの食欲をそそるわけで、そうなればヒレンジャクなどが現れてくれるかも知れず期待は膨らむばかり・・・「マツグミ」を手に取るような位置で観察できるところなど、そう簡単には見つかるワケも無く、果実が熟す頃まで、まだまだ楽しめる。


◆マツグミ(ヤドリギ科 マツグミ属)(植物生態研究室(波田研)
◆ヤドリギ と ヒレンジャク(花*花・flora)













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ロマンティック伝説に彩られた愛の木・・・

ヤドリギヤドリギ “みくさ古道”には、ヤドリギ観察に絶好のポイントがあり、ヤドリギの細部まで手に取るように観察できるのだ。コノ山にはヤドリギ (ヤドリギ科 ヤドリギ属)の他にヒノキバヤドリギも数多く・・・(◆パラサイトな植物・・・)(◆自殺する!?檜葉宿り木・・・)見ることが出来る。また、ヤドリギの仲間たちは、緑の葉を持っているものが多いので、半寄生植物とされる。日本では冬季にヒレンジャクやキレンジャクがこれに集まり、果実を食べた鳥が落とす排泄物が小枝に付着したり、果実をくわえて種子を搾り出したあと手近な枝でくちばしをぬぐったりすることによって種子が配布される。樹皮表面の種子は根を伸ばして発芽し、これが樹木の幹に侵入し寄生する。

◆『ヤドリギ -北欧神話と民間信仰-』

 わが国ではあまり馴染みのない話ではあるが、ヨーロッパではクリスマスの飾りとして広く用いられ、北欧ではモミや柊ヒイラギと同じ位…ヤドリギはクリスマスに飾られ、ヨーロッパではオウシュウヤドリギがが使われるらしい。フランスではクリスマス前になると、朝市などでヤドリギのブーケが売り出されていて、それを玄関のドアの上に飾ったりするそうだ。クリスマスにヤドリギの下で女性に出会ったら…キスをしても良い…キスをしなくてはならない…そしてヤドリギの下でキスをした二人は…結ばれ…永遠に別れない…これが北欧のヤドリギ伝説なのだった。クリスマスには目指す相手が通る時間帯に…女性はヤドリギの下にいるらしい…何処の家でもヤドリギが飾られているので…このように昔からヨーロッパ人の生活の中に根をおろしたヤドリギは、よほどポピュラーな植物だったらしく、工芸の分野でもさまざまなデザインで登場する。とりわけヤドリギの「半寄生生活」に儚さや虚しさを見いだしたアール・ヌーヴォー期のアーティスト達には、このモティーフが喜ばれた

 ヤドリギは平和の木でもあったようで…その昔喧嘩をしていても…戦っていても…ヤドリギの下ではキスをしなくてはならない…と。また、ヤドリギの中には春を待つ木の精が住んでいる…とも言われ、大地に根を張っていないのに…冬でも青い葉をたたえているヤドリギを人々は【神の宿る木】とも言っていたようなのだ。神の宿る平和の木…愛の木…ロマンチックな話ではあるが、狙った相手をヤドリギの下で待ち伏せるという話だから、女のしたたかさを言いたかったのかも知れない。
ヤドリギ ココ↓には、ロマンティック伝説とは対極にある、ドキュメンタリータッチの素晴らしい記録写真と解説がある。

ヤドリギ と ヒレンジャク

◆ヤドリギの果実

◆ヤドリギ の viscin組織

◆ヤドリギの花

なかなかの植物ルーム(花*花・flora)

















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宿り木の止まり木・・・

ヤドリギヤドリギ 不思議なことは続くことがある。昭和池が満水状態で通れなくなった道の迂回路を造ろうという縄師・Kさん、ピュア・Cさんと三人で“思いやりの道”を登った日のコト・・・この前日に同じコースをピュア・Cさんと歩いたときにコンパスをなくした。コンパスを使うことなどあまりないのだけれど、新しいコースの位置を眼で確かめてみたくなり、余計な色気を出したのがアダになったか何処かで落としたらしいのだ・・・「あった!!Tokira!あったヨ!・・・」前を行くピュア・Cの叫び声に眼をやれば、岩場の木を指しながら「ここに引っ掛かってたよ、よかったね・・・よかった!」と我がコトのように喜んでくれるのだった。ピュア・Cさんの“ピュア”は、いつもこういう風に現れるのだった・・・ありがとう!ピュア・C!ヤドリギヤドリギ諦めていたコンパスが見つかるという幸運に、足どりも軽く、折り返し下山・・・途中、“マドロミの丘”辺りまで来たところで、縄師・Kさんが不思議そうに視線を凝らしている。その先に眼をやれば・・・「あっ、それ!? ヤドリギや!」・・・こんな低いところにヤドリギとは、至近距離でヤドリギ観察ができるという幸運!この日二つ目のラッキーなのだった。眼の高さでヤドリギを観ることが出来るのは開通間なしの“思いやりの道”なればこそではないかと思う。三草山では「ヒノキバヤドリギ」(【Aladdin's cock】 自殺する!?檜葉宿り木・・・)はよく見かけたけれど「ヤドリギ」は“初物”・・・果実をヒレンジャクなどの鳥が好んで食べると言われているが、種子を取り巻く粘液質は、消化管を通っても粘着性が失われないので、種子を含んだ粘着性のある糞となり、木の幹や枝に貼り付くことによって分布を広げていくらしい。・・・「ヤドリギ」について詳細はここをクリック◆「ヤドリギ」100313mks0056_RJ.jpgこの日三つ目の幸運と言おうか不思議は下山後、東屋でお茶など振る舞いながら談笑した“妙に幸せそうな男たち”による・・・「悩める男たちの 悩ましい話」というこの日取って置きの“不思議に悩ましい話”があるのだけれど、話の内容があまりにも悩まし過ぎてエロボケ老人の作文能力程度では簡単にカバーし切れず、「悩ましい男とその仲間たち」の写真だけを貼ることにして、話の内容はまた後日にでも・・・。








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冬ざれの林の赤い枝・・・

100214mksym0008_RJ.jpg100214mksym0004c_RJ.jpg 北の山が雪を被った朝、日中は気温も上昇し穏やかな天気になると言う予報に快晴の三草山を歩いた。日陰にはうっすらと雪があったけれど、風もなく明るい陽射しに誘い出されたか駐車場もそれなりに賑わい、アノ花林糖氏にも久しぶりに遇った・・・駐車場まで来る途中の小川にカルガモ親子が行列して歩いているのを知っているかと尋ねたら、なんでも「ヒザを傷めて暫く山には来てないから知らんのや・・・もう大丈夫やから、また見てみるわ・・・」と言い残して登っていった・・・干上がりそうになったヒキガエルのオタマジャクシに、バケツで水を運んでやったという同年代のアノ心優しきオトーサン・・・心なしか淋しげに見えたけれど、コチラの気のせいか。100213mksym0015_RJ.jpg100213mksym0019_RJ.jpg この日は久しぶりにオーソドックスな三草コースを上り、新道「思いやりの道」を下ることにして歩き始めたら、いつの頃やら顔見知りになった人たちと出くわし、冬ざれの林の中ではネジキの赤い枝が目立つ・・・紫外線から新芽を守るため、芽吹くまでの間は枝の先を赤く染めるのだといわれている。新しい枝が赤い漆塗りの様に見えるので、ヌリシバ(塗柴)とも言われ、その他カシオシミ、コマノキ等の別名があり、材は洋傘の柄や薪炭に、樹は庭木、花は生花に使われ、近縁種のアセビ等同様有毒で、牛や馬が食べて中毒を起す事もあるというけれど、どこまで確かな話なのかは知らない・・・。山頂から新道「思いやりの道」に入り、途中の眺望が効く場所から眺める昭和池は明るい陽光に映え、綺麗なブルーやエメラルドグリーンなど様々な表情を見せる・・・この日の昭和池は、さしずめピーコックブルーかピーコックグリーンと言ったところ・・・。シーズンになり、コバノミツバツツジのピンクがちりばめられた景観を想像するだけで心ウキウキ「思いやりの道」のきょうこの頃ではある。













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ネズの木のはなし・・・

100207mksym0039_RJ.jpg100207mksym0045_RJ.jpg 「ヤブ漕ぎの際、見た目以上に手こずるのがこの木や・・・名前がわからんのやけど、確かムロとか・・・」以前、縄師・Kさんがこんなコトを言っていたのを思い出した。「ムロ」とは、私も子どもの頃聞いた記憶があったので検索してみたけれど、それらしい記述は現れず、結局“樹木お尋ねサイト”で尋ねてみたら「ネズ」と言う名前で、別名に ネズミサシ、トショウ、ムロノキ などがあり、利尿、発汗、風邪、尿道炎など生薬として利用されているらしい。土壌の薄い場所や尾根などの乾燥しやすい場所では、この木、ネズがよく目立つといわれている。ネズの木は「杜松」と書き、音読みして「トショウ」と呼ばれることもあるようで、名前に松という字が入っているように、松のような針状の葉を持つ針葉樹であり、その針葉でネズミも刺せるというところから別名のネズミサシはきているらしい。球果は翌年または翌々年の 10 月頃に黒紫色に熟し、ヨーロッパ産のネズは、古くから果実を薬用に用いていて、酒のジンの始まりでジンの元祖でもある。100210mksym0018_RJ.jpg また、この木には童話に有名な話があり、どちらかと言えばコチラ「ネズの木の話(初版グリム童話)」の方が興味をそそられる。


グリム童話「ネズの木」

「僕の母(継母)さん、僕を殺して、
 僕の父さん、僕を食べた、
 僕の妹、マレーンちゃんが、
 僕の骨をみんな拾って、
 絹の布に包み、
 ネズの木の下に置いたよ。
 キーヴィット、キーヴィット!
 ああ、なんてきれいな鳥だろ、僕は!」

一度は死んで、実母と同じように、ネズの木の根元に埋められた男の子が、鳥として甦って、この歌を歌いながら、継母に、復讐を果たします。
いくつかの典型的な物語の展開パターンが組み合わされたお話ですが、継母が林檎の木箱の蓋に男の子の首を挟んでちょん切ってしまい、その首を布でくるんで胴体に乗せて、妹マレーンちゃんにその首をはたき落とさせ、最後には、スープにしてお父さんに食べさせてしまうという、かなり猟奇的な要素の濃いお話です。

ここで出てくるネズの木・・・マハンデルバウム・・・は、若返りの木であり、その実は、ジンの香料に使います。
この男の子の実母は、長いあいだ子供が出来なかったので、ネズの木に願をかけ、ネズの実がなる頃には、その実をがつがつと食べてから、男の子を産み、すぐに死んでしまいます。そして、遺言により、ネズに木の根元に埋められます。
どうもこのお話は、ネズの実という若返りの薬を使う、魔女一族のお話だったような気がします。

「ネズの木の話(初版グリム童話)」の紹介([AKIRA-CHIN's DB])

 グリムの原作は、子持ちのやもめ男と結婚した女が前妻の子である少年を疎み、ついには殺してしまうという話・・・子殺しの罪を隠蔽するため、継母は、殺した少年の遺体をバラバラにしてスープの中に入れ、父親に食べさせてしまうのだが、この父親と冷酷な女の間に生まれた少女は兄の死を悲しみ、テーブルの下に捨てられた骨を拾い集めて、少年の母が葬られているネズの木の根元に骨を埋める。すると少年の骨は鳥になって飛び立ち、継母の頭上に石臼を落として復讐する。継母が死ぬと少年は人間の姿に戻り、父親と兄妹は仲良く暮らすようになる……。と言った話なのだけれど、グリムの原作を知れば、かなり猟奇色の濃い話で、なにやら現代社会に増えつつある“子殺し、親殺し”などの殺人事件に通底している風もあり、おぞましい話ではある。








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ゴンズイ

ゴンズイゴンズイゴンズイ ミツバウツギ科
( 【六甲山系植生電子図鑑】)
 この木を見るのも久しぶり・・・数年前に明神山の登山口で見たのが最初だった。何処にでもありそうで、あまり見かけない木ではあるが、田倉山では比較的大きな木を数本見かけた。特徴のある赤い果実をつける頃なので目に止まりやすかったのかも知れない。それにしても、写真に撮った木は大木だった。ゴンズイのこんな大きな木を観るのは初めてだった。この小さな山はゴンズイの生育に適した環境なのかも知れない。ゴンズイは材が脆くて役に立たないので同じような役にたたない魚のゴンズイの名がつけられたという 「ゴンズイ」でWeb検索すれば、その殆どがゴンズイ(権瑞)という名の魚に関するサイトがピックアップされ、見慣れない魚の画像を目にすることになる。樹木の「ゴンズイ」は“権萃”で魚は“権瑞”と漢字では表記されていたけれど字面から判断するだけでも両者に大差は無いらしいコトは想像がつく。この魚は、子どもの頃、川でよく刺された魚「ギンタ(陸に上げるとギィギィと声?をたてた)」によく似ているので、“ぎんた”で検索してみたがそんな名前の魚は出てこなかったけれど、明石ではゴンズイのことを「ギンギ」と呼ぶらしい(この呼び方が近い)・・・ナマズ目ゴンズイ科ゴンズイ属 ゴンズイ、 背びれに鋭い棘を持ち、刺されると強い痛みが何時間も続く。ナマズの仲間では唯一海だけで一生を終えるというから、“ギンタ”と呼んでいたものと同じではないけれど仲間であることは間違いないようだ。因みに各地での呼び名は、「うらご」「ゆるべ」「うるべ」「ぐぐ」「ぎゅうぎゅう」「うぐ」「ぎぎめ」などがあるという。和名の由来は「牛頭魚」(ゴズイオ)から来ていると言う説がある。「牛頭」とは牛頭人身の地獄の鬼神のことで、ゴンズイは頭部が牛に似ていて、背中や胸に毒腺があるので悪魚の意味でそう呼ばれたらしい。いずれにせよ「ゴンズイ」という名前は“樹木”が先か“魚”が先なのか・・・ちょっと面白そうなサイトもあったけれど、いずれも詰め切れず、やや食い足りない。ゴンズイゴンズイ






◆ゴンズイという名の植物があります。樹木の一種です。魚にも、同じ「ゴンズイ」という種名のものがいます。なぜ、植物と魚で、同名の種がいるのでしょうか?
 この謎を解くには、「ゴンズイ」という言葉の語源を、探る必要があります。ところが、この語源が、わかっていません。より正確に言えば、諸説があります。けれども、定説がありません。決定的な証拠に欠けるからです。(図鑑.netブログ: ゴンズイの名の由来は?)

ごんずいが面白い( 趣味の小箱)








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アオハダの赤い実・・・

アオハダ果実アオハダ果実アオハダ(モチノキ科 モチノキ属)
植物生態研究室(波田研)

 葉が緑のうちに果実が赤く熟するこの時期のアオハダは目を惹く。ものの本によれば、短い枝に葉や花がかたまってつく「アオハダ」ならばこその美しい光景である・・・赤い実は、よく目立ち、鳥たちを誘うため樹冠の外側や上につけているのだといわれている。「緑の葉と赤い実」のアオハダは今が見ごろということか・・・。
アオハダ果実アオハダ果実アオハダはほぼ隔年に結実するといわれていて、雌雄異株で、結実するためには、周囲の雄木および雌木が同じ年の同じ期間に開花し、受精する必要がある。ブナは6年か7年に一度など、樹によっては種子の豊凶年の間隔が決まっているらしい。 このように子孫を残すためには開花時期の同調性が必要になり、特に雌雄異株の木では、開花の多い年と時期の同調するタイミングが不可欠であり、ブナなど雌雄異株の種子の豊凶のメカニズムはまだ解明されていないらしい。






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自殺する!?檜葉宿り木・・・

ヒノキバヤドリギソヨゴ 「ヒノキバヤドリギ」という初めて見るパラサイトな植物に出会ってから、宿主確認のためと、ヒノキバヤドリギの花や果実など詳細を確認するため、再び山に出かけた。カメラに収めることを第一義と思い込んでいる私のような人間は、得てして、写真に撮ってしまえば「コトが終わった・・・」と、錯覚し、ひと息ついてしまう悪い癖がある・・・カメラを植物観察のための道具として使いこなせていたら、幾度となく、こんなコトを繰り返したりはしないのだろう・・・とは、いつも思うけれど、こんなところが「まだまだ、シロート・・・」たる所以。ヒノキバヤドリギヒノキバヤドリギ宿主は「ソヨゴ」で間違いないと思う。↑左の画像をクリックし、拡大すれば、・・・画質はあまり良くないけれど・・・さほど大きくもないソヨゴの枝に、黄緑色のヒノキバヤドリギが所々で確認できると思う。「ヒノキバヤドリギ」は他の樹木に寄生する寄生植物ではあるけれど、宿主から全ての栄養素を貰っているわけではなく、茎や葉には葉緑体もあり、自ら光合成も可能で半寄生植物ということになるらしい。ヒノキバヤドリギヒノキバヤドリギ シャコバサボテンにも似た棒状の茎は扁平で節があり、鱗片状の葉・・・“葉”とは名ばかりの小さな突起・・・は、節に対生する。因みに、1mmにも満たない小さな黄色い花も付けていたけれど高倍率のルーペでもない限り、細部の観察は不可能。果実(中段右の画像)はやや黄色味を帯びていて、中には種子が1個あり、熟すと果皮が破れ付近の枝や葉に1mも飛び散り、樹皮についたものだけが発芽するのだという。仮に、鳥が果実を食べ、排便することによって種子が枝に張り付くといった散布の仕方なら、枝の下部(裏側)に寄生することは、まず不可能と想われるので、果実が破れ、弾け飛ぶことによって寄生、増殖するという考え方が、ほぼ正しいのではないか・・・と、モノの本には記述されている。この「ソヨゴ」の辺りを見回していたら崖下1mほどのところにあるシャシャキ?に寄生しているモノを確認できた・・・その気で見れば結構ありそうな宿り木ではあるけれど、当然、コレだけ寄生されると宿主はかなり弱っているようで、葉を落とし枝も傷みが目立つ。寄生してその栄養分をすっかり吸いとり、宿主が枯れるとヤドリギも枯れる・・・これを「ヤドリギの自殺」というらしい。











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Tokira

Author:Tokira
写真、山歩き。
マイルス・デビスやチャーリー・ミンガスもいいけれど
浅川マキのセンチメンタルジャーニーにシビれるジャズ好き。
近頃は吉田日出子の「リンゴの木の下で」を聴いては
ホロリと黄昏れている・・・
時々、照れ隠しに『淫蕩火』を名乗るエロ老人。

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